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暁の星工芸様のシェアハウス「e.a.t.」とマラウイコーヒー
公開日:2026.03.31



「暁の星工芸」は、京都に拠点を置くカトリック精神に基づいた株式会社です。NPO法人せいぼとは、両者の代表同士がカトリック教会での縁があり、学生時代からの繋がりを生かして関係が始まりました。両者とも、社会の中で教会が持つミッションを体現していくことに事業が繋がっており、NPO法人せいぼとしても今後とも活動をご一緒できればと考えております。

暁の星工芸の歴史と背景

カトリック精神に基づき、卸売販売を通して教会や信徒の方々に向けた高品質な聖具を長年提供されてきた会社様です。
・取扱商品: 祭壇、十字架、ロザリオ、聖像、典礼用品など。
・こだわり: 単なる物品の販売ではなく、祈りの場にふさわしい意匠と、職人の手仕事による温もりを大切にしています。
・信頼: 全国の教会や修道院との長年の取引を通じて築かれた、深い信頼関係が基盤となっています。

※ウェブサイトはこちら
 
1. 社会貢献・コーヒー事業(La Parole / NPO法人せいぼとの提携)

聖具事業で培った丁寧な仕事への姿勢を、社会貢献の形へと広げた展開です。
・ドリップバッグ販売: 自社小売販売サイト「La Parole(ラ・パロール)」にて、NPO法人せいぼの「マラウイ産コーヒー」をドリップバッグとして加工・販売。
・循環型支援: このコーヒーの売上の一部は、マラウイの子どもたちの学校給食費として寄付されます。
・役割: 聖具が「祈り」を支えるように、コーヒーを通じて「世界の子どもたちの未来」を支える活動を行っています。

※ご購入はこちら 

2. シェアハウス&コミュニティ「e.a.t.」 共に食べ、共に生きる居場所
そんな暁の星工芸様は、シェアハウス事業を開始されました。シェアハウスの名前である「e.a.t.」は、Everyone Appreciates Together「すべてのものに感謝する。ともに。」の頭文字となっています。
どんなときも感謝の気持ちを持って、シェアハウスでの仲間や、地域をはじめとした社会との繋がりを大切にしてほしいというメッセージが込められています。
さらに、Eat(食べる)には、共に食べ、共に生きる居場所という意味合いがあります。

NPO法人せいぼも、学校給食支援というミッションから、食が繋いでいく子どもたちの未来を創ることを目指しています。
日本でも、「e.a.t.」で生活する人々の未来が良いものになるように、応援していきたいと考えています。

・施設の詳細
・充実の共有スペース: 30畳の広々としたリビング・ダイニングがあり、自然と会話が生まれる設計です。
・プライバシーの確保: 各個室には鍵があり、ベッド、デスク、エアコン等を完備。自分だけの時間も大切にできます。
・初期費用の軽減: 家具家電が備え付けのため、新生活のスタートを軽やかに。

アクセス: 京都市営地下鉄「鞍馬口駅」から徒歩圏内。京都中心部や各大学への通学にも便利な落ち着いた住宅街にあります。
※詳細についてはこちら

3. 「一杯のコーヒー」がつなぐ、世界と京都
暁の星工芸は、NPO法人せいぼのチャリティパートナーとして、マラウイ産コーヒーの自社小売販売サイト「La Parole(ラ・パロール)」を運営されています。
私たちが心を込めてパッキングするこのドリップバッグは、一杯につき約1食分の学校給食をマラウイの子どもたちへ届けます。
シェアハウス「e.a.t.」で仲間と囲む一杯のコーヒーが、海外の未来を創る子どもたちと繋がっています。
そんな、社会と自分が地続きであることを実感できる暮らしが、「e.a.t.」にはあります。

※ご入居についてはこちら 

今後のNPO法人せいぼとの関わり
・循環型の支援モデル:
コーヒーの売上の一部は、せいぼを通じてマラウイの学校給食支援に充てられます。
また、コーヒーから生まれる社会との繋がりを実感できるシェアハウスの様子も、せいぼが発信していければと考えています。

・多角的な広報協力:
コーヒーの販売だけでなく、せいぼが持つ学校・教育機関とのネットワークを活かし、暁の星工芸のシェアハウス事業を新大学生へ周知するなど、相互に活動で協働する方法を、今後考えています。

・ミッションスクールとの協働:
NPO法人せいぼが展開するソーシャルビジネスを学ぶための授業を実施するミッションスクールにて、暁の星工芸様の商品も販売を実施し、相互に経済の中でミッションを実現していく活動を展開していきます。

子ども食堂との活動‐日本とマラウイを繋ぐ!
公開日:2026.03.29



せいぼは、滋賀県と兵庫県神戸市の子ども食堂を訪れ、ワークショップを開催しました。
この活動は、単なる支援の枠を超え、日本の子どもたちが「世界とのつながり」を肌で感じる貴重な教育の場となっています。

滋賀:個性が光る「世界にひとつ」のラベル作り

滋賀県の子ども食堂では、マラウイコーヒーのパッケージに使用するオリジナルラベル作りのワークショップが行われました。
幼稚園児から高校生、そして大人まで、幅広い世代が参加。「日本からマラウイへ届く想い」をテーマに、子どもたちは自由な発想でデザインを描いてもらいました。

「マラウイってどんな国?」「コーヒーはどうやってできるの?」

素朴な疑問から会話が弾み、遠く離れた異国が子どもたちにとって身近な存在へと変わっていきます。
学校に通うことに困難を感じている子どもたちも、この日は驚くほどの集中力を発揮してくれたそうです。
それぞれの個性が輝くラベルが次々と誕生しました。

