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【グローバルJミッション】コーヒーを通じて、アフリカの子どもたちを支援
公開日:2025.08.04



実践女子大学の2025年6月4日から始まった課外活動プログラム「グローバルJミッション」には、22人の学生が参加しました。彼らはマラウイの小学校に給食支援を行っているNPO法人聖母と協力し、新たな支援策の考案に挑みました。
目標の資金調達には至りませんでしたが、4つのチームがそれぞれ独自の企画を立案し、成長を遂げる貴重な経験となりました。

「グローバルJミッション」は、大学1年生・2年生を対象にした産学連携プログラム「Jミッション」の一環として実施されました。
参加学生は企業や自治体から与えられた課題に取り組み、最終的にはプレゼンテーションを行いました。
この回では特に、マラウイのNPO法人聖母との協力プロジェクトに焦点を当てました。

学生たちは、聖母の活動内容やマラウイの現状について学び、資金調達やSDGsの関連性、NGOとNPOの違いについても理解を深めました。
デジタルマーケティング講義では、学生たちは実践的なスキルを身につけました。

プログラムの最終回では、各チームが独自の企画をプレゼンテーションしました。
例えば、「No.1チーム」はInstagram広告を活用したマラウイ産コーヒーのPRを提案し、他のチームもそれぞれ独創的なアイディアを発表しました。

「グローバルJミッション」は、学生たちにとって初めての多くの経験をもたらしました。異なる学部や学年の学生が協力し、実践的なチームビルディングを学ぶ機会となりました。今後もこのようなプロジェクトを通じて、学生たちが自らの力で社会貢献を実現していくことが期待されます。

【参加学生の声】
このプログラムを通じて、学生たちは理論だけでなく実践的な社会貢献とビジネススキルを身につけ、将来の活動に活かしていくことができました。




Sports for Tomorrow x Africa Action Day 2025
公開日:2025.08.04



2025年8月2日~3日、せいぼはSport for Tomorrow x Africa Action Day 2025に参加しました。
TICADのプレイベントとして、JICA横浜で開催されたもので、カメルーン、タンザニア、マラウイ、ケニアなどの多くのアフリカの国のNPO、社会的企業などが集まってました。

せいぼの学生メンバーを中心に実施したイベントとなり、今後の学生たちのアフリカとの取り組みと繋がることもでき、未来のビジネスチャンス、NPOセクターの成長を感じさせる日となりました。
寄付としても、約1200食分となる給食支援に繋がる支援も頂きました!
この度は、貴重な機会を頂きありがとうございました。

Pre-TICADイベントを開催しました!(横浜市)
公開日:2025.08.04



2025年7月26日、みなとみらいのクイーンズスクエアにて、TICAD2025のプレイベントが横浜市の国際課のみなさまとともに行われました。

マラウイ以外には、カメルーン、南アフリカ、ケニアなどの国が集まっていました。
せいぼは、大阪万博に加えて、TICADという国際イベントに関わることができていることに、とても喜びを感じています。
コーヒー、紅茶の売り上げとしては、約4,000食の給食支援になる売り上げを出すことができました。
また、4校の高校、中学からも生徒様が来てくださいました。

横浜市国際課の皆様、関東学院高校、カリタス女子高校、木更津総合高校、日本大学第二高校の皆様、この度はありがとうございました!

学生プロジェクトによるマラウイ支援(大阪国際高等学校)
公開日:2025.07.29



大阪国際中学高等学校では、文化祭前のプレイベントとして、50人を越えるプロジェクトチームがコーヒーの販売、その過程を通したリーダーシップについての学びをお話しされました。

販売数は短時間にも関わらず、ドリップパックが350個販売できました!
卒業生も駆けつけてくれ、継続的な活動となっている点も素晴らしいです!

せいぼでは、学生主体のFundraising Projectなどを、リーダーシップ、チームワーク、イベント企画力、デジタルマーケティング、営業などのスキルの向上の意味も含めて、個人から団体、学校法人まで多くの単位で受け付けています。
これからも、日本の未来を担う若い学生の皆様と、マラウイを通して世界を変えていくための活動で、ご一緒できれば幸いです!
こちらから、学生の個人の活動の様子をご覧ください!

