Makoto Yamada のすべての投稿

ローカルとグローバルを繋ぐ取り組み
公開日:2025.08.26



マラウイの子どもたちを支える活動が、実は日本の地域や子どもたちの学びにもつながっています。地元カフェでの取り組みや、学校・地域イベントでの協働を通じて広がる「世界とまちをつなぐ物語」をご紹介します。

日本各地のカフェや学校、地域イベントと協働し、**「グローバルな課題」×「ローカルな活性化」**をテーマにした取り組みを展開しています。
ここでは、これまでに行った事例をご紹介します。

南浦和「ハレとケ」 ― 未来を紡ぐカフェとマラウイコーヒー(埼玉県)

埼玉県南浦和にあるカフェ「ハレとケ」では、ヒューマノイドロボットによるドリップ体験を導入。
来店者は、最先端技術と自然の恵みが融合する場でマラウイコーヒーを楽しめます。

「未来の子どもたちに食の大切さを伝える場」として位置づけられたこのカフェでは、コーヒーをきっかけに「食・環境・国際協力」について考える場を創出しています。
親子連れのお客様が、ロボットと一緒にドリップを楽しみながら「このコーヒーはどこから来たの?」と自然に会話が広がる姿が印象的です。

広尾中学校(東京都渋谷区) ― 地域連携型の探究学習

渋谷区立広尾中学校では、プロバスケットボールチームや社会福祉団体と連携し、ドリップパック販売を実施しました。
売上はマラウイ支援と地域貢献の両方に活用。

授業の中でフェアトレードや国際協力について学んだ生徒たちが、自ら考え、地域とつながる実践の場として取り組んだのが特徴です。
「世界の子どもたちの給食」と「渋谷の地域福祉」を同時に支えるこの活動は、教育の場と地域社会を橋渡しする好事例となりました。

徳島市立高校(徳島県) ― 阿波の狸まつりで地域と国際協力を結ぶ

2024年11月、徳島市の「ふるさとカーニバル~阿波の狸まつり~」にて、JRC部や家庭クラブの生徒たちと協働し、マラウイ産コーヒーと地元ドーナツを販売しました。

生徒たちは積極的に来場者に声をかけ、コーヒー購入がマラウイの給食支援につながることを丁寧に説明。来場者からは「徳島とアフリカがつながるなんて新鮮!」という声も多く寄せられました。
徳島はエシカル教育や地域連携に力を入れており、今後も地元名産品とマラウイコーヒーを組み合わせた新たな展開が期待されています。

豊橋中央高校(愛知県) ― 郷土のメイヒンSHOWで未来探究

愛知県豊橋市で開催された「郷土のメイヒンSHOW」に出店した豊橋中央高校の生徒たちは、ポスターや動画を事前に制作。イベント当日は試飲やスピーチを通して来場者に発信しました。

「寄付型コーヒー」という新しい仕組みを自分たちで考え、地域の人々に伝える姿は、国際協力の学びを自分ごととして捉える大切さを体現しています。

盛岡第一高校(岩手県) ― 百貨店川徳での挑戦

盛岡第一高校の学生団体「Rafiki」は、百貨店川徳と協働し、コーヒー販売を行いました。
「Rafiki」はスワヒリ語で「仲間・友達」という意味。アフリカを身近に感じてもらいたいという想いから活動しています。

百貨店での販売は初めての経験でしたが、2日間で多くのお客様が立ち寄り、マラウイの話を聞いた上で購入してくださいました。売上は約4,300食分の給食支援につながりました。
さらに、「盛岡という星でBASE STATION」と連携し、探究学習やプロジェクト活動を支援する機会も広がっています。

英数学館高等学校(広島県)ー地元のカフェと協働し、焙煎や商品化にも挑戦!