神戸:「支援」と「学び」の心
神戸市の「寺子屋リテックス」では、合計2回目の出前授業が開催されました。
東京から代表の山田も二回目は駆けつけ、現場は熱気に包まれました。
二回目の訪問の際は、子どもたちからは「マラウイのお姉ちゃんだ!」と再会を喜ぶ声が上がり、前回の学びがしっかりと心に根付いていることが伺えました。

より深い学び: 今回はマラウイコーヒーの生産背景を詳しく学習
スタッフが作った特製のワークシートを使い、フェアトレードや支援の仕組みについて自分の言葉で考えをまとめました。
マラウイのコーヒーがどのような人の手を通って日本に届いているのか、そしてどのようにマラウイの子どもたちの給食支援に繋がる経済の仕組みがあるのかについて、分かりやすく説明ができました。

なぜ「子ども食堂」でマラウイなのか?
NPO法人せいぼの活動の核心は、「世界の全ての子どもたちに給食を!」です。
日本でも放課後や休みの日に、ご飯を通しての関わりが必要な子どもたちも多くいます。
日本の子どもたちとともに、世界にも目を向けて刺激的な時間を過ごすことで、新しい世界を切り開いてくれればと考えています。

滋賀県で実施した子ども食堂は、特に以下の点がとても目立った成果として見られました。

①つくる楽しさ: ラベル作りを通じて、自己表現の喜びを知る。
②世界を知る: コーヒーを通じて、地球の裏側の暮らしに想像力を膨らませる。
③役割を持つ: 自分の描いた絵が寄付につながることで、「誰かの役に立てる」という自信を育む。

子どもたちが心を込めて作ったラベルが貼られたコーヒーは、そのままマラウイへの支援へと還元されます。
滋賀と神戸で生まれた小さな輝きが、今、マラウイの子どもたちの未来を照らす力となっています。

Green Ireland Festivalへの出店 2026
公開日:2026.03.19



せいぼは、IJCC(Ireland Japan Chamber of Commerce)に加盟をさせて頂き、3月14日~15日にてGreen Ireland Festivalに参加しました。
約300人程度の方に2日間でマラウイ産のコーヒーを飲んで頂き、さらに約9,000食分の給食支援に繋がる商品の購入や寄付を頂きました!
この度は、誠にありがとうございました。
当日は、複数の高校からのボランティアと大学生が来てくださり、多くの交流も生まれました!

せいぼは、今年10周年を迎えており、今回のIreland Festivalも10周年とのことでした。
アイルランドとは直接の関係はありませんが、マラウイでのアイリッシュポテトが導入され、飢餓の緩和に繋がった歴史などがあります。
私たちは、マラウイ産のコーヒーを提供することで、マラウイにおける給食支援の重要性を伝えました。
アイルランドも、かつてじゃがいも飢饉があり、その後アメリカの先住民からの寄付などがあり、困難を乗り越えた歴史があります。

こうしたエピソードを通して、これからも国際的なチャリティの重要性を伝えていくことができればと思います。

10周年記念バーチャルツアー
公開日:2026.03.17



2025年3月5日(木)、NPO法人せいぼの設立10周年を記念し、アフリカ・マラウイと世界をつなぐ特別オンラインイベントを実施しました。
本イベントは、Virtual Photo Walks、せいぼのパートナーのSeibo Mariaとの協働により開催され、日本のVirtual Photo Walks Japanによる資金支援とMobalのサポートを受け、Starlink回線を通じて配信されました。

本配信は、日本時間では早朝にあたる時間帯にもかかわらず、世界各地から多くの参加者が集い、マラウイの現場とリアルタイムでつながる貴重な機会となりました!
皆さんのご参加、ありがとうございました!

3つのストーリーで伝える「10年の歩み」

今回のライブ配信は、マラウイにおけるコミュニティ主導型保育施設(CBCC:Community-Based Childcare Centers)の現場を、3つのストーリーで紹介しました。

① 持続可能性への一歩:新工場の訪問

最初に紹介されたのは、せいぼが新たに設立した現地工場です。
ここでは、地元の食材を活用し、子どもたちのための栄養価の高いポリッジ(おかゆ)が製造されています。
この工場は単なる生産拠点ではなく、「支援に頼るだけでなく、自立していく」という未来への約束を象徴しています。

②kachimera CBCC

次に訪れたのは、Kachimera CBCCです。
厳しい自然環境や簡素な施設、限られた資源という課題を抱えながらも、子どもたちは笑顔で学び、遊んでいます。
そこには、地域のボランティアやコミュニティの献身的な支えによる「教育への強い意志」がありました。

③ 10周年記念式典:共に祝う未来
最後は、音楽やダンス、スピーチに包まれた10周年記念セレモニーの様子が届けられました。
画面越しでありながら、参加者は現地の子どもたちやコミュニティと共に喜びを分かち合い、この10年間の歩みと成果を共有しました。

CBCCが果たす役割と意義
CBCCは、単なる保育施設ではなく、教育と栄養支援を兼ねた重要な拠点です。
多くの子どもたちにとって、午前中に提供されるポリッジは「学ぶためのエネルギー」であり、これがあるからこそ通園が可能になります。
しかし、食糧が不足する時期には運営が難しくなり、施設の継続自体が危機に直面することもあります。
こうした活動は、地域のボランティア委員会や、マラウイ政府(ジェンダー・児童・社会福祉省)との連携によって支えられています。