日向学院のコーヒープロジェクト2025
公開日:2025.07.25



せいぼは、5月11日にて、宮崎県の日向学院高等学校の皆様とオンラインでの交流会を行いました。日向学院様とは、マラウイ産コーヒーを通して、給食支援を実施する活動で、2020年からご一緒しています。

距離が離れていても、今後東京と宮崎を繋ぎ、さらにマラウイとの繫がりも感じて頂きながら、関係を深めております。 
せいぼでは、全国的に距離は関係なく、多くの学生とともに国際支援を体験してもらう活動を促進しています。
普段の活動は、こちらから!

神戸女学院学生との万博の活動
公開日:2025.07.18



2025年7月18日、神戸女学院大学の学生の皆様が、大阪万博のマラウイパビリオンに来てくれました。
今回は、マラウイでのせいぼの活動、日本での学生との活動を「ボランティア論」の授業で代表からご紹介し、その後関心を持ってくれた学生が、実際のせいぼの活動の一環として、万博に来てくださった形です。

その後、学生のお二人は、万博会場で学んだこと、体験したことを授業で紹介してくださいました。
こうした形で、大学で学んだことが具体的な活動となり、それを他の人々に経験から得た知識として提供するという循環が生まれます。
せいぼは、今後も実践的な活動と学びを、大学生に伝えていければと考えております。


白百合女子大学との提携2025
公開日:2025.07.18



2025年も、昨年に続き東京都世田谷区の白百合女子大学と、国際社会と繋がり活動することをテーマに、協働をさせて頂いております。
具体的には、有志の学生が学校内で考えたブランドを使った商品を開発し、対面とオンラインで販売をしています。
商品は、こちらから見て頂くことができます。

オープンキャンパスなどでも販売されたり、姉妹校の仙台白百合大学、高等学校にも広まっていることで、多くの方がマラウイの子供たちの給食支援に関わって下さっています。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

学校給食支援活動報告(2025年6月)
公開日:2025.07.15



皆さまの温かいご支援のおかげで、6月もマラウイの子どもたちに多くの学校給食を届けることができました。また、日本でもコーヒーを通じた啓発や教育活動が広がっています。
本レポートでは、マラウイでの給食支援の現場の声と、日本での活動をお届けします。

1.ムジンバ地区
①Chabere(チャベレ)小学校
温かいお粥がもたらす満面の笑み。毎朝の一杯が、栄養だけでなく、幸せとエネルギー、そして学校へ行く楽しみを生徒たちに与えてくれます。

笑顔のチャベレ小学校の生徒(2025年6月2日)

②St. Paul’s(セントポールズ)小学校
「この一杯のお粥が、毎日私を幸せにしてくれます。勉強したり、遊んだりするのを助けてくれるし、授業中にお腹が空くこともありません。私の未来のために貢献してくれて、ありがとうございます」と、セントポール小学校の6年生のある生徒は感謝の気持ちを込めて語りました。

給食を手に持つセントポールズ小学校の生徒(2025年6月4日)

③Chamngulube(チャムングルベ)小学校

チャムングルベ小学校の陽気な生徒たちがお粥の列に並び、期待に胸を膨らませ、わくわくした笑みを浮かべながら、自分の番が来るのをカップを掲げて心待ちにしています。

この写真は、子どもたちの学校給食プログラムに対する熱意と感謝の気持ちを映し出しています。また、このプログラムが生徒たちの間に喜びと一体感のひとときを生み出し、給食の時間を学校生活で最も幸せで心待ちにされる時間の一つに変えていることも浮き彫りにしています。

学校給食を心待ちにする生徒たち(2025年6月24日)

チャムングルベ校の小学4年生の双子の生徒は、学校で出されるお粥が大好きです。毎朝、彼らが休み時間を心待ちにしているのは、食事のためだけでなく、それがもたらす温かさと喜びのためでもあるのです。

「保護者として、このプログラムには本当に感謝しています。私の子どもたちが一日を空腹で過ごすことがないと知るだけで、私に力が湧いてきます。お粥のおかげで、あの子たちは授業に集中し、笑顔で家に帰ってくるのです。これは単なる食べ物以上のもの。支えであり、優しさであり、より良い未来への希望です」と、双子の保護者は感謝を込めて語りました。

大好物であるお粥を持つ双子の生徒 (2025年6月24日)

