Makoto Yamada のすべての投稿

マラウイの食材と雨季について
公開日:2025.01.30


2025年より、JICAでマラウイに渡航している木村さんから通信を頂いており、せいぼでも紹介をさせて頂いております。
今回は、マラウイの雨期、そして食材についてです!

マラウイの雨季
マラウイでは11月~3月くらいまでが雨季になっています。
雨季といってももちろん晴れているときもあります。
日本の梅雨とはまた少し違って、雨雲がやってくると激しい雨が1~2時間降り、そのあとはすぐに晴れることもあります。湿度もそこまで高くありません。
現地の人はバケツや布を傘代わりにしているそうです。

食材
マラウイでは道端のいたるところに木で作られた、やおやさんのようなところがたくさんあります。
野菜や果物などは種類がたくさんあり、日本でもおなじみのトマトやオクラ、ナスやバナナなどが手に入ります。
日本ではあまり食べられていませんが、マラウイではかぼちゃの葉っぱを塩で炒めて食べることがあります。
ほかの青菜と同じように調理します。

そして一番驚いたのはマンゴーがとても安いということです。
1つ100クワチャ(10円以下)で買うことができ、毎日たくさん食べています!!

Giving Tuesdayにご紹介頂きました!
公開日:2025.01.28


せいぼは、2024年のGiving Tuesdayにおいて、マラウイの給食支援活動をテーマにした取り組みを紹介させて頂きました。
(記事はこちらから!)

Giving Tuesdayは「与えること」を促進し、その経験を多くの人々に伝えていく国際的なムーブメントであり、寄付やボランティア活動を通じて社会に貢献する活動として、世界中で広がっています。この理念に共鳴し、せいぼは支援者の皆様とともに、マラウイの子どもたちに温かい食事と希望を届ける活動を広めたいと考えております。

Giving Tuesdayを通じて広がる支援の輪
Giving Tuesdayのミッションは、世界中の人々が持続可能な未来を築くために、資源や時間を共有し合う文化を醸成することです。この理念のもと、せいぼも「共感」と「連帯」を大切にしながら、支援の輪を拡大しています。

今回のGiving Tuesdayの記事では、包括的に私たちの活動をご紹介頂いており、とても有意義な機会を頂きました!
本当にありがとうございます!

国際的な連携を強化し、未来へ向けて

せいぼは、Giving Tuesdayを通じて得た広報の機会やご支援をもとに、マラウイの給食支援をさらに広げることを目指しています。特に注力しているのは、海外の高校や日本のインターナショナルスクールとの連携です。これにより、若い世代が世界の課題に目を向け、行動を起こす機会を提供します。
生徒たちが直接支援活動に関与することで、グローバルな視点を持つリーダーシップを育成することも期待しています。

また、マラウイ現地の教育機関や地域コミュニティと協力し、子どもたちが食事だけでなく学びの機会にも恵まれるよう、より包括的な支援体制を構築していく計画です。これにより、持続可能な発展目標(SDGs)の達成にも貢献していきます。

Giving Tuesdayと共に目指す社会的インパクト
せいぼは、Giving Tuesdayのビジョンである「与えることを通じて、より良い社会を築く」という考えを共有しています。このムーブメントに参加することで、支援の枠を広げ、多くの人々が支援活動に参加するきっかけを提供できると信じています!
(記事はこちら!)

西南女学院大学の英語プレゼンテーション
公開日:2025.01.27


西南女学院大学では、NPO法人せいぼのWarm Hearts Coffee Clubのコーヒーを販売して頂いており、英語学科の国際支援活動、サービスラーニングに繋げて頂いております。
その成果として、英語でのプレゼンテーションを、”Tell Me a Story”という企画の中で実施をして頂きました!

学生の皆さんが、マラウイについて、そしてそこで採れるコーヒーの魅力と販売の経緯、それを通して学びなど、多くの点を英語で表現してくださいました。
学生の皆さんにとって、大学生活の一つのStoryに加えて頂いたことを、とても光栄に感じております。

西南女学院大学では、2024年の学園祭、クリスマス会での販売を実施して頂きました。
今後も、学生の皆さんの学びと国際支援に繋げていくため、活動を盛り上げていければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!