世界をつなぐテクノロジーと共感
今回のイベントは、「一杯の食事が教育の扉を開く」という現実と同時に、「テクノロジーが世界中の人々をつなぎ、共感を生み出す力」を実感させるものでした。
距離を越えて、マラウイの子どもたちの現状と希望を共有できたことは、これからの国際協力の新しい形を示す一歩でもあります。

今後に向けて
この10年間の歩みは、多くの支援者・パートナー・地域の方々の協力によって実現してきました。
そして、次の10年に向けて、さらに多くの子どもたちに栄養と教育の機会を届けていきます。

引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

Seibo Millの稼働開始!
公開日:2026.03.17



NPO法人せいぼ(Seibo)のマラウイでの活動が、2026年、大きな転換点を迎えました。これまで積み上げてきた支援の形がさらに進化し、ついに自分たちの手で生産した給食を子どもたちに届けることができたのです。

今回は、その中心となる新施設「Seibo Mills(せいぼミル)」についてご紹介します。
写真などは、2025年に実際に工事中だったMillの工場を見学してくれた学生スタッフから提供頂き、掲載しています。

1. 「自給自足」への挑戦:なぜ自社工場が必要だったのか
これまで、せいぼはマラウイ国内の企業から学校給食の素となる「リクニ・パーラ(栄養強化粉)」を購入していました。
リクニ・パーラー(Likuni Phala)は、トウモロコシを砕いてお湯で柔らかくしたお粥に近いもので、現地の栄養食です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
それを日本や英国の支援企業の寄付を募り、現地スタッフが提携先の幼稚園や小学校へ届けるという仕組みです。

しかし、支援をより持続可能にし、より多くの子どもたちに安定して食事を届けるため、せいぼは大きな決断をしました。それが、「給食の素となるトウモロコシの自給自足」です。
2025年後半、地元の農家と直接契約を交わして在庫を確保する仕組みを作り、同時に、それらを加工してリクニ・パーラへと仕上げるための自社工場「Seibo Mills」の建設を開始しました。

2. 2026年2月、記念すべき「最初の給食」を配布

建設開始から数ヶ月。
広大な敷地に完成した白い壁の近代的な工場から、ついに「Seibo」のロゴが入ったオリジナルの給食袋が出荷されました。
2026年2月、この工場で生産された最初のリクニ・パーラが、支援先の幼稚園へと届けられました。自分たちで農家と協力し、自分たちの工場で加工した「真心込めた給食」が、子どもたちの笑顔へとつながった瞬間です。

3. Seibo Millsがもたらす「これから」の価値

この工場の稼働には、単に「給食を作る」以上の大きな意味があります。

①持続可能性の向上:
外部企業からの購入に頼らず、自分たちで生産・管理することで、コストを抑え、より長期的に安定した支援が可能になります。

②地域経済への貢献:
地元農家と直接契約を結ぶことで、マラウイの人々の自立と雇用を支えます。

4. 私たちの誇り、リクニ・パーラ
新しくデザインされた「Seibo Mills」のパッケージには、トウモロコシ、大豆、そして砂糖を配合した栄養満点の粉が詰まっています。
この一袋一袋が、マラウイの未来を担う子どもたちの成長の源となります。

「Seibo Mills」の稼働は、せいぼにとって「Feeding the Future(未来を育む)」というスローガンを、より強固なものにする歴史的な一歩となりました。
自分たちで作り、自分たちで届ける。この新しいサイクルを支えてくださっているのは、日本、そして世界中のサポーターの皆様です。
これからもマラウイの子どもたちが、栄養たっぷりのお粥を食べて元気に学べるよう、せいぼは歩みを止めることなく進んでいきます。
新しくなったせいぼの活動を、これからも温かく見守ってください!

2026年2月 : マラウイ活動レポート
公開日:2026.03.17


2026年2月も、336,813食の給食を子供たちに届けることができました!
皆さんのご支援に、とても感謝しております。
以下で給食支援を中心に、関連する活動をご紹介します!

マラウイの各地で、子どもたちの未来を支えるさまざまな取り組みが進められています。
せいぼは、植林活動による環境保全、困難な家庭の子どもたちへの無償幼児教育の提供、地域主体の保育センター(CBCC)への支援などを通じて、教育と生活環境の両面から子どもたちを支えています。
地域のボランティアや保護者と協力しながら、貧困の連鎖を断ち切り、子どもたちがより良い未来へ踏み出せる環境づくりが進められています。この記事では、現地で行われている具体的な活動と、その成果や課題について報告します。

1. Faeza Nursery school(ファエザ保育園)

せいぼの植林活動は、マラウイにおける環境の持続可能性に向けた重要な一歩となります。
リクニ・パーラ(給食用のお粥)の調理に使用された木を植え替えることで、この取り組みは給食プログラムがもたらす生態系への影響を軽減し、未来の世代に向けてより健全な環境を育むことを目指しています。
この先見的なアプローチは、地域社会の発展と環境保護に対するせいぼの強い貢献を明確に示すものです。

子どもたちを植林活動に参加させることで、せいぼは環境保全に関する大切な学びの機会を提供しています。
木を植え、育てることを学ぶ過程を通じて、子どもたちは不可欠なスキルと持続可能性への理解を深め、より健全な環境づくりに自ら進んで貢献できる力を育んでいます。

