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中学生のボランティア体験
公開日:2019.08.30


中学生のボランティア体験
2019年8月25日、一人の中学生のボランティアの方が、
せいぼの寄付型コーヒーブランドWarm Hearts Coffee Clubの、
コーヒーイベントに参加してくれました!

8月は、学校がお休みで、何かボランティア活動を通じて、
charityの精神を学ぶために、今回せいぼに来てくれました。

日本の社会貢献企業の姿
仕事をすることは、もちろん社会で生きていく上で、
とても大事なことです。
たくさんの利益を出して、会社に貢献することは、
経済全体に好循環を与えます。

しかし、その仕事が人のため、そしてもっと言えば世界のために、
少しでも貢献できるものだったらどうでしょうか。
そんなせいぼの社会貢献企業としての姿を、
レポートにしてまとめてくれました。

日本の現状、教会の姿
日本は今、多くの外国人の方々を迎え、
色々な困難も抱えています。
しかし、そこには多くの出会いがあることも確かです。
カトリックの教会は、そんな場所の一つであり、
中学2年生である彼女は、他国籍の人々の中で、コーヒーの提供を通して、
自らを発信し、人の役に立つことのやりがいを感じてくれました。

人々の持つPersonal Stories
教会では、多くの人々が集まります。
そして、コーヒーを飲みながら、色々な話題が出てきます。
そんな中で、ボランティアの彼女は、体験した出会いをまとめてくれました。

チャリティ精神の芽生え
こうして、人のために自分の時間を使ってみること、
そして具体的に何かを感じてみることは、
将来社会で働く上で、利益を創出することに加え、
もっと深い生きがいや、モチベーションに繋がると思います。
こうした体験が、将来仕事を持続的に、創造的にしていくための、
第一歩になれば幸いです。

映画『風を捕まえた少年』
公開日:2019.07.31

8月2日(金)より、『風をつかまえた少年』という、
マラウイで撮影された、ドキュメンタリー映画が公開されます。

この映画は、現地で撮影されたということもあり、
臨場感を持って、その現実が伝わるものとなっています。
乾季と雨季それぞれの時期における、干ばつと洪水は、
現地の人々が自然と必死に共存し、生活をしていくという、
生き生きとした現実を物語ってくれます。

しかし、その一方で、飢餓を始めとした多くの課題も発生します。
そんな中で、多くの人々が方を落とす中、
一人の少年が、ごみのガラクタの中から、発電機を作ることを思いつきます。
その少年、ウィリアムは、理科の勉強を糧にして、
家族のため、そして共同体の人々のために、
持っている力を全て使い、発電に成功し、
干ばつの現地に、水を引くことで、みんなに元気を届けます。

参考URL:https://longride.jp/kaze/

私たちが生きる中で、多くの課題にぶつかることは言うまでもないことです。
しかし、そんな困難の中でも、大切な人のために必死になり、
解決策を見つけたウィリアムさんの生きざまは、きっと心に残り、
私たちが生きる上で、一つの指針になると思います。

せいぼも、100%寄付型のコーヒーを提供し、
現地のストーリーを届けるお手伝いをしていければと思います。
映画は現地で撮られたため、きっとその風景を想像しながら、
コーヒーを召し上がって頂けます。
先着で、無料のマラウイドリップコーヒー10gも、
ご提供しております。

参考URL: http://www.warmheartscoffeeclub.com/

皆さんのお越しをお待ちしております!

せいぼの6月の活動
公開日:2019.07.31

せいぼの6月の活動報告
6月も、皆さんのおかげで、現地では給食支援が展開でき、
子ども達の成長も、誇らしく思えています。

せいぼの現地スタッフは、6月に北部のムジンバにも足を運び、
小学校に加え、無料の保育所に訪れ、
いつもは食事を食べることができない子ども達に対して、
給食を提供することができました。
こうした継続的な発展ができるのは、皆さんのおかげです!
Zikomo Kwambiri!!

6月の具体的な活動について
-12,655人の北部ムジンバの小学生に、給食を提供しました。
-南部ブランタイアのチロモニ地区の保育園の子供たちのうち、
1,062人に給食を提供しました。
-せいぼの支援の上で保育園に通っている「せいぼキッズ」の人数は、
現在73人となっています。

6月の保育園への支援の概要
-登録者人数は、1,323人となっています。
-使用した食糧は、2,460gのパーラーとなりました。
-2,100kgを新たに注文し、倉庫に現在、1,000kgがあります。

もっと多くの子供たちに給食を!
給食支援をする中で、忘れてはいけないことは、
まだ他にも、保育園に行けないという理由だけで、
給食が食べれていない子供たちがいるという事実です。
6月4日、せいぼは13人の「せいぼキッズ」への申し込みについて会合を開きました。
このうち、6人は「せいぼキッズ」として、せいぼの支援を受けることが決まりました。
その中で、3人はすでに引き取り先の保育園も決まっています。

他の3人が、どこの保育園に行くようになるか、
現地からの情報を待っているところです。

せいぼのパートナーである「マザーテレサチルドレンセンター」(MTCC)は、
家庭訪問を行い、出来る限り、貧困に苦しんでいる人の現状を知り、
必要な支援をするために動いています。
こうした活動も、皆さんの支援によって成り立っています。

Meet the New Seibo Kids!