2.ブランタイヤ地区

雨の日も晴れの日も、献身的なボランティアの方々が毎朝学校に集まり、生徒たちのために美味しくて健康的なリクニパーラを心を込めて調理しています。(写真はチソモCBCC)


調理での協力を通じ、ボランティアの方々とせいぼチームが協力しあい、すでに家族のような絆で結ばれている地域社会とせいぼとの結びつきを一層強めています。(写真はチソモCBCC)

せいぼのメンバーは、学校スタッフの方々と一緒にお粥を準備する中で、幸せと笑いを広げ、互いに腕を磨きながら、愛情を込めてこの栄養満点の一杯を作る秘訣を伝えています。(写真はチソモCBCC)

愛情を込めて作られた料理こそ、本当のご馳走です。調理に注がれる心遣いと手間が、その一杯の給食を格上げし、五感を楽しませる至福の味へと変えるのです。(写真はチソモCBCC)

お粥をまんべんなくかき混ぜることで、ダマのない滑らかな仕上がりになり、子どもたちは栄養豊富で健康的な食事を楽しむことができます。(写真はチソモCBCC)


【スタッフによる調理】衛生管理における重要な点の一つは、子どもたちにお粥を配膳する前に、お皿を隅々まで綺麗にしておくことです。(写真はチソモCBCC)


温かいリクニパーラの他に、学校で子どもの顔をこれほどまでに輝かせるものがあるでしょうか?(写真はチソモCBCC)


未来のリーダーたちの輝くような笑顔は、本当に心温まるものです。(写真はチソモCBCC)


せいぼから支援を受けている生徒たちへ寄付された制服を受け取るため、保護者の方々が子どもたちに付き添って集まりました。


この生徒は、せいぼから贈られた制服を前に、喜びのあまり感謝の言葉も出てきません。その嬉しさは言葉を失うほどで、どんな言葉よりも雄弁に喜びを物語っていました。(アガペ幼稚園)


生徒の顔に、心からの感謝を伝える温かい笑顔が広がりました。


制服を着ると、彼女のきちんとした一面が引き出されるようで、ひときわ賢く、洗練されて見えます。


不定期な内職による収入では、必需品である制服を子どもたちに買い与えることも難しかったため、双子の母親は今回の寄付に心から感謝していました。これで肩の荷が下りたと、安堵の気持ちでいっぱいの様子でした。(写真はアシラ幼稚園)


子どもたちが私服を着ると、たとえ他の面では十分に行き届いたケアを受けていたとしても、家庭の社会経済的な格差が服装に表れてしまいます。これにより、最も貧しい子どもと、より恵まれた立場の子どもとの間の違いが浮き彫りになるのです。 (写真はネゼル幼稚園)


制服を着用することで、様々な経済的背景を持つ子どもたちが自然に溶け込み、一体感を感じることができます。これにより、家庭による経済的な差が目立たなくなり、誰もが受け入れられ、互いに支え合える環境が促進されるのです。 (写真はネゼル幼稚園)


せいぼは、恵まれない家庭も裕福な家庭も等しく力づけることを使命としています。質の高い教育機会を提供し、誰もが公平なスタートラインに立てる環境を育むことで、それを最も必要とする人々に希望を届けています。(写真はティナシェ幼稚園)

給食支援データ(6月)
・合計支援給食数:336,016食
・北部ムジンバ地区:297,230食
・南部ブランタイヤ地区:38,786食

立命館大学 びわこ くさつキャンパスでの講演
公開日:2025.07.09



2025年7月3日、せいぼは立命大学びわこ くさつキャンパスにて、講演会を実施させて頂きました。
国際課の皆様の企画として、マラウイの給食支援とソーシャルビジネスの仕組み、そして学生との座談会を実施しました。
始めての滋賀県での活動となりましたが、国際関係や協力の分野にとても関心の高い学生に会うことができ、とても光栄でした。

琵琶湖が近くにあるキャンパスで、マラウイにある大きなマラウイ湖のことの思い出し、水に囲まれた豊かな環境の中で働かせて頂きました。
また、ご縁があれば、是非ご協働できれば幸いです!