家庭訪問の実施

2月、私たちのチームは、せいぼが支援する保育園において無償の幼児教育を受けられるよう、最も支援を必要とする家庭の子どもたちを見つけ出すことを目的とした家庭訪問を実施しました。
この取り組みは、恵まれない子どもたちを支援するために保育園の入園枠の10%を割り当てるというせいぼの取り決めに沿ったものです。
これは、マラウイにおける教育格差の是正と、恵まれない地域社会の自立支援に対するせいぼの強いコミットメント(貢献への姿勢)を反映しています。

2. Atamandike 2 Nursery school (アタマンディケ第2保育園)

せいぼが支援する保育園の取り組みを通じて、困難な状況にある家庭の2人の子どもたちに、人生を変えるような大きな機会がもたらされました。
先日の入園式において、2人の児童がアタマンディケ第2保育園に入園することになりました。

子どもたちの両親は、これまで限られた将来の選択肢しか持てない生活を半ば諦めざるを得ず、経済的な事情から、子どもたちを日雇い労働の現場に連れて行ったり、不安が残る預け先に任せたりすることがよくありました。
しかし、せいぼの支援により、この子どもたちは今後無償で幼児教育を受けられるようになります。これにより彼らの可能性が引き出され、より明るい未来への道が切り開かれることでしょう。この大きな節目は、不利な状況の連鎖(貧困の連鎖)を断ち切る上で、的を絞った支援がいかに大きな影響をもたらすかを示すものです。

3. Atamandike 1 Nursery school (アタマンディケ第1保育園)

双子の誕生は本来喜ばしいことですが、ある家族にとっては、経済的な事情からその授かりものが大きな試練となっていました。
母親は日々の生活費を稼ぐために薪を集めて売る厳しい生活を送っており、育児の重圧に苦しみながら、子どもたちを家に残したまま外出せざるを得ないことが度々ありました。

しかし、せいぼの支援により、この双子たちは現在、アタマンディケ第1保育園で幼児教育を受ける機会を得ています。
入園式でのご両親の深い感謝の念と真剣な態度は、この機会がいかに大きな意味を持つかを物語っていました。それは単なる教育の提供にとどまらず、彼らの生活を支える命綱であり、より明るい未来へ向けた希望の光となっています。

4.Kriver nursery school(クリバー保育園)

入園式の中で、クリバー保育園の園長は、せいぼの支援を受ける子どもたちの保護者に向けて語りかけ、この教育の機会を最大限に活かすためには、保護者自身の積極的な関わりが重要であることを強調しました。

保護者たちは、子どもたちを休まず通園させることや、家族の生活を支えるために小規模なビジネスなど新たな収入源となる活動を模索するよう励まされました。
このような指導は、最も困難な状況にある家庭の負担を軽減することを目指した、せいぼと各保育園との協力体制を明確に示すものです。
両者が連携することで、保護者が自らの力で貧困の連鎖を断ち切れるよう後押しし、子どもたちが将来にわたって豊かに生きていくための基盤を提供しています。

5. Chisomo CBCC

一部のCBCC(地域主体の保育センター)は、リクニ・パーラの給食を作り、支援を必要とする子どもたちに教育サポートを提供するなど、素晴らしい取り組みを見せていますが、同時に大きな壁にも直面しています。

特に顕著な課題は教材の不足です。
これが、CBCCに通う子どもたちと正規の保育園に通う子どもたちの間に、学習経験の格差を生み出しています。
この物資の不足によって、CBCCが同等の教育機会を提供することが困難になり、結果として幼児教育における既存の不平等を助長してしまっているのです。
こうしたリソース(教育資源)の格差を解消することは、両者の隔たりを埋め、すべての子どもたちに公平な学びの成果を保障するために不可欠です。

さらに、CBCCが直面している極めて深刻な課題は、清潔な水が確保できないことです。
保育者たちはリクニ・パーラなどの給食作りに尽力しているものの、安全とは言えない水源を使わざるを得ず、結果として、支援を必要とする子どもたちの健康や衛生状態が脅かされています。

清潔な水供給インフラの欠如は、子どもたちの健やかな成長を危険にさらすだけでなく、CBCCの円滑な運営そのものを困難にしており、安全な水を確保するための支援が急務であることを浮き彫りにしています。

チソモCBCCの井戸は、雨季にのみ水が得られる季節限定の命綱ですが、その水はしばしば濁っており、子どもたちが使うには安全とは言えません。
また、乾季には完全に干上がってしまい、頼れる水源がなくなってしまいます。
このような厳しい状況にもかかわらず、保育者たちは安全への懸念よりも目の前の必要性を優先し、やむを得ず汚染された水を使用することもあり、持続可能な水資源への対策が急務であることを浮き彫りにしています。


6.Mlambe CBCC
数多くの課題に直面しながらも、CBCCのボランティアたちは、支援を必要とする子どもたちを支えるという強い決意を持ち続けています。
地域住民の一人も、揺るぎない献身的な姿勢で食器の洗浄や布類の洗濯・管理などの役割を担い、安全で愛情あふれる環境を作るために、ご自身の役割以上の働きをしてくださることがよくあります。

こうしたボランティアの方々の努力は、子どもたちの人生に意味のある変化をもたらす上で、地域主導の取り組みがいかに大きな力を持っているかを明確に示しています。

Seibo Mills

Seibo Mills(製粉所)のリクニ・パーラ製品が到着すると、学校中が歓喜に包まれました。
これは「せいぼによる、せいぼのための」記念すべき最初の生産分であり、輝かしい節目となる出来事です。
栄養満点のお粥の食欲をそそる香りがふわりと漂って子どもたちやスタッフを引き寄せ、支援を必要とする生徒たちへの栄養サポートを強化していくための、目に見える確かな一歩を象徴していました。