広島県福山市の英数学館高等学校様は、2023年よりせいぼの授業を受けて頂きつつ、マラウイのコーヒー、紅茶を販売してくださっています。
地元のカフェのピトン様とも協働し、福山市のよいところを入れつつ、世界と繋がって頂ける企画になっています。

2025年8月は、看護小規模多機能ホーム「歓多希とまとの家」にてハンドドリップしたマラウイブレンドのアイスコーヒーと、コーヒー豆を販売したとのことでした。

那覇国際高校(沖縄県) ― 国際都市から考える未来

2024年6月、那覇国際高校の生徒たちは、短期間での準備にも関わらず団結してイベントを盛り上げました。
販売前にはオンライン学習を通じて、フェアトレードやマラウイの給食支援、気候変動と「コーヒー2050年問題」についても考えました。

外国人が多く訪れる沖縄という土地柄を生かし、世界とのつながりや日本の役割について考える姿勢が育まれたのが印象的でした。

グローバルとローカルをつなぐパートナーシップへ

これらの事例は、マラウイの学校給食支援が「海外の課題解決」にとどまらず、日本の地域社会に学びや活力をもたらしていることを示しています。

カフェや学校、イベントの場を通じて生まれる協働は、地域の魅力を高めると同時に、世界の子どもたちに希望を届ける活動です。
NPO法人せいぼは、今後もこうした「グローバル × ローカル」の取り組みを広げていきたいと考えています。

新たなパートナーシップを募集中!
地域の未来を育み、世界の子どもたちに給食を届ける活動にご関心のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

アオバジャパン・バイリンガルスクール : マラウイの自然を学ぶ
公開日:2025.08.23



2025年7月23日、せいぼは新宿区の高田馬場にあるアオバジャパン・バイリンガルプリスクール早稲田キャンパスにて、マラウイの自然、湖を通した水の大事さについてお話しました。
子供たちにとって二回目の授業となり、1歳~5歳児の子供たちがアフリカ大陸について知り、マラウイを通して遠い所に住んでいる自分と同じ子供たちの「遊び場」である「湖」の大事さを知りました。

それを通して、水という資源がどれだけ私たちにとって欠かせないものか、そしてそれが子供たちの未来を支えているかについて、考えるワークショップも実施しました。
皆さんに湖の上に魚が書いてあるイラストを渡し、同じイラストの中にあるゴミの絵を丸で囲んで消していくことで、湖をきれいにすることを学びました。

これからも、多くの年代の子供たちにマラウイを通して有意義なワークショップを提供できれば幸いです。

万博来場のアフリカ各国の国とのイベント
公開日:2025.08.21



2025年8月17日、Seiboは大阪万博のcommonsAに出展されている国を中心とした、6か国による「CommonsM」というイベントに参加させて頂きました。
Seiboの高校・大学生メンバーが中心となり、コーヒーや紅茶の販売やマラウイの女性たちが作っているティリンビケさんの手芸品等の販売をし、ご来場された大勢の方々にSeiboの活動を知っていただく良い機会となりました。
また、マラウイでのSeiboの活動のプレゼンをする際にも、沢山の方に活動やマラウイの国について話せました。

どのような経済のスタイルなのか、国民の生活はどんなものなのかなど、クイズや資料を交えて終始楽しい雰囲気でのプレゼンとなりました。

マラウイの国を知り活動に協力してくださったご来場の皆様、またイベントに呼んでいただいた方々に感謝いたします。
大変良い機会をありがとうございます!
これからもご支援の程宜しくお願いいたします。

ハレとケ : 未来を紡ぐカフェとマラウイコーヒー
公開日:2025.08.20



「自然の恵みとロボットが出会う」をコンセプトとされている、埼玉県さいたま市の南浦和駅近くの「ハレとケ」様にて、マラウイコーヒーを扱って下さっております。
このお店は、同じく埼玉にある大宮国際中等教育学校の皆さんの紹介で、協働することになったお店になります。
ここでは、「未来の子どもたちに食の大切さを紡ぐ」という未来を紡いでいくこともキーコンセプトになっており、私たちがマラウイで給食支援を展開する中でも、大事にしていることと繋がってくると思います。

ロボットを用いることで、将来的には人間の生活にゆとりが生まれ、さらに充実した未来を考えて時間を過ごすことができる世の中になることを、ロボットを作製した方は語っていらっしゃいました。
そして、ヒューマノイドロボットであることで、人間自身がロボットを身近に感じることにも繋がり、愛着がわくことで共存を目指しているとの未来も、お話を頂きました。

コーヒーを始め、オーガニック商品を多数取り揃えているハレとケ様では、多くの産地や生産者のストーリーを楽しみ、豊かな自然の恵みと同時に、最先端の技術を見ることができる場所になっています。
未来を紡いでいく一つの活動である私たちのマラウイコーヒーも、こちらに置いて頂いていることを、とても感謝しております!