ノベルティグッズとしてマラウイコーヒーが紹介されました!
公開日:2025.01.26


NPO法人せいぼは、2025年も皆さんのご支援、ご好評を頂き、マラウイ産のコーヒー、紅茶を多くの方に楽しんで頂き、日常からマラウイのことを思い出して頂き、その子供たちの未来に繋がる風味をお楽しみいただいております。

そのWarm Hearts Coffee Clubの取り組みとして、2024年よりお付き合いをさせて頂いている「サステナブルノベルティと企業をつなぐ」をコンセプトとするGood Hub様より、コラボ商品、ノベルティグッズをリリースさせて頂きました。

Warm Hearts Coffee Clubは、企業様にも多くのご支援を頂いており、ノベルティグッズやクライアント様へのギフト、季節の贈物、社内のコーヒーとしてのご使用などを頂いております。
SDGs関連のイベントとしても、展開をさせて頂いております。

これからも、よろしくお願いします!
是非、こちらから詳細をご覧ください!

図書館カフェでマラウイコーヒー!(三重県立白子高校)
公開日:2025.01.24


三重県立白子高校は、教育の一環として、マラウイの給食支援とフェアトレードに関する学習を推進されています。
その一環として、同校の図書館カフェでマラウイコーヒーが提供されることとなりました。
これは、学生たちが国際問題への理解を深め、持続可能な社会の実現に貢献するための貴重な機会となりました!

事前授業と教材の作成

この取り組みの一環として、白子高校では事前授業も実施しています。
授業では、マラウイの現状やフェアトレードの基本的な概念について学び、生徒たちは具体的な問題意識を持つことができました。
これにより、生徒たちは単なる知識の習得に留まらず、実際の課題解決に向けた思考を深めることができました。

生徒の皆さんは、カフェで展示するものなども、学習の発表として他の生徒様用に作成しました。
こうした取り組みは、生徒たちが主体的にメッセージを受け取る手助けとなり、学びの深さを増す結果を生んでいます。

図書館カフェでのマラウイコーヒーの提供

図書館カフェで提供されるマラウイコーヒーは、実践的な国際理解の取り組みの象徴的な一環といえます。
質の高いマラウイ産のコーヒーを味わいながら、学生たちは国際的な視点を持つ体験をすることができました。
コーヒーを通じて、フェアトレードの意義を実感し、現地の農家やコミュニティへの支援の重要性を考える機会となります。

マラウイコーヒーの提供は、単に飲み物を楽しむだけでなく、背景にあるストーリーや生産者の努力を尊重する行為でもあります。生徒たちは、コーヒーを飲みながら、その生産過程や市場での位置づけについて考え、さらに学びを深めて頂ければ幸いです!

マラウイへの旅とは(ななめうえトラベルの取材)
公開日:2025.01.24


いつもありがとうございます。
新しい記事として、株式会社エレビスタ様が運営する、ななめうえトラベルというメディアに取材をして頂きました。
コーヒーのサプライチェーンの話を通した「旅」、マラウイへの渡航経験という点の「旅」という切り口で記載しているので、よろしければご覧ください。

アフリカの人口は今後も拡大が見込まれています。
マラウイを通して、アフリカで暮らす子どもたちの未来を、日本の子供たち、学生、企業とともに支えていくネットワークとしての役割を担っていきたいという思いを、記事にしています。
これからも、それがフェアトレードや教育事業の推進へと繋がることで、将来的には多くの人がマラウイに旅をしたいと思っていただけるような事業としていきたいです!

記事は、こちらから!

2024年12月の活動レポート
公開日:2025.01.23

2024年12月のマラウイの活動についてのレポートとなります。
皆さんのご支援のおかげで、給食支援を継続することができております。
是非、以下で具体的な現地のストーリーと、実際の学校給食数をご覧ください!