Seibo Mills(製粉所)で生産されたリクニ・パーラがせいぼの倉庫に到着した瞬間は、大きな喜びに包まれるとともに、チームにとって極めて重要な節目となりました。
この成果は自立(自給自足)に向けたこれまでの努力の結晶であり、目に見える確かな成功を祝い合いました。
これは、彼らが支援する子どもたちへの「希望」と「前進」を象徴する出来事です。

給食支援データ(2月)
合計支援給食数:336,813食
北部ムジンバ地区:288,516食
南部ブランタイヤ地区:48,297食

サレジオ会との歩み(2021年~2025年)
公開日:2026.03.08



NPO法人聖母(Seibo Japan)は、アフリカ・マラウイの子どもたちに学校給食を届ける活動を行っています。その活動の根底には、サレジオ会との深い絆があります。ドン・ボスコがイタリアのオラトリオで始めた教育理念である「善良な市民、よきキリスト者を育てる教育」に共鳴し、教育を通じて社会をより良くしていくという共通の志を大切にしています。

マラウイでは、若者に仕事を生み出すことも非常に重要な課題です。実際、Seibo Japanの活動の原点は、英国の実業家トニー・スミスが現地の年配女性に「マラウイに必要なものは何ですか」と尋ねたことに始まります。
その答えはシンプルでした。「若者の仕事です」。

この言葉をきっかけに、Seibo Japanは子どもたちへの給食支援を続けると同時に、将来の雇用につながる教育にも力を入れてきました。現在、職業訓練センターでは、ドン・ボスコ工業専門学校(リロングウェ)の卒業生たちを含むスタッフが中心となり、若者の技能教育を支えています。
ここでは、過去3年間に日本のサレジオ系学校で行われた具体的な取り組みをご紹介します。

サレジオ学院中学・高等学校(神奈川)
「召命」と「共に栄える教育」を学ぶ
詳細はこちら

サレジオ学院では、探究学習や学校行事を通して、社会課題に向き合う実践的な学びが行われています。

MACOSYプロジェクトによる継続的支援
学生たちはフェアトレードのマラウイコーヒー販売を自主的に企画・運営し、多くの給食支援を実現してきました。この取り組みは他校にも影響を広げ、Volunteer Spirit Awardのコミュニティ賞を受賞しています。
詳細は、here

全国的な広がり:バレンタイン共同イベント(2026年2月)
See : こちら

MACOSYプロジェクトは、静岡雙葉高校の「Foster Friend」などと連携し、「Youths’ Coffee Movement」という全国的な学生ネットワークへと発展しました。各校が協力してコーヒー販売などの活動を行っています。
このイベントでは、NPO Seibo理事でありチャプレンでもある榎本神父がメッセージを伝えました。そこでは「支援する側とされる側」という関係ではなく、互いに高め合う共に栄える教育共同体(Mutual Flourishing)の重要性が強調されました。

PBL(プロジェクト型学習)との統合
詳細はこちら

生徒たちは単なる販売活動にとどまらず、NPOの仕組みやフェアトレードの理念を分析しながら、社会との関わりや自分自身の「召命(Vocation)」について考えを深めています。

サレジオ工業高等専門学校(東京・町田)

詳細は こちら

創立90周年を共に祝う
技術教育と人間教育を両立する同校では、支援の輪が大きく広がっています。

学園祭でのチャリティ販売(2023年10月)
フェアトレードコーヒーの販売を通して、約7000食分の学校給食に相当する寄付が集まりました。

創立90周年記念式典(2026年1月)
この記念式典では、Seiboがマラウイ北部ミジンバから初めて紹介したKwanza Cocoaを使用したミニチョコレートとコーヒーが提供されました。
サレジオ高専オリジナルのラベルで包装された商品は、来賓の方々から大変好評をいただきました。

サレジアン・インターナショナルスクール(東京・赤羽)

詳細はこちら

生徒たちは、販売する商品の背景を深く理解した上で活動に取り組んでいます。

焙煎所訪問(2023年1月)
クラフトクラブの生徒たちはコーヒー焙煎所を訪れ、豆が焙煎される過程を見学しました。
生豆の色が変化し、焙煎時に「パチパチ」と音がする様子を体験しながら、商品に込められたストーリーを学び、販売者としての責任感を深めました。

手作りギフト企画(2023年6月)
学んだことを活かし、手作りカード付きのコーヒーを販売。
約990食分の学校給食に相当する支援が実現しました。

サレジアン・インターナショナルスクール世田谷 & サレジオ中学校
詳細はこちら

新しい協働プロジェクト(2026年2月)

海外インターンと国内ボランティアが協力して開発した特別講義が実施され、生徒たちの国際的視野を広げる学びの機会となりました。

サレジオ中学校(小平、2025年9月)

文化祭に向けたワークショップが開催され、中学生の段階からSDGsや国際協力の仕組みを学ぶ機会が生まれました。
日本各地のサレジオ系学校の生徒たちは、コーヒーやチョコレートの販売という具体的な行動を通して、遠く離れたマラウイの子どもたちとつながり、共に成長しています。

私たちは、このような教育共同体の輪が広がり続けることで、世界はさらに良い方向へ変わっていくと信じています。
これからもサレジオ・ファミリーの皆さまと共に、この歩みを続けていけることを心より楽しみにしています。

コーヒー販売から学んだ社会変えるビジネス
公開日:2026.03.05



仙台第三高校の高校生と、茨城県鹿島高等学校の有志の学生が中心となったマラウイのコミュニティ支援の活動は、マラウイ産コーヒーのMarketing、実際のSales、販売の体験から始まりました。
このプロジェクトは、高校生がコーヒー販売を通して社会課題を学ぶ教育活動として取り上げられたものです。
今回は、こうしたムーブメントから起こった、マラウイの井戸の支援への取り組みについて、ご紹介とご支援の御願いをさせて頂きます!