こちらでハレとケ様のウェブサイトを見て頂けます。
以下が、実際のロボットがマラウイコーヒーを淹れてくださる様子です。

ハタラクティブでの掲載
公開日:2025.08.19



NPO法人せいぼの活動が、レバレジーズ株式会社様のハタラクティブにて、紹介を頂きました。
非営利組織の仕事も、こうした取り上げていただくことで、さらに多くの方に知って頂ける機会となれば幸いです。
この度は、ありがとうございます。

以下のリンクから、関連サイトも含めてみて頂けます。
ハタラクティブの記事
・姉妹サイト:ハタラクティブプラス

リザプロ株式会社との協働(大宮、渋谷)
公開日:2025.08.19



2025年8月10日、リザプロ株式会社様との協働で、埼玉県の大宮と東京都の渋谷駅の近くで、イベントを実施しました。
大宮では、Bibly大宮で開催をし、マラウイに関する展示とクイズをしつつ、来場者の方にコーヒーの試飲を提供しました。
その結果、購入をして下さる方もいらっしゃいました。

渋谷でのイベントは、あいにくの雨にも関わらず、高校生たちが精力的に活動を実施し、多くの方が足を止めてくださいました。
大使館なども周りにあり、海外の方の来場もある場所となっていたため、様々な体験ができたことは、とても良い機会となりました。
こうした形で、二つの異なる場所での同日開催のイベントは初めてで、リザプロ様の課外活動プロジェクトの中では、立地条件の違いも考慮しつつ、どのように商品が売れるかを考えていくことも、一つの狙いでした。

今後も、教育事業の一環として、マーケティング、国際支援の活動と学びを、学生に届けていければと思います。

木更津総合高等学校との授業開始 2025.8月
公開日:2025.08.17



2025年8月1日より、千葉県の木更津総合高等学校にて、授業が開始されました。
木更津総合高校様とは、6月からオンラインでの授業や大阪万博のバーチャルツアーでご一緒しており、具体的な対面授業も8月から開始となりました。

7月には、TICAD(アフリカ開発会議)の開催中の横浜、みなとみらいにも来て頂き、コーヒーの販売イベントでご一緒しました。
これからも、インターアクト部の皆さんと一緒に活動をするのを、楽しみにしております!

チャリティ型講座の実施
公開日:2025.08.15



高野洋子&英語力向上クラブの皆さんによって、チャリティ型のポスターセッション作成講座を実施して頂きました。
この度は、ありがとうございました!
寄付額として、約6000食分の給食支援分を頂きました。

高野先生とは、名古屋市のJALT(Japan Association of Language Teaching)の学会でお会いし、名城大学でのコーヒー提供をさせて頂いたことがきっかけになります。
高野先生は、名古屋外国語大学を始めとした大学、大学院で教鞭をとられており、せいぼのチャリティにも共感をしてくださったことがきっかけで、こうした機会を頂きました。

今後とも、どうぞよろしくお願いします!

英数学館高等学校 : 地元のカフェ、看護施設との協働
公開日:2025.08.15



広島県福山市の英数学館高等学校様は、2023年よりせいぼの授業を受けて頂きつつ、マラウイのコーヒー、紅茶を販売してくださっています。
地元のカフェのピトン様とも協働し、福山市のよいところを入れつつ、世界と繋がって頂ける企画になっています。

2025年8月は、看護小規模多機能ホーム「歓多希とまとの家」にてハンドドリップしたマラウイブレンドのアイスコーヒーと、コーヒー豆を販売したとのことでした。
この度は、様々な協働を実施頂き、ありがとうございました!

