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ダリオ・フォー『虎のはなし』
2016年12月5日(月)
イタリアの劇作家 演出家 俳優
東京のシアターX25年間の歴史の中で、これはアフリカの演劇人が公演する初めての機会であり、シアターXはこの機会を利用してライブ公演後に、マラウイの学校給食プログラムを支援するNPOせいぼのために、マラウイについての更に詳しいことと、同NPOの活動を、観客の方々に知ってもらうディスカッションを引き続き開催します。
『虎のはなし』は元々、イタリアの俳優・劇作家のダリオ・フォ氏によって、1975年の中国訪問後に書かれた戯曲です。
俳優のムワンベネは、この一人芝居を現代のマラウイの状況に当てはめて脚色し、逆境の中での勇気と強さを描いたはなしにしています。
この公演は英語で行われますが日本語字幕が付いていて、公演終了後のディスカッションは日本語で行われます。
チケットはシアターXのウェブサイトで販売されていて、全席自由で1枚 1,000円(高校生500円)です。
午後7時開演で、開場は30分前です。
チケット予約ウェブサイト : http://www.theaterx.jp/ticket.shtml
公演終了後のディスカッションでは、観客の方々がマラウイに関するどんな質問をされても、この俳優と次のパネリストがお答えすることになっています:
デクラン・サマーズ - せいぼじゃぱん
岩崎有一 - ジャーナリスト・武蔵大学講師
和泉澤浩 - 日本マラウイ協会
社会貢献型グルメアプリ「テーブルクロス」さんから、402食分の給食支援金を頂きました~♪
本当にありがとうございました。
みなさまはご存知ですか?
<アプリはこちら!
http://tablecross.com/2305-2/
主催:アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン東京
www.inj.or.jp
共催:せいぼじゃぱん
www.seibojapan.or.jp/
INJ はアイルランド文化の紹介や、日本とアイルランドの文化交流を深めるために様々なイベントを行っています。ハロウィーンはケルト文化圏であるアイルランドに起源があると言われており、その歴史的な背景や本来の姿を皆さまに知っていただこうと思い、今回のイベントを企画しました。
10/30(日)の17時〜、ハロウィンのルーツ、アイルランドスタイルで楽しめハロウィンパーティを開催します。仮装だけじゃない、もっともっと深淵なハロウィンの魅力を体験いただけるコンテンツを用意しています。
スペシャルゲストとして、アイルランドのコーラスグループ『アヌーナ(Anuna)」の Michael McGlynn さんと Andrea Delany さんの2人も参加いただいて、ケルト文化と歌、アイルランドハロウィンについて御話を伺う予定です。
また、ハロウィンってチャリティとも深〜い関係がある!ということで、今回はアフリカ・マラウイの子どもたちに給食支援をしてる、NPOせいぼとの共催イベントにしています。
ハロウィンはケルトの大晦日。収穫(自然の恵み)に感謝つつ、冬に備えて新鮮な食べものを味わいながら、新年を祝うお祭りです。自分たちが楽しみながらも、困っている人々に思いを馳せ、支援の手を差し伸べるイベントにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
★Seibo Japan & INJ東京 Halloween Charity Party チャリティーパーティー!!!
【プログラム】
Part 1: SAMHAIN
アイルランド伝統文化 サウェン
※サウェン:アイルランドの大晦日にあたる伝統文化。現在のハロウィーンの日に行われる。
ケルティックコーラスの神秘的なパフォーマンスを交えながら、ハロウィーンの歴史や発祥の地・アイルランドならではのエピソードついて紹介させていただきます。
*プレゼンテーションは日本語と英語の両方で行われます。
場所:VIVO BAR TOKYO/ヴィヴォ バー 六本木
http://www.tokyo-club.net/vivo-bar/
時間:5:00pm- 9:30pm
Part 2: HALLOWEEN
アイルランド版 ハロウィン
アイルランドの伝統的な音楽やコンテンポラリーミュージックによるライブを楽しんでいただけます。ハロウィンの仮装に身を包んで、素敵な音楽やドリンクをお供に夜を楽しみましょう!
