2020年9月5日、横浜のサレジオ学院様とともに、
フェアトレードの勉強会を開催しました。
学園祭で、フェアトレードの研究内容を発表されるとのことで、
今回は、せいぼの代表が、生徒様たちの考えた質問を受け、
インタビュー形式で実施されました。
コロナウイルスの中、対面でのインタビューなどは困難な中、
生徒様が工夫され、学園祭に向けての準備をされていたのが印象的でした。
せいぼは今後も、サレジオ学院様を応援していきます。
2020年9月5日、横浜のサレジオ学院様とともに、
フェアトレードの勉強会を開催しました。
学園祭で、フェアトレードの研究内容を発表されるとのことで、
今回は、せいぼの代表が、生徒様たちの考えた質問を受け、
インタビュー形式で実施されました。
コロナウイルスの中、対面でのインタビューなどは困難な中、
生徒様が工夫され、学園祭に向けての準備をされていたのが印象的でした。
せいぼは今後も、サレジオ学院様を応援していきます。
せいぼでは、北部の小学校の給食支援を実施しています。
コロナウイルスの影響で、一時的に支援を停止していましたが、
6月16日~18日の間で、北部のムジンバのカプータ地区に訪問し、
せいぼの担当者は、給食の提供を実施することとなりました。
カプータ地区の学校に通う子供たちに対して、
政府の推奨に従い、1人につき5kgの食事を提供することとなり、
現在、準備を実施しています。
また、現在せいぼが北部に持つ給食の在庫に加えて、
23.2トンもの食事が、南部のブランタイアより、
北部のムジンバに運ばれることとなります。
食事以外にも、手洗い用のバケツなどの衛生管理用具も含め、
現地に分配し、総合的な支援を実施します。
以上の取り組みによって、北部の小学校にも、
子供たちが少しずつ安定した食事ができ、
学習ができる環境を整えていければと思います。
皆さんの支援は、全て現在、北部、南部で実施している、
せいぼの給食提供のために使われます。
ご支援は、こちらから!
これからも、どうぞよろしくお願いします。
マラウイの現状
マラウイは、3月から学校の閉鎖が続いています。
7月中旬には、学校の再開を検討していましたが、ウイルスの蔓延の状態から、
再開が困難となっており、現在も子供たちが学校に行けない状態が続いています。
現地のせいぼスタッフは、2020年3月より、
学校の閉鎖中の子供たちの家庭の支援を開始しましたが、
以上のような状態を考え、6月より、5kgの緊急支援パックの提供を始めました。
現在は、北部の小学校、南部のCBCCを対象に、
緊急支援のパッケージの配布を実施しています。
1家族約3,000円で、1つの緊急支援パックの支援となります。
そして一方の南部では、6月まで、せいぼはCBCCに対して、週に7日間、朝食を提供していました。
その後7月より、衛生面などの問題から、保護者を通して、家庭の調理用として、
CBCCで食事を提供する形に変えました。
北部、南部ともに、現在実施できる限りの形、最大限の支援をしています。
支援パッケージについて
以下が、現在、現地スタッフが提供をする予定の内容です。
どれも、衛生管理、食事に対して、欠かせないものです。
-25kgのメイズの粉
-2kgの砂糖
-2kgの豆
-500gの塩
-100gの紅茶
-1kgのソヤ豆
-6個の石鹸
-2ℓの調理油
-4個の入浴石鹸
-2個の水質消毒ボトル
-身体のケア用のワセリン
必要な経費
以上のパッケージが、73個必要なのが現状で、
6239ドルが必要となります。
73組の家族を支えるためのパッケージとなり、
現地のせいぼスタッフによって、配られる予定です。
これらの支援によって、マラウイの現状を少しでも安定させ、
学校の再開までの支援にできればと思います。
また、せいぼは、この支援を、7月から約3か月間実施する予定で、
現在活動をしています。
これから、皆さんの支援がマラウイのために必要となります。
1口3,000円で、受け付けております。
こちらこちらこちらから、ご支援可能です。
どうぞよろしくお願いします。
コロナウイルスの影響で、マラウイの学校は3月より閉鎖し、
子供たちは学校に通えない状態が続いています。
せいぼは、給食支援団体として、この状況に応じ、
家庭訪問を実施した上で、食事の配達、
衛生用具の分配を実施しています。
しかし、一方で子供たちの勉強は、どのように対処し、
進めていくのが適切でしょうか。
マラウイの各家庭では、インターネット環境はもちろん、