学校給食支援活動報告(2025年7月)
公開日:2025.08.15


皆さまの温かいご支援のおかげで、7月もマラウイの子どもたちに多くの学校給食を届けることができました。また、日本でもコーヒーを通じた啓発や教育活動が広がっています。
本レポートでは、マラウイでの給食支援の現場の声と、日本での活動をお届けします。

1.せいぼが支援する子どもの卒園式
2023年にクリバー幼稚園に入園した、せいぼが支援する子供の一人が、2025年7月24日に卒園しました。
彼女は小学校1年生になることを楽しみにしていますが、それと同時にクリバー幼稚園と毎日食べたせいぼのお粥が恋しくなると話してくれました。

「娘は英語を上手に話し、数字もとても上手に数えられます。これもすべてせいぼの支援プログラムのおかげで、娘はしっかりとした基礎を身につけて小学校1年生に進むことができます。」と、卒園式でこの生徒の母親は誇らしげに語りました。
この卒園はせいぼの教育プログラムがもたらす長期的な効果の証です。


卒業証書とプレゼントを手に、満面の笑みを浮かべる様子(2025年7月24日)


母親との記念撮影の様子(2025年7月24日)


マクウィカ幼稚園で支援を受けている子どもたちが、これからの学びの旅へのしっかりとした土台を築いた証である卒業証書を誇らしげに手にし、感謝の笑顔で輝いています。(写真はマクウィカ幼稚園)


保護者や幼稚園の関係者が一堂に会し、支援を受けている子どもたちの教育の確かな礎が築かれたことを祝いました。この瞬間を可能にしてくれたせいぼには、特別な感謝の言葉が贈られました。関わったすべての人にとって、誇らしいひとときとなりました。 (写真はマクウィカ幼稚園)


将来のリーダーには強固な基盤が不可欠であり、そのすべては幼児教育から始まります。この輝かしい子どもたちは、法律をテーマにした劇の中で国歌斉唱を堂々とリードし、この若さで自信と規律ある姿を披露しました。(写真はマクウィカ幼稚園)


ガウンを身にまとった生徒たちが、自信に満ちたポーズをとっています。彼らは、教育においてこの段階がとても大切で、お祝いするに値するものだと分かっているのです。(写真はマクウィカ幼稚園)

・お母さまの言葉
「自分の子どもが保育園を卒園し、小学校へ上がる準備ができたことを、大変嬉しく、また誇らしく思います。経済的に余裕のない母親である私にとって、この大きな節目は心からの喜びです。私一人の力では、ここまで来ることは到底できませんでした。子どもに無償の教育とあらゆる支援を提供してくださったせいぼに、深く感謝しております。」 と、ある生徒のお母様は、感謝を込めて語りました。


マクウィカ幼稚園で見られた、達成感に満ちた笑顔。この小さな卒業生たちは、これが輝かしい学びの旅の始まりだと知り、誇らしげに卒業証書を手にしています。(写真はマクウィカ幼稚園)

2.Chisomo(チソモ)CBCC
チソモCBCCのお粥休憩中の、喜びに満ちたひととき。子どもたちの笑顔と、お粥でいっぱいになったお皿を見れば、彼らがこの時間をどれほど心待ちにしているかが伝わってきます。これは単なる食事ではなく、幸せと愛情に包まれるひとときなのです。


嬉しそうにお粥を食べる生徒の様子(2025年7月17日)

3.Future Leader’s(フューチャーリーダーズ)幼稚園

温かい朝食リクニパーラは、健やかな子どもたちはもちろん、障がいを持つ子どもたちにも非常に良い影響を与えています。学校給食があるおかげで、すべての子どもが栄養満点の状態で一日を始め、学ぶ準備を整える機会を得ています。