7-8時の間は死者の魂に対して弔いの気持ちを示すために、静粛な雰囲気の中でドリンクを楽しみます。アイルランドの一部の地域では実際にこのようなハロウィンの過ごし方をしています!日本ではあまりなじみのない、アイルランド版のハロウィンの過ごし方を体験してみませんか?
ジェムソン・ウィスキーのボトルなどを景品とするチャリティー抽選会も行われます。また、オリジナリティ溢れる素晴らしい仮装をしてきた方にも、素敵な景品を準備しています!
ムジンバ地区、マテウ小学校
生徒数:195人
給食支援開始日:2016年9月13日
マテウ小学校は、ムジンバの中心路からは4キロ程度離れています。そこには、195人の子どもたちがいますが、教室の不足から野外で授業をしています。雨季は生徒たちが狭いスペースで座って授業を受けて姿もあり、勉強する環境が十分整っているとはいえません。
飲料水も、学校から2キロ先の先の井戸から汲んでおり、周辺の生活状況にもたくさんの困難が付きまとっていることがわかります。しかし、そこには希望もあります。2016年2月には、皆さんのご寄付のおかげで、マテウ周辺の学校が給食支援を開始する基盤ができました。がれきを使って家を建て、さらには屋根の整備をまずは始めたところです。
現地の先生のリーダーであるモヨ(Moyo)さんによれば、2016年2月には、2人の生徒が栄養失調で亡くなったそうです。そのことをきっかけにして、もう二度とこんなことが起こらないようにと、学校側が心を一つにしたとのことでした。私達せいぼも、こうした目標に貢献するために、これからも給食支援に一層力を入れていきます。
2017年2月15日
マラウイのせいぼスタッフの訪問後、日本にもお知らせがありました。生徒数が、順調に伸びているようで、216人まで上がったそうです。学校には1つしかロケット・ストーブがありませんが、新しい政府の給食支援の方針に合わせて事業を展開させている様子です。実際の給食の支援は、朝7時に行われ、20分程度で終了します。
さらには、学校として「健康調査アシスタント」のプロジェクトに関わり、せいぼと通じての給食支援がどの程度子どもたちの健康に影響を与えているかを調査しています。
学校全体が、食糧の管理の体系などの質の高さで評価を得ています。せいぼとしても、これからもしっかりサポートしていきたいと考えています。
ムジンバ地区、チコンダウォンガ小学校
生徒数:310人
給食支援開始日:2016年9月13日
チコンダウォンガ(Chikondawonga)村に位置するチャングルベ(Cham’ngulube)小学校は、マラウイの小学校にしてはとても小さい学校です。その学校は、ムジンバの中心路からは8キロ程度離れており、9つの村に囲まれています。免許を持った先生も、7人いらっしゃいます。
2016年9月13日に学校給食事業が開始され、10人の村の重役たちと、20人の現地の女性ボランティアが関わることとなりました。彼らは、ロケットストーブの使い方などの基礎となる研修を受けました。
2017年2月15日
マラウイのせいぼスタッフが、チャングルベ小学校を訪れ、お知らせがありました。それによると、370人まで生徒数が増えたようです。当初予定していたように、小学校の共同体の皆さんは、地元の村長に雇われたガードマンを付けたようです。ボランティアによる給食の調理は、朝の3時に始まり、6時30分までには必ず子どもたちが食事ができるようになっています。しかし、生徒数が伸びていることと、学校に1つしかロケットストーブがないことから、今後安定して給食が提供できるかが心配の種でもあります。せいぼとしては、もう一つロケット・ストーブを提供できるようにしていければと考えています。
9月25日に井の頭恩賜公園西園文化交流広場にて開催された三鷹国際交流フェスティバルのご報告を致します。
前日に降った雨がうそのような素晴らしい天候の中での開催となり、世界各国の料理や雑貨、各ブースのアトラクションと盛りだくさんのイベントでした。せいぼじゃぱんにお立ち寄り下さった皆さま、「マラウイクイズ」にご参加していただきましたお友達、新規せいぼじゃぱんサポーターになって下さったM様、本当にありがとうございました。今回のイベントを通じて、マラウイの子ども達へ約950食を届ける事となりましたのでご報告致します。