電気の共有は十分ではありません。
従って、オンライン教育を実施するのは難しい状態です。
そのため、マラウイ政府は、ラジオでのプログラムを通じて、
各家庭に、一般的な文字の学習、算数、理科を中心に、
学習内容を提供しています。
また、今後、紙媒体でも、特定の教材が援助として、
配られる予定となっています。
マラウイの教育省によれば、学校の再開は7月13日を予定しており、
大統領選挙の数週間の日程となっています。
現地の状況に合わせての判断となりましたが、
できるだけ早く、子供たちを学校に返すのが、とても重要です。
その理由は、もちろん教育を届けることも挙げられますが、
同時に、子供たちが、学校給食を摂ることができるという理由も、
大事なこととして挙げられます。
せいぼの現地スタッフは、北部の小学校に、約23トンの給食を届け、
学校の開始に向けて、動き出しています。
私たちせいぼの役割は、現在の情勢の中で、極めて重要です。
皆さんの支援も、こうした現地の食事の提供に充てられ、
活動が展開されます。
ご支援はこちらから!
これからも、どうぞよろしくお願いします。
せいぼは、現在、7月まで学校に通えず、
給食の提供も受けられない子供たちの家庭に対して、
家庭訪問を実施し、食事、そして衛生管理用品を、提供しています。
多くの家庭が、学校給食を頼りに生活しており、
母子家庭となっている場所が多く、
改めて、学校給食の重要性を体感しています。
今回は、こうしたいくつかの家庭をご紹介します。
シャダイちゃんの一家
シャダイちゃんの一家は、お父さんが南アフリカに行き、
帰って来なくなってしまったこともあり、
現在、お母さんがシャダイちゃんを含む、
5人の子供たちを支えている家庭です。
お母さんは、家のローンを払うために金銭的な余裕が奪われ、
食事も十分に確保ができていません。
そのため、学校給食が、子供たちにとっては、
とても重要な栄養源でした。
学校に行けていない子供たちは、お母さんから、
アルファベットなどを教わっていました。
エリザベスちゃんの一家
エリザベスちゃんの家も、お父さんが出稼ぎに行きましたが、
ウイルスによるロックダウンの影響で、
家への仕送りが十分にできない状態が続いています。
お母さんが外で仕事にしている最中は、
近所の人にエリザベスちゃんは預けられますが、
その間はあまり精神的に安定せず、
お母さんは悩んでいました。
せいぼから食事が提供されることは、
精神的にも、肉体的にも、家庭の支えになっています。
以上のように、母子家庭で、子供を多く持ち、
生活の困難を抱えている中では、
学校給食は大きな力を持っています。
皆さんも、こうしたマラウイの現場に対して、
お力添えを頂くことができます。
こちらこちらこちらから、ご支援ができます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
現在、コロウイルスの影響下において、
マラウイでも被害が続いています。
せいぼは、これまで3月より、
家庭訪問を実施し、支援先の子供たちと、その家族に対して、
給食支援を実施してきました。
それらの配達物の中には、食事以外にも、
石鹸などの衛生用品、食事の用具など、
生活の必需品も含まれています。
以上のような、今回のコロナウイルスの影響で、
通常よりも資金が多く掛かっているのが現状です。
さらなる支援の拡大について
以上に加えて現在、せいぼでは73人の貧困層の子供たちへの支援と、
支援先として登録されているCBCCの335人の子供たちへ、
緊急で家庭への食事の提供を実施する予定となっています。
※CBCCとは、”Community Based Children Center”の略称で、
地元の共同体が行っている小さい保育園です。
73人の子供たちは、通常「せいぼキッズ」として登録され、
地元の保育園による奨学金、せいぼの資金的支援で、
保育園に通っている子どもたちです。
また、335人の子供たちは、以下のCBCCの子供たちとなります。
Tiyamike CBCC- 15人
Mwayi CBCC- 26人
Tilitonse CBCC- 18人
Tikondane CBCC- 31人
Chisomo CBCC- 20人
Kachimera CBCC- 32人
Makapwa CBCC- 49人
Chilingani CBCC- 72人
Mulambe CBCC- 56人
以上の子供たちの家庭には、それぞれに対して、