※寄付ページはこちら

プロジェクトの始まり

学生たちはまず、NPO法人せいぼのスタッフからアフリカ・マラウイで生産されたコーヒーについて知り、調べるところから活動をスタートします。
コーヒーの味や産地だけでなく、生産地の暮らしや地域の課題についても学んでいきます。

学びを進める中で、生徒たちはある現実に気づきました。
それは、マラウイの多くの地域で安全な水を得るための井戸が不足しているということです。
それ以外にも、多くの点を学びましたが、安定した衛生的な給食支援のためには、きれいな水を定期的に得ることができる方法が必要であるという因果関係を、しっかりと論理的に整理することができ、それを活動に変えようという意思に繋がっていきました。

「学び」を行動に変える

以上のような活動を考え、生徒たち自身が主体となってコーヒーを販売することにしました。

①商品のストーリーを調べる
②販売方法を考える
③ポスターやSNSで発信する
④イベントで販売する

こうした経験を通して、生徒たちはビジネス、コミュニケーション、社会課題への理解を実践的に学んでいきました。
活動を続ける中で、生徒たちは考えるようになりました。
「自分たちの活動で、マラウイの人々の生活をより良くできないだろうか?」

井戸支援への挑戦

そこで高校生たちは、コーヒー販売の経験をもとに、マラウイの井戸建設を支援するための資金調達に挑戦することを決めました。
この取り組みは、単なる寄付活動ではありません。
生徒たちにとっては、社会課題を理解する、自分たちで解決方法を考える、そして人に伝え協力を得るという、社会で必要とされる力を学ぶ実践の場になっています。

高校生の挑戦を応援してください
現在、生徒たちはマラウイに井戸を届けるための支援を集めています。
このプロジェクトは高校生が社会課題と向き合い、行動する学びの機会でもあります。
ぜひ高校生の挑戦を応援し、マラウイに安全な水を届ける活動にご協力ください。

対象となるChisomo CBCCについて

マラウイにはCBCCというコミュニティのメンバーが自主的に、地域の子どもたちのために運営している保育園があります。
そこは、地元のお母さんたちが力を出し合って子どもたちの未来のために、毎朝せいぼの指導のもと、作って提供しています。
もちろん、給食支援は学校に通うきっかけの大きな一つとなり、親子とも大きなメリットになります。

一方で、小さなCBCCですと、地元の力だけでは十分な設備を整理できず、衛生的な水や教室の環境などが作られていないこともあります。 
特にChisomo CBCCは南部ブランタイヤの山間部になるCBCCになっており、周りにも森に囲まれています。
その結果、政府の人々の介入はもちろん、他のコミュニティ、村々との交流も少ない場所です。

その中では、最初に掘られた井戸が既に枯渇していたり、もともと浅い穴だった関係で乾季には渇いてしまい使えなくなったりしてしまっています。
その結果、Chisomo CBCCの場合は近くの歩いて約40分のところに水を汲みにいくという形になってしまいます。
水も十分に衛生的とは言えないため、学校給食の衛生状態にも影響があると言えます。


※寄付ページはこちら

Mpotola CBCCの井戸の支援キャンペーンの開始
公開日:2026.03.04



兵庫県神戸市須磨区にあるMarist Brothers Internantional Schoolの有志学生が、マラウイの環境問題、衛生課題と学校給食支援の繫がりに関心を持って頂いたことがきっかけになり、Mptola CBCCの井戸の支援に関わってくれることになりました!
せいぼは、オンラインでインターンシップコースを展開しており、その学習の中で今回のプログラムが開始されました。

井戸の衛生環境を整備することは、衛生的な水を給食支援の際に使用することに繋がり、子どもたちの成長に欠かせない栄養のある食事を安定して提供することに繋がります。
また、その井戸が設置されることで、将来的にはトイレの設置の可能性も提供することができます。
学校だけではなく、周りのコミュニティ全体が井戸を使うことになり、共同体全体の活性化にも繋がります。

※ご寄付はこちらから!

Mptola CBCCについて

Mptola CBCCは、南部の山間部にある幼稚園で、政府の人々がなかなか手を入れることができない環境にあります。
また、CBCC(Community Based Childcare Centre)は、共同体で自然に集まった子どもたちを、地元のお母さんたちが保育士となってお世話をしたり、教育をしたりしているところです。
Mptolaのコミュニティもそうした状態で、洪水や干ばつがあると被害が大きく、子どもたちも安定して通学ができなかったり、お母さんたちもお仕事と両立して子どもたちの御世話も大変な時があります。

CBCCの様子

そんな場所に、井戸を提供することで、きれいな水があることがきっかけで子どもたち、お母さんお父さん、コミュニティのみんなが集まる場所になります。
さらには、子どもたちが安心して給食を食べられるところになり、衛生的な環境が保てます。

現地のCBCCには井戸はありますが、乾季に入ると水が枯れてしまったり、一部故障が起きることで使用ができない状態です。
その際は、近くの水たまりに水を汲みに行く形になります。
こうした状況が続く場合は、毎日水を遠くに組みに行く時間が発生し、大きな負担を人々にかけてしまいます。