南部ブランタイヤ地区

Bizzy Beez Nursery School(ビジー・ビーズ幼稚園)
12月9日、せいぼマリア(マラウイで活動するせいぼじゃぱんのパートナー団体。せいぼじゃぱんとせいぼマリアを総称して「せいぼ」と呼んでいます。)はBizzy Beez幼稚園にて、給食の試作を行い、従来一食あたり80グラムの粉を使用していたものを、100グラムにした時の栄養素や量の違いを計測しました。

結果として、従来の80グラムでは幼稚園児には十分ではあるものの、小学生の子どもたちにとっては十分ではない量であるということがわかりました。
そのため、今後は幼稚園・CBCC(地域主体の子どもセンター)では一食80グラム、小学校では100グラムで調理していくことに決定しました。

(給食の原料であるリクニパーラを計測している様子)


(せいぼスタッフの学校給食担当スタッフが調理を実演している様子)

Chisomo CBCC(チソモ CBCC)
12月9日、Chisomo CBCCの地域住民と、彼らの長年の水問題に対する解決策として井戸を建設することについての地域ミーティングを開きました。地域住民たちはこのアイデアにとても興奮し、井戸の建設に適した場所としていくつかの候補を示してくれました。

水の問題にもかかわらず、地域住民は学校での衛生対策が徹底されるよう努めています。日々の管理によって、子どもたちが飲んだり、手を洗ったり、食器を洗ったりするための安全な水が十分にあることが確認できています。

(地域ミーティングのために集まった地域住民)


(給食前に手を洗うチソモCBCCの子ども)

ブランタイヤでのミーティングと研修
プログラムマネージャーを含むせいぼマリアの北部ムジンバチームは、年末の活動調整のために南部ブランタイヤに出張を行いました。ムジンバチームとブランタイヤチーム合同でせいぼマラウイ全体のスタッフが集まり、ミーティング、理事会の会議、以下のトピックに関する認識の確認を行いました。

給食支援量の記録方法
・月次報告の方法
・写真やビデオの撮影方法、最適なカメラ設定、構図、ポートレートとランドスケープの違いについての実践講座
セーフガーディング
・日々の事業や運営において、 子どもや弱い立場の人々の尊厳を傷つけたり、危険にさらしたりすることのないように、組織として取り組むべき責任(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン報告書より)
・財務標準作業手順(SOP)
チームに適用される取引を行う際の財務的な手順

(学校給食担当スタッフが会議の進行を行っている様子)

Watipa Nursery School(ワティパ幼稚園)
Watipa幼稚園では、子どもたちと教師が食事の前に手を洗うことを徹底しています。手洗いを楽しくするために、教師は子どもたちを見守り、手洗い習慣を促進する明るい歌を歌いながら楽しく行っています。

(手を洗うために列を作る子どもたち)

学校給食の周りに集まった子どもたちの顔はとても輝いています。学校給食の安定した供給は、単なる栄養を超えて、コミュニティとつながりを育んでいます。
給食の香りが漂い、子どもたちの間に喜びを呼び起こします。彼らは空腹を満たすために、各一口を味わい、その美味しさを楽しんでいます。

Fatihu Deen Nursery School(ファティフ・ディーン幼稚園)
「在庫簿にサインすることは、リクニパーラの供給品の到着を確認し、私たちの子どもたちが栄養豊富な食事を受け取れることを保証する、非常に安心で希望に満ちた瞬間です。」と幼稚園の関係者が語ってくれました。

Mpotola CBCC(ムポトラCBCC)

提供された給食は、子どもにとってはその日唯一の食事であるかもしれないことがあります。学校給食は栄養だけでなく、子どもたちが安心して1日を過ごすことができるための大きな要素になっていると給食支援担当スタッフは話しています。

給食支援データ(12月)
合計支援給食数:256,711食
北部ムジンバ地区:238,820食
南部ブランタイヤ地区:17,891食

(学校関係者が給食をせいぼスタッフから受け取る様子)

マラウイの料理の作り方
公開日:2025.01.23


ボランティアの一人が、マラウイの料理についてまとめてくれました!
是非、学校やご関心のある方と一緒に、やってみたいですね!
アフリカの学校給食で提供される「シマ」と「ディウォ」の作り方を説明したレシピです。

シマ(粥のような料理)
材料:
とうもろこし粉 50g、水 250ml
作り方: 鍋にとうもろこし粉と水を入れ、中火で煮立てます。沸騰したら弱火にし、焦げ付かないようにかき混ぜながらとろみがつくまで煮込みます。必要であれば水を足してください。

ディウォ(野菜の副菜)
材料: 玉ねぎ 1/2個、キャベツ 1/2個、トマト 1/2個、サラダ油 適量、塩 少々
作り方: フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを透明になるまで炒めます。キャベツとトマト、塩を加え、野菜が柔らかくなるまで約5分煮込みます。

盛り付け: シマとディウォを一緒に盛り付けて出来上がりです。文書には、現地の人々と同じように手で食べてみることを推奨する記述があります。

シマについての詳細は、こちらからも見てみてください!