約30日分の食糧が支給されることとなります。
山間部に住むこれらのCBCCに通っている過程は、
通常でも学校給食以外には食事を摂ることが難しいことが多く、
現在も特に、支援が必要な人々となります。
必要な支援について
以上のせいぼの支援ですと、一つの家族に対して、
それぞれの子供の子供の分の30日分の支援のみが、
提供されることとなります。
そのため、家族の全員には行きわたらない可能性も高く、
家族によっては、十分な食事を摂ることができんません。
従って、一つの家族に付き、約30ドルの支援が拡大できれば、
子供たちに確実に食事が届けられると、せいぼは考えており、
その予定で実行に移していくことになっています。
これからも、皆さんの支援がより一層必要となります。
ご支援は、こちらこちらこちらから、承っております。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2019年の給食支援を振り返って
2019年も、一年間大変お世話になりました。
皆様のおかげで、現在13,653人の小学生と、
1,274人の子供たちに対して、給食を提供できております。
1月~2月は、サイクロンの被害などで苦しい時期が続きましたが、
皆様のおかげ、家庭への緊急支援などの対応をし、
乗り越えることができました。
3月~5月は、給食提供の継続が難しい学校が出てしまい、
閉校をよぎなくされましたが、現地のパートナーなどの協力で、
新たな支援先も決まり、給食提供を続けることができています。
6月も、多くのせいぼキッズの成長の報告ができ、
未来に向けた希望を感じる月になりました。
7月~9月は、栄養失調がひどくなってしまった家庭への支援や、
保護者のコミュニティへの支援も行い、
10月~12月の間には、15,000人の子供たちに、
給食を支援できるところまで、成長できました。
活動計算書の報告と感謝
ここまで成長できたのも、皆さんのおかげです。
最後に、活動計算書と現在の役員名簿を載せさせて頂きます。
これからも、皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いします。
※決算報告書
https://www.seibojapan.or.jp/wp-content/uploads/2020/04/a50e3d6066d8c8bade82673b21ca290c.pdf
2020年4月21日、せいぼは初めて、オンラインにおいて、
理事会、総会を実施しました。
今回を機に、オンラインで海外にいる理事とも連絡を密にとり、
活動に対するご意見、ご感想を頂くことで、
もっと活動の成長に繋げていければと考えております。
以下で、理事会、総会でお話をした内容について、
概要をお伝えできればと思います。
私たちの使命
せいぼは、今年で4周年を迎え、
世界中の子供たちに給食を届け、貧困から一人でも多くの子供たちを救い、
世界を変えていくことを使命として、活動しています。
そのことを、改めて心に刻んでいければと考えています。
一年間の給食支援のまとめ
せいぼは、昨年において、約15,000人の子供たちに、
給食を届けるところまで成長しました。
詳しい活動報告は、せいぼのウェブサイトのニュースから、
該当の月の活動を見て頂くことができます。
支援企業について
英国の通信会社モベルは、チャリティ事業を多く展開しており、
利益の大部分をチャリティに還元しています。
モベルのサイトでは、そのチャリティについても見て頂くことができます。
せいぼは、以上のような支援企業に支えもあり、
ここまで成長をしてきました。
コーヒーを通じた支援
2018年から開始した寄付型のコーヒーサイト、
Warm Hearts Coffee Clubでは、コーヒーの購入を通じて、
多くのご寄付を頂いております。
また、昨年公開された映画『風を捕まえた少年』では、
コーヒーの販売、来場者プレゼントを実施しました。
日本の子供たちの給食支援
2019年5月より開始をしている東京の子供たちに対しての、
放課後の食事の支援は、2020年以降も、継続をすることとなり、
今後も皆様にアップデートをお伝えできればと思います。
せいぼからの寄付によって、2019年当時は一回の開催において、
2,000円程度の食費のみとなり、2人~5人の子供たちに、
十分なおかずなどの提供は難しい状態でした。
しかし、現在、平均して5,000円程度を、食事に割くことができ、