同志社大学のチャペルアワーにてお話をさせて頂きました
公開日:2025.06.27



(写真:株式会社同志社エンタープライズ)

2025年6月18日、せいぼは同志社大学のチャペルアワーにて、礼拝中の奨励者としてお話をさせて頂きました。
礼拝中は聖書の言葉を聞き讃美歌を歌いますが、その中心テーマとなる聖書箇所が毎回選ばれます。
その箇所を、チャリティにも繋がるルカ10章の「よきサマリア人」の箇所とし、それを土台にした「ソーシャルビジネスと聖書」をテーマとした内容を、お話しました。

今回、初めての体験となり、特別な形でせいぼの活動について、その意義も含めて皆さんにお話をする機会ともなり、とても光栄でした。

コーヒー文化学会での発表
公開日:2025.06.23



せいぼは、日本コーヒー文化学会にて、マラウイのコーヒーとその流通、市場的価値、そして給食支援に繋げて販売をする一般社団法人聖母、NPO法人聖母の活動の仕組みと影響力について、お話をさせて頂きました。
学生チームとの連携も強調し、日本の未来の人材が、どのようにコーヒーの消費文化についても影響を与え、産地の未来にも繋がっていくのかについても、触れることができました。

プレゼンテーションの中では、代表の山田と海外からのインターン、大学生スタッフ3名が活躍し、現在のせいぼの目指す給食支援の形、そしてアタカ通商様を始めとしたコーヒー業界の皆様との連携についても共有されました。
こうした世代、業界を越えた繫がりによって、さらにコーヒーを使ったコミュニティが広がり、新たな消費文化、ソーシャルインパクトを作っていければと思います!


学校給食支援活動報告(2025年5月)
公開日:2025.06.23


1.ムジンバ地区
①Mzimba LEA(ムジンバ LEA)小学校
こちらの生徒はムジンバLEA小学校に在籍する3年生です。彼女の明るい笑顔は、学校給 食プログラムを通じて受ける栄養と支援を映し出しています。
彼女の母親は、校長を通して、このような心のこもったメッセージを伝えました 「年上の兄弟たちを育てているときはしばしば栄養失調によって病気になってしまったため に苦労しましたが、現在彼女を育てているときは滅多に病気になりません。これは学校で 食べるおかゆのおかげだと実感しています。」
せいぼの給食支援活動によって、子どもたちのみならず家族にもいい影響があるのです。

②Matewu(マテウ)小学校
マテウ小学校に通うこの生徒は、毎日しっかり欠かすことなく給食を受け取っています。彼 女は学校に通い始めたばかりですが、すでにとても楽しんでいます。 数年前の給食プログラムが導入される前、このような幼い子どもたちを学校に通わせ続け るのは、低学年においては特に困難なことでした。

かつては多くの子どもたちが学校生活に慣れるのに数週間、時には数か月もかかってい ました。しかし、給食プログラムの導入によって、その状況は大きく変わりました。 毎朝、温かいおかゆが待っていると分かっているので、子どもたちは今では学校に行くこと を楽しみにしており、未就学児にとっても同じことです。
おかゆは子どもたちの身体を養うだけでなく、学習することへのワクワク感にも火をつける のです。

マテウ小学校では、せいぼの学校給食プログラムによって、生徒たちは生活する上での衛 生習慣を身に着けつつあります。
おかゆが配られる前に、児童たちはプログラムから提供されたバケツと石けんを使って手 を洗い、自分のカップを洗います。このシンプルながらも大切な習慣は、今では彼らの学校 生活に深く根付いています。

教師たちは誇らしげに、生徒たちが衛生意識を高め、今では自宅でも食事の前に手や食 器をきれいにする習慣を身につけたと報告しています。
栄養と衛生に関する教育を通じて、私たちのプログラムは若い世代により良い健康と責任感を育んでいます。

③JICA隊員のマリコさんの訪問
5月初旬、せいぼはサリマ地区病院で保健担当官として活動しているJICAの日本人ボラン ティア、マリコさんをお迎えする機会がありました。保健と栄養の専門的な知識を持つマリ コさんは、せいぼの学校給食プログラムがもたらす栄養面での利点に強い関心を示し、さ らに詳しく知るための視察をしました。