マラウイの学校と勉強
公開日:2025.01.20


前回のマラウイの概要と食文化についての記事から、JICAで渡航をされている木村直さんのご協力で、マラウイの日常を記事にさせて頂いております!

今回はマラウイの人の言葉を紹介頂きました!
基本的には「チェワ語」と呼ばれる現地語を話しており、マラウイの北部では「トゥンブカ語」と呼ばれる言語を話しています。首都では英語が通じることも多いですが、チェワ語しか話せない人もいます。
学校ではチェワ語と英語を混ぜながら月曜日から木曜日まで算数の授業をしています。

【言葉】
・Muli bwanji?(ムリブワンジ?)→ こんにちは、げんきですか?
・Zikomo(ジコモ)            → ありがとう
・Tionana(ティオナナ)        → またね~

【数字】
・1→ Imodzi(イモジ)        ・3→Atatu(アタツ)
・2→ Awiri(アウィリ)        ・4→Zinayi(ジナイ)
☆発音はアルファベットをローマ字読みするので、日本語と似ています。

【学校の様子】
木村さんの配属先は「リロングウェ教員養成大学付属小学校」の支援学級だそうです。
とても大きな学校で、1年生から8年生までで約2500人の生徒がいるとのことです!
支援学級だけでも100人程度です。障害種はさまざまで、毎日お母さんと一緒に授業を受けます。
支援級では「算数」「英語」「チェワ語」の3つの教科をおこないます。

マラウイでは毎学期末にテストがあります。
目標の点数に届かないと留年となってしまい、また同じ学年を繰り返します。
そのため、一つの学年にいろいろな年齢の生徒がいます。
通常級では生徒数に対して教室も少ないため、一つの教室に200人近くの生徒が一緒になって授業を受けてます。

マラウイの学校の制度について知ることができました!
木村さん、ありがとうございました。
そして、挨拶もかわいいですね!

マラウイの概要と食事 2025
公開日:2025.01.19


2025年より、JICA海外協力隊のボランティアでマラウイにいらっしゃる木村直さんのご協力で、マラウイの日常の一コマやプチ情報も、せいぼとしてお届けしています!
木村さんの働いていらっしゃるメインの場所はリロングウェで、マラウイの首都になります。
私たちが給食支援をしているムジンバ(北部)とブランタイヤ(南部)に対して、中心部での滞在をされています。

私たちの給食現場と同じ環境で生活している木村さんからのレポートは、私たちがせいぼとしてマラウイの最新の状況を教えて頂ける点で、とても励みになり、さらにご支援いただいている皆さんや、協働している企業様、学校様にとても参考になる情報になります。

マラウイの基礎情報
マラウイはアフリカの南東部に位置している、日本より少し小さな国です。
マラウイ湖という大きな湖もあります。国旗は黒と赤と緑で半円の太陽が特徴です。
アフリカの国は暑いと思いがちですが、雨季と乾季の2季しかなく、気温が30度以上になることは稀で、日本のような蒸し暑さもなく過ごしやすい気候になっています。

マラウイでは「シマ」と呼ばれる、トウモロコシの粉をお湯と一緒に火にかけて練ったものが主食になります。
シマには味がないので、付け合わせのチキンやトマトで煮込んだ野菜と一緒に手で食べます。
おいしく食べるコツは手で練って食べます。日本でいうお米のような存在です。
もちろんお米やパン、スパゲッティもスーパーで売られています。

よく軽食で食べられているのが「マンダジ」といわれる甘くないドーナツ、春巻きに似ている「サモサ」などです。
道端でバケツに入れて売っています。

せいぼの代表の山田は、1日2色はじゃがいもだけを食べていました。
昔、イギリスの植民地で、スコットランドの宣教師も入っていたりしていたせいで、アイリッシュポテトが多く育っている場所があるのを、覚えています。
破損した車の金属を使って、鍋代わりにしてポテトを焼いて、道端で売っていました。

食文化を見ることで、その人たちの生活の仕方、知恵が見えてきます。
これからも、木村さんのお力添えのもと、マラウイの情報をお伝えしていきます!
木村さん、ありがとうございます!