せいぼチームと学校との連携は、両者の関係を強化し、より効果的で影響力のあるプログラムの実現へとつながっています。

保育園では、園児たちが安全にお粥を楽しめるように、また事故を未然に防ぐために、食事を提供する前によく冷ますという注意深い配慮がなされています。

お粥の時間は、お話と笑顔、そして笑い声にあふれた、かけがえのない時間です。

身体測定のたびに赤ちゃんの体重が着実に増え、見た目も健やかになっていること。これらは、給食プログラムがプラスの効果をもたらしている明確な証拠です。

「一人の女の子を教育することは、コミュニティ全体、ひいては国全体を教育することである」と言われます。そしてせいぼは、この給食支援を通じて、マラウイ全体の教育を幾度となく支えてきたのです。

お粥を食べることで子どもたちの心は安らぎ、お互いを思いやる気持ちが育まれます。

総合型選抜入試専門塾 EQAOとの協働
公開日:2025.08.04



2025年8月、総合型選抜入試専門塾 EQAOとNPO法人せいぼが連携し、授業を実施しました。
本授業は、推薦入試で問われる主体的な社会課題への取り組みの姿勢を養い、具体的に活動に起こすこと意識して行われました。
参加した高校生たちは、マラウイをはじめとする国際的な課題に対して、英語で議論しながら自分たちにできる支援の在り方を模索しました。

英語で考える国際支援
高校生たちは、英語で意見を交わすことで、多様な視点に触れながら、自分の言葉で社会課題について語る力を養いました。
マラウイにおける教育や食の課題、児童の栄養不良の実態などを知る中で、支援のあり方についてより現実的な視点が育まれ、ソーシャルビジネス具体的な手法を知ることで、よりリアルな現場を意識することになりました。

コーヒーを通じた支援の可能性
後半のセッションでは、NPO法人せいぼが展開する「Warm Hearts Coffee Club」の活動を題材に、具体的な商品(マラウイ産スペシャルティコーヒー)を通じて支援を実現する方法について学びました。単なる「チャリティ」にとどまらず、フェアトレードやサステナブルなビジネスモデルとしての可能性にも注目しました。
参加者たちは、国際支援につながる仕組みを自分たちの言葉で説明し、実際の販売戦略をグループで立案しました。

JALT x 光ヶ丘女子 ESD Club
公開日:2025.08.04



せいぼは、JALT(Japan Association of Language Teaching)の学会にて、愛知県岡崎市の光ヶ丘女子高等学校の皆さんとマラウイ産コーヒーを提供しました。
高校生は説教的に英語でのコミュニケーションをとり、その中でマラウイの支援に繋がる仕組み、そしてESDクラブ(Education for Sustainability)の一員として、持続可能な支援を可能にするためのコーヒーのビジネスについて、紹介していました。
売上も、約1300食分の給食支援に繋がるものとなりました。

以下が、参加した高校生からの言葉となります。

今回の活動では、普段参加している地域のマルシェやSDGsフォーラムとは異なり、多国籍の方々と直接お話しすることで、新たな学びや貴重な経験を得ることができました。特に、1年生が慣れない英語を使って一生懸命コミュニケーションをとっている姿には、感動しました。

また、私は今回、日本人の方よりも、海外から来られた方々のほうが私たちの話に耳を傾けてくださったり、寄付に積極的に協力してくださったりする場面が多かったように感じました。特に、「コーヒーを買うことで寄付ができるというより、寄付をするとコーヒーが付いてくる感覚ですね」とおっしゃってくださった方の言葉が印象的で、その考え方がとても素敵だと感じました。同じ行動でも、考え方ひとつで寄付に対する意識がより前向きになるのだと実感しました。

私たちはこれまで、光ヶ丘で「コーヒーを購入すると現地の子どもたちの給食費支援につながる」という形で活動してきましたが、今後は「寄付していただくとコーヒーが付いてくる」という形でも取り組んでみたいと思います。

この経験を通じて、英語力そのもの以上に「伝えようとする姿勢」の大切さを実感しました。自分が体験し気づいていましたが、後輩の頑張っている姿を見ることで、言葉が完璧でなくても、気持ちが伝われば人とのつながりは生まれるということをより実感することができました。今後もこうした活動に積極的に参加し、社会とのつながりの中で成長していきたいと思います。