・新潟県新潟市、アフリカンベーカリ-&カフェ「ナミテテ」様 HP: http://www.namitete.com/
・千葉県香取市、小江戸 純カステラ「八木清商店」様 Tel:0478-55-2933
ご協賛いただき、ありがとうございました。
“Thanks a Million”チャリティーコンサート2017
主催:NPO法人聖母
場所:What the Dickens (恵比寿駅から3分)
日にち:2017: 3/19(日)
入場:午後6時
イベント内容:3/18-19にかけて、東京の表参道と代々木公園でSt. Patrick’s Day(セイント・パトリックス・デー/聖パトリックの祭日)のイベントが行われます。また、20日は国連が定める「世界幸福デー」で、世界中でこの日をお祝いしています。そこで私たちは、世界中の恵まれない子供たちにもこの日をきっかけに少しでも幸せな気持ちを感じてもらいたいと考え、そういったイベントを組み合わせて、19日の夜をとても楽しい一夜にしたいと考えております。
※St. Patrick’s Day(セイント・パトリックス・デー)とは:アイルランドにキリスト教を広めたとされる聖人パトリックを讃える日として毎年3/17はSt. Patrick’s Dayと定められています。この日はパレードなどが行われ、盛大に祝われています。
※世界幸福デーとは:国連は2012年に、「幸福や本当の豊かさについて世界中で考えてみよう!」という日として、毎年3/20を「世界幸福デー」と制定しました。他人の幸せを願う、小さな親切があなた自身にも幸せをもたらします。
※現在出演が確定しているアーティストはこの2グループですが、まだまだ出演者を応募しています!出演希望者はぜひ下記までお問合せください!
お問合せ:特定非営利活動法人 聖母
〒112-0004
東京都文京区後楽2-23-7 宮田ビル4F B号室
tel: 080-4200-9923
info@seibojapan.or.jp
アイルランドとアフリカの音楽で世界中の幸せを祝う週末を過ごし、私たちが行っているマラウイの給食支援活動に力を貸してくれませんか?あなたの幸せがマラウイの子供たちの幸せにつながります!
寄付:¥3,000はマラウイの子供1人の1年分の給食費として使わせていただきます。
NPO法人聖母のHPから「今すぐ支援する」→「今のみ支援」で寄付額の欄で¥3,000をお選びいただくと、¥3,000の寄付になると同時に、このThanks a Millionチャリティーコンサートのチケットをお届けさせていただきます。
*寄付金額をお選びいただく際に、”Thanks a Million”と一言添えていただきますようお願い申し上げます。
※NPO法人聖母HP:https://www.seibojapan.or.jp/fundraising_one_time_only
カプタ教育圏12校での給食事業の安定化を図るための支援体制の構築と助成金支援での給食調理釜の設置に聖母職員を派遣しました。
Tawina CBCC Nursery school
Bo! マラウイ保育園便り45
タウィナ保育園、ペンスロ村
生徒数:98人
給食事業開始日:2016年8月22日
タウィナの地域共同体が基盤となっている子ども保育センターが、カナンジと呼ばれる村にあります。そこは、クンタジャという場所の「伝統的中央当局機関」(T/Aと一般的に呼ばれる。Traditional Authorityのこと)の管轄下にあります。
タウィナ保育園は、チリモニにあるせいぼのオフィスから、岩が点在する少し険しい道を24キロほど通って行ったところになります。2012年に始まった保育園ですが、独自の地域共同体のメンバーの中から選ばれた10人の人々の手によって経営されてきた、完全に地域密着型の保育園です。4人の保育係のボランティアが毎週子ども達の世話をしており、90人の子ども達を、その4人の中から交代で2人が90人の子ども達のお世話をしています。
保育係の人々の現状
タウィナ保育園の保育係の人々は、誰も保育の公的な訓練を受けていません。彼らは小学校の卒業のみの学歴の人々です。
保育園の建物
保育園の建物は、鉄の屋根に覆われた二つの部屋で構成されています。屋根にのっている鉄のシートとセメントは、必要性に気づいたバンザラというブランタイアに住んでいる兄弟からの寄付によって入手できたものです。