是非皆さんのご支援を、こちらからお待ちしております。

なぜ衛生的な給食が必要なのか
アフリカ南東部にあるマラウイは、世界でも貧困率の高い国の一つです。
多くの子どもたちは朝ごはんを食べられない、家庭に十分な食料がない、栄養不足の状態で学校に来ます。

そのため、空腹で授業に集中できない、学校を休んで働きに行く、途中で退学してしまうという問題が起こります。
つまり、教育を受ける前に「食べること」が大きな課題なのです。

2. 学校で温かい給食を提供

NPO法人せいぼは、マラウイの小学校などで、毎日温かい給食を提供する活動を行っています。
主なメニューは、栄養価の高い「リクニ・パーラー(Likuni Phala)」で、トウモロコシと大豆、ピーナッツを混ぜた栄養食です。
この給食は、エネルギー、タンパク質、ビタミンをバランスよく補えるように作られています。

マラウイでの給食支援は、子どもたちが学校に通い、学ぶための大きな支えになっています。しかし、給食を続けていくためには、実はもう一つ欠かせないものがあります。それが 安全な水、つまり井戸です。

マラウイの多くの地域では、家庭や学校の近くに安全な水源がないことが珍しくありません。子どもたちは水をくむために、遠くの川や池まで歩いて行くことがあります。しかし、その水は必ずしも清潔とは限らず、飲むと病気になることもあります。

給食を作るためには、たくさんの水が必要です。
例えば、

・食材を洗う
・おかゆ(リクニ・ファラワ)を調理する
・食器を洗う
・手を洗う

以上といったすべての場面で水が使われます。もし学校に安全な水がなければ、衛生的に給食を作ることができません。
つまり、井戸があることで、はじめて安心して給食を提供できるのです。
さらに、井戸は子どもたちの健康を守る役割もあります。安全な水があると、手洗いができ、病気の予防につながります。健康でいることで、子どもたちは毎日学校に通い、しっかりと勉強に集中することができます。

NPO法人せいぼとMarist Brother Internationalの学生の間でも学びによって、こうした給食と井戸の設置の関係性についても、具体的に深めることができ、こうした活動に繋がっていきました。
井戸ができることで、給食が安定して続けられるだけでなく、地域の人々も安全な水を使えるようになります。
つまり、給食が子どもたちの「学び」を支え、井戸がその給食を支えるという関係があります。
一杯の給食の背後には、水を確保するための努力があります。
井戸は、ただの水源ではなく、子どもたちの健康、教育、そして地域の未来を支える大切な存在なのです。

皆さんのご支援

皆さんのご支援は、マラウイの子どもたちの未来を創ります。
井戸設置費用としては、全体で300万円ほどかかるプロジェクトになりますが、小さな一歩でも今から始めていくことにしています!
さらに、この活動を促進している日本の学生に自信を与え、さらなる学習の深みに入っていくことにも繋がります。
マラウイ、そして日本の未来に向けて、是非皆さんの力をお貸しください。

ご支援は、こちらから!

事業型NPOへの移管と商品の価格改定について
公開日:2026.03.03



ご寄付・ご支援、活動に関わってくださっている皆様、誠にありがとうございます。

昨年2025年には、約20,000人の子どもたちに給食を毎日提供することができ、多くの家庭・コミュニティ全体が活性化される年となりました。
また、日本国内ではマラウイ産コーヒー、紅茶の事業を中心に、商品を通して多くの方々のご支援を頂いたことも、とても光栄に感じております。
今後はチョコレートやチテンジ布を使った新しい商品も加えつつ、マラウイの豊かさを商品に乗せて多くの方々に届けることで、現地の給食提供に繋げていきます!

2025年度の活動報告はこちら

・2026年に向けたお知らせ
そして、この度活動を継続していくにあたり、皆様にご共有させていただきたいことが 2点ございます。

1.事業型NPOへの移管
今まで、弊団体は「一般社団法人聖母」として商品の販売をし、同ミッションを掲げる「NPO法人聖母」に利益を寄付した上で、その寄付額をマラウイに送金しておりました。
しかし、この形態を以下の理由から N P O法人聖母の業務として一本化を行います。

・団体構造の複雑化を避け、寄付者、企業、学校法人に対する説明を簡易化する
・寄付の流れを簡潔にし、より信頼をしていただける形態にしていく
・将来、認定NPO法人化を目指す上で、「寄付のみ」にも関心を持って頂ける方を増やす

今まで弊団体は、寄付の全額(送金手数料を抜いた)をマラウイへ送金(ミッションへの還元)に充てるというNPO法人の伝統的な形態を守るために、一般社団法人での課税事業を実施してきました。
しかし、NPOを事業型することで、新しいNPOとしての姿をさらに広め、多くの方にご理解を頂くことが、持続可能なNPOの運営、現実的なマラウイの支援の継続に繋がると判断いたしました。
どうか、ご理解が頂ければ幸いです。そして、今後とも変わらないマラウイの給食支援を、よろしくお願いいたします。

2.生豆・商品の価格改定
次は、弊団体の寄付型コーヒーサイト、Warm Hearts Coffee Clubについてとなります。
気候変動によるコーヒー生豆の数量の減少や単価の上昇に伴い、4月1日の発注分から、価格の改定を行うこととなりました。
生豆につきましては、通商会社と最善の策を検討し、ブルンジのカジバジバを提供させていただきます。
(カジバジバはウォッシングステーションがある丘の名前です)
マラウイからの豆の供給が不安定になった場合、今年中の変更となる可能性が高いため、皆様にご通知いたします。

・品名 カジバジバ
・生産国 ブルンジ
・精製方法 フルウォッシュド

※価格の詳細はこちらから。

昨年に続き再度業務体系の変更となり、みなさまにお支払い時の口座変更等のお手数をおかけする形になりますことを大変心苦しく思います。
しかしながら、今後の安定した継続のため移管を決定いたしました。
ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

Moodle Moot Conference 2026に出席しました!
公開日:2026.03.01



せいぼは、佐賀大学所属で、せいぼの理事のBrendan教授とともに、Moodle Mooet Conferenceに参加しました。
当日は、コーヒーのケータリングを学会中に実施し、3日間活動したことに加えて、最終日には活動事例発表も行いました!