コーヒーの研究論文
公開日:2025.01.16


NPO法人せいぼとして、ボランティアの高校2年生の鈴木柚穂さんが作成した「水出しコーヒーの酸味と酸含有量の関係」と題する論文を紹介させて頂きます。

この研究は、せいぼで販売しているマラウイ産コーヒーがきっかけになり、協働するアタカ通商株式会社様のご協力もあり、実現したものとなります。
何よりも、ここまでまとめ発表をしてくださった鈴木様に、感謝と尊敬を示したいと思います!
本当にありがとうございます!

研究概要
鈴木さんは、近年人気が高まっている水出しコーヒーに着目。
その酸味と、コーヒーに含まれる酸の量(酸含有量)の関係性を科学的に解明しようと研究を行いました。

具体的には、マラウイ、ケニア、グアテマラ産コーヒー豆をそれぞれ浅煎り、中煎り、深煎りに焙煎し、水出しコーヒーを抽出。官能検査(人間の味覚による評価)と滴定(化学的な分析)という2つの方法で、酸味と酸含有量を調べました。

その結果、以下のことが分かりました。

焙煎度と酸味・酸含有量の関係
浅煎りのコーヒーほど酸味が強く、酸含有量も多い傾向が見られました。これは、焙煎によってコーヒー豆に含まれる酸が分解したり、変化したりすることが原因と考えられます。

産地による違い
産地によって酸味や酸含有量に違いが見られました。特に、ケニア産コーヒー豆は酸味が強い傾向を示しました。これは、コーヒー豆の品種や栽培環境による影響と考えられます。

官能検査と滴定結果の相関
官能検査による酸味の評価と滴定による酸含有量の測定結果には、強い相関関係が見られました。つまり、酸含有量が多いほど酸味が強く感じられるということが裏付けられました。

今後の展望
この研究成果は、水出しコーヒーの風味を向上させるための豆の選定や焙煎方法の最適化に役立つと考えられます。また、コーヒー豆の産地や焙煎度合いと消費者の嗜好性の関係性解明への第一歩となるでしょう。

NPO法人せいぼは、今回の研究を通して、支援企業と学生の協働の可能性を実感しました。企業が持つ技術や知識、学生の探究心と創造性を融合することで、より質の高い研究成果が得られることを確信しています。

今後、このような協働をさらに発展させ、国際的な支援活動にも繋げていきたいと考えております。
研究論文については、こちらからもご覧ください。

広尾中学校との地域に根差した協働活動
公開日:2025.01.10

渋谷区に位置する広尾中学校は、地域のバスケットボールチームであるサンロッカーズ澁谷様、渋谷区の一般社団法人であるシブヤフォントと提携し、Project実施型学習を行っています。

プロジェクト概要
広尾中学校は、学生たちが授業の通じて地域社会と交流し、社会福祉活動に参加する目的のProjectを実施しています。
その一環として、このプロジェクトはコーヒーのドリップパックを販売し、売り上げの一部をマラウイの子供たちへの支援に加え、コミュニティへの貢献に充てています。
これにより、学生たちはビジネススキルやコミュニケーション能力を磨くとともに、地域社会に役立てることができます。

教育とコミュニティの架け橋
この活動は、単なる学校での勉強を超えた教育の一環として、学生たちの成長を促す多様な学習機会を提供しています。

地元の人々を知り、さらにスポーツや社会福祉、国際支援などの様々な分野について理解を深めた上で、その要素を組み合わせるという創造的な取り組みとなりました。
こうした取り組みは、中学生でも可能で、今後学校で重要であり促進されるものになると思います。
地元に根差した、国際支援、ローカルとグローバルの双方の展開は、こうして実践ができます。

今回の狙いと今後
渋谷の地域社会と学校、プロスポーツチームや社会福祉団体、国際支援NPOが一体となることで、持続可能な社会貢献を目指しています。
今後もこのような取り組みを通じて、より多くの人々が地域に貢献し、共に成長できる未来を築いていくことを期待しています。