その地域共同体は、建築に使うブロック、従業員、そして土地を提供しました。最近は、タウィナ保育園はドアがなく、部屋の内部が補強が必要な状態になっています。
日々の保育園の様子
タウィナ保育園の一日は、朝の8時から始まり、11時には終わります。学校給食は10時30分くらいに提供されています。そして、ボランティアによって、現地の共同体の調理作業が手伝われています。ほとんどのボランティアは、彼らの子どもが保育園に出席しているか、もしくは自分の子どもに給食を与えるために連れてきているかのどちらかです。
トイレと水場
地域共同体の人々は、協力して外にトイレと水場を設置しました。しかし、雨期の間は使うことができない状態です。学校給食を作るのに十分な水を確保するために、女性たちは朝1時には起きて、水場から水をくまなくてはいけません。もし、水場に水が十分溜まっていなかった場合には、さらに45分歩いて、穴から水を汲みにいかなくてはいけません。
共同体の人々の団結心
2012年、保育園が開校した際には、地域共同体の人々がみんなでメイズを保育園のために提供してくれました。しかし、その提供は、その時に家に食べ物があった人々に頼って行っていたことでしたので、長くつきはせず、すぐに終わってしまった動きでした。
2014年には、中国のNGOが寄付をしてくださっていました。彼らは4か月間の協力体制を作ってくれ、月に一度、50キロのメイズ、ソヤ・ビーンズを10キロ、さらにはキー豆と料理用の油を寄付してくれていました。2016年からは、タウィナ保育園せいぼとともに学校給食支援をしてくれています。
共同体の利益
こうした多くの人々の協力が基盤となり、子どもたちの健康状態は向上し、その両親たちは現在はタウィナに子どもたちを積極的に送ってくれています。
現在抱えている課題
・保育園のトイレが壊れてしまっていますが、立て直すのに十分な費用がありません。
・給食を調理するために使う水をくむのに、ボランティアの人々が早朝に起きなくてはいけない。
・タウィナCBCCには、勉強をするための道具などが一切ない。
・タウィナで働いているスタッフには、先生としての養成がされていない。
・最も近い小学校が、保育園のある村から何キロも離れている。
保育園に通っていた子どもたちが卒業を迎えると、小学校に行くためには、7時30分には学校についていなくてはいけないため、朝6時には家を出なくてはいけない状態です。こうした時間帯に登校するのは、大変なことで、特に小学校一年生には負担が大きいです。そのため、地域の共同体としては、こうした小学校一年生のために、彼らが通っていた保育園と同じ地域に、もう一つ部屋を作り、同じ場所に留まれるようにしました。しかし、こうした事態の改善策にも関わらず、政府は今だその方針を認めておらず、先生を送ることにも同意をしていない状態です。
タウィナ保育園は、皆さんの支援を必要としています
地域の人々は、実際は彼ら自身の家族の食糧を得ることだけでも苦労しています。だからこそ、彼らは自分の地域の保育園を維持していく上で、より一層困難を抱えています。しかし、それでも彼らは地域の子ども達を守るために懸命に働いています。タウィナは他の学校よりも遠い場所にあり、特に雨期においては行くのが難しい場所にあります。残念ですが、そのために地域としては給食支援の発展が十分に進まず、おきざりになってしまったとも言えます。こうした状況を改善し、子ども達に安定した、質の高い給食を届けるために、タウィナは、他の保育園、幼稚園に比べて特に、援助が必要な状態です。
もし、皆さんがこの共同体のために支援をしてくださる事が可能であれば、寄付をして頂けたら嬉しいです。または、せいぼに連絡をください。タウィナのみんなを助けましょう!!
寄付を下さる場合は、今すぐ支援!をクリックください。ありがとうございました。
Atamandike 1 Nursery school
Bo! マラウイ保育園便り43 給食支援開始日:8月22日
アタマンディケ 1 保育園は、ムルングジと呼ばれているエリアにあります。
こちらの保育園には、現在56人の子どもが通っています。この保育園を所有しているエリザベスさんが、職員の中心となって働いているます。