・せいぼとインターンコースの歩み

私たちは、今までGoogle Classroomを用いてオンラインでマラウイでの活動の起源と意義、それを続けるためのソーシャルビジネスの形、関わり組織や人々が生み出す活動事例を紹介し、最終結果として学生たちに活動の提案を頂き、具体的に実施してもらうというコースを実施してきました。
それを終了すると、インターンショップ証明を提供しているもので、今まで約40名以上の学生を輩出してきました。

そして、海外からは月に2名程度の学生が大学からの派遣で来ており、彼らもインターンとして活動をしています。
こうした活動の中で、徐々に多くに学生が全国的に具体的な学問的結果を出し、卒業していっています。

・今までの課題とこれから

以上の流れの中で、もちろんせいぼとしては多くの学生との触れ合いが増え、とても嬉しく思っています。
一方で、オンラインで授業を定期的に実施することが、現実的には限界を感じる点や、持続可能性を考えオンデマンド動画を高品質なものとして提供し、反転型授業(動画を双方向性のあるものとし、学生からの質問などを受け付ける)の形を組むことを検討するようになりました。
また、卒業した学生、登録中の学生、活動にボランティアで入ってくれた学生の過去の履歴や色々なデータを蓄え、今後のサービスや授業の質向上に生かしていくことも考えるようになりました。

こうしたこともあり、Moodleの導入のご支援を佐賀大学のBrendan教授、名寄市大学のMartin教授に協力を頂き、Moodleプラットフォームを使った授業を開始することになりました。

当日のプレゼンテーション

以上のような背景をお話した上で、せいぼは現在Moodleコースを作成し、リリースの準備をしている旨、そして積極的に協働者や参加者、登録者を募っている旨を説明しました。

〈主な内容〉
・NPO法人せいぼとは、協力者の紹介
・Moodle導入の背景
・学問界とNPO、そして国内海外インターンのユニークな協働について
・Moodleコースの作成の過程
・今後のビジョン

以上の内容によって、マラウイの給食支援に繋がるオンラインコースとして展開することを発表し、さらに寄付者、活動の協力者を同時に増やしていくためにさらに内容の質を上げていくことを、将来のビジョンとしてお話しました。
当日は、静岡サレジオ中学校の学生、せいぼのアメリカのインターン、上智大学の学生も参加しました。

Moodleコース詳細については、こちらの記事からご覧ください!

高校生と新大学1年生のチャリティ活動 交流会
公開日:2026.02.28


Moodle Courseと授業の提案


2026年2月21日、複数の高校、大学の学生たちがせいぼの事務所に集まり、お互いのチャリティ活動についての分かち合い、新学期に向けての活動の話し合いを実施しました。
お互いの地域の特徴、学校ごとの取り組みについて知ることに繋がり、充実した時間となりました。
参加校は、仙台第三高校、カリタス女子高等学校、広尾国際高等学校、春から上智大学に入る学生たちを始めとして、多くの方々が集まりました。

・せいぼのアップデート共有
せいぼは、今までコーヒー、紅茶の販売とそのソーシャルビジネスの仕組みを伝え、学生たちのブランディングを始めとしたマーケティングに関わって頂くことをメインとして、学校と協働してきました。
今後は、それに加えて支援している地域のコミュニティ型の子どもセンター(CBCC)の課題を包括的に学び、衛生的で持続可能な学校給食を共同体のメンバーが整え、それが地域の子どもたちの教育と安定した栄養にどうつながるのかをさらに踏み込んで学習できるようにしていくことも、共有しました。
オンラインでも多くの教材や現地のスタッフとの対話の機会も共有していくことも、参加者に共有しました。

その学びを通して、学校給食支援と井戸の支援、キッチンの修繕のためのファンドレイジング、商品の販売とストーリーの深化などに、学生がさらに関わってもらえる実感を得ることに繋がりました。
(教材については、こちらもご覧ください)

・高校生のクラウドファンディングを応援

仙台第三高校の生徒様から、現在実施しているChisomo CBCCのための井戸の支援のクラウドファンディングのお知らせがありました。
その活動に対して、他の学校も自分の活動で得られた資金を使って支援額に充てる検討や、オンラインでの協働告知のアイデアも出てきました。

・大学生との連携

大学生は、みんな高校の時にせいぼの活動に関わってくれたメンバーでした。
そのため、今度は高校生の活動をさらに社会に知らせることができます。
今後、高校生と大学生が世代、学年、学校を越えて繋がっていくことも期待しています。

最後に、マラウイで食べられている学校給食を、みんなで作って試食してみました。
思ったよりおいしい、簡単に作れる、甘くて全然いける!など色々な感想が出て、より身近にマラウイの給食を感じることができました。
これからも、給食支援のために、日本の学生たちとの繋がりを広げていきます!