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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2021年2月:マラウイの現状 (北部版)
公開日:2021.02.08

2020年2月、せいぼは現地からレポートを頂き、現在の子供たち、
そして家庭の様子について、知ることができました。

現地のスタッフは、2021年の始めには、北部ムジンバを訪問し、
給食の配布を実施しました。
その様子をもとに、以下で北部の様子をお届けいたします。

まず始めに、現地の学校の様子について、お伝えをしたいと思います。
マラウイでは2021年1月4日より、新学期を迎え、学校が再開しました。
その後、せいぼも小学校、CBCCに訪問していましたが、その2週間後、
政府から3週間の学校の閉鎖が勧告されてしまいました。
また、2月4日再び、政府が閉鎖期間の延長を発表し、小学校、幼稚園、CBCCの全てが、
現在閉鎖となっています。

THERESAさんのストーリー

Theresaさんは、二人の子供たちのお母さんです。
二人とも、Kanyerere小学校に通っています。
Theresaさんは、メイズと野菜を育てている農婦さんで、それで生計を立てています。
旦那さんは、南アフリカに住んでおり、家族のサポートは実施していません。
Theresaさんの収入のほとんどは、1学期で約800円程度の子供たちに学費に使われ、
他の生活の基本的な支えとなる収入は、確保ができていません。
そんな中、以下のような言葉を、せいぼに下さいました。

「朝食のために、多くの支援をして頂き、本当に感謝しています。食費が確保されることで、
 収入を家族のために使用することができます。パーラーのおかげで、子供たちの栄養にもなっています。」

MADESS’s Story

Madessさんは、4人の子供たちのお母さんです。彼らは、kanyerere小学校の生徒です。
彼女は、バナナフリッターの”Zitumbuwa”を売り、主な収入としています。
コロナウイルスの被害に遭う前は、旦那さんが夜のガードマンとして働いておりましたが、
上司に雇ってもらうことができなくなり、現在は失業をしています。
旦那さんが家族をサポートできないこともあり、収入で生活を支えられないこともあります。

「パーラーを下さり、本当にありがとうございます。家族皆、助かっています。
 子供たちが毎朝朝食を食べることができ、両親として、とても安心しています。」

KENNETHさんのストーリー

Kennethさんは、5人の子供たちのお父さんで、Kamsombeni村に住んでいます。
彼は、庭仕事や、土でブロックを作成する仕事をしています。
しかし、コロナウイルスの被害後、仕事を得るのは困難な状態です。
5人の子供たちは、Kazomba小学校に通っており、リクニパーラーを食べることができ、
とても喜んでいます。
経済的な不況が続いている中で、せいぼが食事を支援することで、
彼を含む多くの家族の負担が減っていると、彼は語ってくれました。
そして、子供たちが食事ができることに、喜びを感じてくれています。

「せいぼの皆さん、困難の中、ありがとうございます!」

MACKREENさんのストーリー

Mackreenさんは、4人の子供たちのお父さんです。
彼らは皆、Chabere小学校に通っています。
サトウキビや野菜を育てる庭を持っており、それらを売って生計を立てています。
しかし、コロナウイルスの被害がある中では売り上げも減り、
4人の子供たちの世話をするのに十分な収入を得ることができていません。

「せいぼの皆さんによって、リクニパーラーを提供してもらい、とても助かっています。
 とてもありがたく思っています!」

CHARLESさんのストーリー

Charlesさんは、8人の子供たちのお父さんです。
彼は地元で働く大工で、末っ子のCharles Juniorは、kazomba小学校に通っています。

「リクニパーラーをもらうことができ、とても助かっています。ありがとうございます!」

EDWARDさんのストーリー

Edwardさんは、3人の子供たちのお父さんです。
彼らはKanyerere小学校に通っています。
給食配布を受けた日には、15kgのリクニパーラーを、学校で受け取ることができました。
彼が言うには、以前は朝食さえ、子供たちは摂ることができなかったため、
リクニパーラーをもらうことができ、とても助かっているとのことでした。

FELISTERさんのストーリー

Felisterさんは、4人の子供たちのお母さんです。
彼らはKanyerere小学校に通っています。
家族はとても小さな農園を持っていて、お父さんはMzimba Bomaで働いています。
現在、朝食を子供たちに与えるのは困難で、昼食と簡単な夕食を優先しています。
しかし、現在は栄養価の高いリクニパーラーを、せいぼのおかげで調理ができており、
とても嬉しいと語ってくれています。

「寄付者の皆様、本当にありがとうございます!」

NORMANさんのストーリー

Normanさんは、2人の子供たちのお父さんで、彼らはKazomba小学校に通っています。
彼はMzimba Bomaでの簡単な仕事で生計を立てています。
せいぼに対して、感謝の言葉を語ってくれています。

ALENGENIさんのストーリー

Alengeniさんは、3人の子供たちのお母さんです。
一番上の子供は、Davy小学校に通っています。
真ん中の子は、幼稚園に通っていて、末っ子は家にいます。
旦那さんが、木炭を売る仕事をしていて、彼の収入に家族は頼っています。

「リクニパーラーのおかげで、子供たちが毎日朝食を食べることができています。
 そのことで、子供たちは健康にいることができます。せいぼの皆さん、
 現在のこうした仕事を続けて欲しいです。子供たちはお腹が空いて泣いていて、
 私たちもお金がない状態です。」

LILIAさんのストーリー

Liliaさんは、4人の子供たちのおばあちゃんです。
彼女は最近、あるムジンバの大学のトレーニングスクールに対して、
定期的に野菜を送る仕事を勝ち取り、野菜を育てて生計を立てています。
しかし、その学校も、閉鎖が決まった影響で、仕事がキャンセルになってしまいました。
4人の子供を、南アフリカに仕事を見つけるために行ってしまった両親の代わりに育てるため、
一人でおばあちゃんとして住んでいます。
彼女の写真は、リクニパーラーを取り、4人の孫が朝食を摂れることに対して喜んでいるところを、
写したものになっています。
「せいぼの皆さん、本当にありがとうございます。パーラーは大きな力になっています。」

ROSEMARYさんのストーリー

Rosemaryさんは、6人の子供たちのお母さんです。
2人は、Kazengo小学校に通っています。
彼女の旦那さんは、Mzimba Bomaのお店で、カードマンをやっています。
彼女は、リクニパーラーを入手でき、とても喜んでいました。
家族の助けとなり、そして何よりも子供たちの朝食になると言っていました。
毎日朝食を食べれないこともあったため、大きな力になります。

TAFANJIさんのストーリー

Tafanjiさんは、4人の女の子のお母さんです。
彼らは皆、Kazengo小学校に通っています。
パーラーをもらうことができ、彼女はとても喜んでいました。
そして、彼女は家庭で子供たちの教育をしています。
ホームスクーリングを、自主的に実施することができています。

THOKOZIREさんのストーリー

Thokozireさんは、2人の男の子のお母さんです。
旦那さんは、家を出てしまい、子供たちとだけ生活をしています。
揚げたおやつのMandasiを売って生計を立てています。
また、兄弟の助けにも頼っています。
せいぼからリクニパーラーをもらい、とても感謝をしていました。

これからも、皆さんのお力添えが必要です。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
ご支援は、こちらから!