5月4日にムジンバに到着し、5月5日から7日にかけて、私たちは毎日3校ずつ、合計9校を 一緒に訪問しました。学校訪問初日の5月5日には、マリコさんに加え、ムジンバを拠点とす るNGO、ISAPHに所属する日本人の萩原愛美さんも同行しました。 彼女たちの存在は、地 域で活動する開発パートナー間における協働と学び合いの精神を強く印象づけました。マ リコさんは、各校の訪問を通じて積極的に意見交換を行い、熱心に現場の様子を観察して いました。 マリコさんは、生徒たちとの交流を楽しみながら、おかゆを配膳し、ともに座って 食事の時間を過ごしました。

また、彼女はボランティアの調理スタッフとも時間を共にし、温 かい会話を交わしながら、彼女たちの日々の業務について理解を深めていました。ある学 校では、通常はボランティアスタッフが行う薪割りにも挑戦し、このプログラムに対する彼女 の深い敬意もうかがえました。
最終日、マリコさんは3校で簡単な栄養指導を行い、子どもたちに「健康や学びのために しっかり食べることの大切さ」を伝えました。彼女は今回の経験をとても楽しめたと語り、現 在ボランティアとして活動しているサリマ地区でも、同様の学校給食支援活動を導入したい という思いを共有してくれました。

今回の訪問は、せいぼの活動の意義と影響力を改めて印象づけるとともに、今後さらなる 連携やモデルの展開の可能性を拓くきっかけとなりました。

カプータ小学校でマリコさんが薪割りをする様子


カプータ小学校でおかゆをかき混ぜるマリコさんとマナミさん


カプータ小学校でおかゆを食べるマナミさんとマリコさん


ムジンバLEA小学校でおかゆを提供する様子


カゼンゴ小学校とセントポールズ小学校で栄養について話すマリコさん


マチェレチェタ小学校の訪問


学校訪問最終日にせいぼムジンバチームと記念撮影するマリコさん

④日本大使館からの訪問
5月20日、日本大使館から鈴木さんとHugo Mlewaさんが、草の根・人間の安全保障無償資 金協力(GGP)の現地確認プロセスの一環として、せいぼのムジンバ事務所を訪問しまし た。今回の訪問では、マチェレチェタ小学校、チャベレ小学校、カニェレレ小学校の3校にお ける調理施設建設案の評価が目的でした。現地視察では、調理環境の改善が明らかに必 要であることが認識されました。お二人からは前向きなご意見をいただき、助成金申請に 対する良い結果を期待しています。

カニェレレ小学校での様子

学校給食プログラムの効果的な運営には、関係者の連携が欠かせません。
正確な帳簿記録の重要性についても強調されており、オフィス職員、保護者、そして学校長の全員がそれぞれの役割を適切に果たすことが、プログラム成功の鍵となります。


(写真はティブイラネ写真は幼稚園)


学校で子どもたちに食事を提供するだけではなく、マラウイの未来を担う世代に対して、栄養価が高く温かい食事を安定的に届けることが重要なのです。
現場の担当職員として、常に高い基準でおかゆを調理することは、スタッフの最優先事項です。(写真はティナシェ幼稚園)


子どもたちに食事を届けることは、私にとって本当にやりがいのある経験です。
食事を目にして目を輝かせる子どもたちの表情を見た瞬間、胸が温かくなり、喜びに満たされます。
(写真はティナシェ幼稚園)


毎日栄養価の高い食事を準備するには、調理スタッフの高い献身と責任感が求められます。
おかゆを配膳する際に見せる子どもたちの笑顔や生き生きとした様子が、その努力に何よりの報いを与えてくれるのです。(写真はティナシェ幼稚園)


学校委員会や保護者は、ステークホルダー会議に積極的に参加し、地域との関わりを深めるとともに、給食プログラムの効果と持続可能性を支えるために、それぞれの責任を再確認しています。 (写真はチリンガニCBCC、5月8日)


委員会のメンバーは、調理作業を保護者や調理スタッフに任せきりにするのではなく、自らも積極的に関わり、たとえば井戸から清潔な水を汲むといった活動にも参加しています。
こうした取り組みにより、常に安全な水が使用され、衛生基準の維持につながっています。
(写真はチリンガニCBCC、5月19日)


何よりも、炊きたてのおかゆの香りと、おいしい食事によって満たされた幸福感こそが、子どもたちの笑顔を引き出しているではないでしょうか。 (写真はマクウィカ幼稚園)

給食支援データ(5月)
合計支援給食数:330,974食
北部ムジンバ地区:290,278食
南部ブランタイヤ地区:40,696食