栄養価のバランスが取れた食事を提供しているとのことです。
最新の報告は、こちらから見て頂くことができます。
オンラインの共同作業
理事のお一人から、オンラインで理事同士が共同し、
せいぼの活動の意見交換をするDesign Thinkingについて、
ご提案を頂きました。
今後、寄付者様のご要望などを、さらに深め、
対応をしていければと思います。
以上のように、一年間の報告を実施し、
今年の結果の報告となりました。
現在、マラウイの現状が安定せず、ウイルスへの対策も、
今後どうして行くべきか、明確な方針が必要な状態です。
今後、現地からのアップデートがあり次第、ご報告ができればと思います。
これからも、理事の皆様のご指導の下、
オンライン会議も生かしつつ、成長をしていければと思います。
マラウイでは、4月12日において、13人の感染者が存在すると、
政府からの発表がなされています。
マラウイでは、十分な対策がなされているのかが、
疑問視されてしまいますが、都市部から離れ、
人々が集まるスラムにおいては、どうしても施設の不足、
情報の十分な収集が追い付かず、人々が自ら、
自分のできる対策を行っているのみとなります。
例えば、石鹸の入手をいつも以上の試みたり、
きれいな水の確保にさらに力を入れたりなど、
日々の生活の見直しを実施しています。
また、政府からも助言が実施されており、
人が集まる形でのビジネスの実施、自宅待機の勧告など、
緊張感は高まっています。
さらに、マラウイでは以前、ウイルスの感染が疑われ、
一度陰性と診断がありましたが、その後の再検査の実施によって、
陽性と分かった患者が多く発生しています。
こうした事態を受けて、政府の要人たちの批判もあり、
再検査を迫られる人々も、多く発生しています。
大統領のピーター・ムタリカも、自身の給料の10%を、
ウイルス対策に回すなど、事態の緊急性を物語っています。
せいぼでも、現地の状態を意識しながら、活動の仕方について、
給食支援の実施の方法について検討し、
今後の道筋を決めていければと思います。
日々のアップデートに関しては、Facebookも、是非ご覧ください。
せいぼの活動にご協力を頂ける方は、
こちらからも、ご覧いただけます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
現在、日本ではコロナウイルスの影響で、
大きく混乱しており、多くの人々が、食事を買いに走り、
自宅での待機を強いられています。
国としても、自宅待機を勧めれています。
一方のマラウイでは、現地のスタッフからの情報によれば、
日常生活においては、大きな変化はないようです。
学校は既に閉鎖の状態にはなっていますが、
日々の子供たちの様子は、いつも通りとのことでした。
以上の写真は、せいぼのパートナーである、
マザーテレサチルドレンセンターのスタッフの写真ですが、
せいぼのオフィスのあるチロモニ地区では、みんなが団結して、
感染予防に取り組んでいます。
一方で安心ができない部分もあります。
マラウイでは、ウイルスの検査キットがない影響で、
現在感染者が潜在的に存在している可能性があります。
現在、慎重に、日々の生活を送ることも、一方で重要です。
現在の給食提供は、たくさんの人々を密集させる形では実施せず、
現地のせいぼスタッフは、食事となるリクニパーラーを安全に置き、
保護者が取りに来られる場所を設定して、対応をしています。
しかし、現在の対象となっているのは、せいぼが特別に支援している、
「せいぼキッズ」として登録されている家庭のみとなっています。
こうした取り組みによって、現状をしっかり把握した上で、
子供たちに食事を安定共有しています。
また、他の問題として、現地の情報の不足が挙げられています。
現地の過程では、テレビやラジオ、ましてやインターネット環境はなく、
正しいウイルスの予防についての知識を持つことができていないのが現状です。
従って、せいぼのスタッフは、定期的に、”Health Talk”を開催し、
衛生管理についてのワークショップを行っています。
参加した家族の子供たちには、スープやおかゆが提供されています。
また、石鹸なども支給されることになっております。
以上のような対応で、現在せいぼは、できることを全力で行い、
子供たちのため、現地の家庭のために、働いています。
皆さんの力が、これからも必要となってきます。
こちらから、寄付を頂くことも可能です。
これからも、どうぞよろしくお願いします。