プレシャス

 

生年月日: 2015年7月5日
プレシャスは、2019年7月27日から、学校に通い始めました。
体重が13.4kgで、身長が99.1cmです。
これからの成長を期待していきたいです!

クリスチャン

生年月日:2016年9月20日
6月27日から、クリスチャンは、学校に通い始めました。
13.3kgの体重、91.5cmの身長となっています。
学校に来たばかりで、これからの成長が楽しみです!

ジョセフ

生年月日:2016年1月26日
6月27日から学校に通い始めました。
体重は13.5kgで、身長は93cmです。
まだまだこれから、学校でたくさん勉強して、
大きく成長します!

新しいせいぼキッズの保護者たち
45か所の保育園の子供たちの両親が、6月7日のフォーラムに参加しました。
6月7日に、せいぼが企画したフォーラムで、MTCCと共同で行いました。
実施内容は、以下のこととなります。
– 家庭での子供たちとの接し方
– よい例と悪い例の共有
– 必要な精神、子ども達との時間の使い方

とても楽しい時間を過ごすことができたようです。

新しい保育園も少しずつ拡大!
せいぼが始まったばかりの際は、南部の40校の保育園に対して、
給食支援を実施していました。
その中で、6校のパートナー校が、共同体の都合もあり、
閉鎖となってきました。
その中で、私たちは数か月の間、新たなパートナーを見つけるため、
給食支援が本当に必要な保育園、その共同体を探してきました。
先月の活動委レポートでは、”Fatihu Deen”と”Little Bee”保育園について、
ご紹介をさせて頂きました。
そして、今月は、さらに新たな候補が挙がっています!

Grema保育園
この保育園は、Chilomoni hemaという地区に属しており、
Jeshurun省という共同体が管轄となっています。
この場所の保育園は、2019年1月に始まった新しい場所で、
6月には、20人の子どもたち、2人の先生がいる状態になりました。
その中で1人は、幼児教育指導の免許を取得しています。
1歳から5歳の養育にはK2,500、保育プログラムにはK1,500の料金が、
支払われています。

Tivwirane保育園
北部チロモニ地区にある教会、セントジェームズ教会の近くの幼稚園で、
6月の段階では、18人の子どもたちが登録されています。
年齢は、5か月から5歳までがいます。2人の先生もいらっしゃいます。
そのうち一人は、幼児教育の免許を持っています。
水とトイレは、その場で使用が可能とのことです。

Tinashe保育園
Nthukwaという場所にあり、”Love of Jesus Church”という教会の中に属しています。
22人の子供たちがおり、13人の男の子、9人の女の子で構成されています。
年齢は、1歳から6歳までにわたっています。
2人の先生がおり、1人は幼児教育の免許を持っています。
トイレが現地で使うことができ、水は近くの井戸から取ってきています。

Samirah保育園
“Champion Church”という教会の中のChilomoni hemaに属しており、
25人の子どもたちがいます。15人の男の子、10人の女の子で構成されています。
1人に付き、K5,000となっています。
2人の先生がおり、1人が幼児教育の免許を持っています。
今現在は、保育園にはトイレがないとのことです。
2019年の頭に大雨があった影響で、トイレが壊れてしまったとのことです。
しかし、8月には学校が夏休みの期間中に、
トイレの工事を行うとのことです。

MZIMBA小学校の6月のレポート
– 13,518人(男の子6,587人、女の子6,931人)に給食を届けました。
– 19,400kgの給食を、子どもたちに提供しました。
– 6月10日と14日に、せいぼスタッフは、調査もかねて、現地を訪問しました。

せいぼスタッフのMZIMBAでの働き

せいぼスタッフは、北部を訪れ、全ての学校の委員会関係者、
各地域の代表たちとミーティングを行いました。
以下がその内容となります。

学校給食委員会の働きについて
いくつかの学校の関係者は、ミーティングに出席ができず、
通常も十分な働きができていないのが現状でした。
Kazomba小学校の校長は、報酬の少なさなどが原因で、
ボランティアスタッフは、少しずつ減少をしてしまっており、
それが現在の大きな問題であることを述べました。
現在は、Kazomba小学校を担当している委員会のメンバーの10人のうち、
4人しか動いていない現状を、共有しました。

舗装されていない道
北部のChabereとKanyerereとの間の道は、常に問題を抱えています。
地元のリーダーたちが話し合い、アクセス状態の改善を図ろうとしますが、
常に問題が会計しないのが現状です。
このことによって、給食を届けるのも、子どもたちの成長の記録を取るのも、
常に困難を伴ってしまいます。
実際に彼らのための給食は、Kazomba小学校など、違う場所に保存してあり、
それを運ぶために、今後アクセスの状態を改善することが課題です。

地元共同体のリーダーからの協力の不足
KazombaやMatewuという小学校におけるリーダーたちは、
給食支援に関する活動、ミーティングなどに顔を出さず、
状況を把握できていないとのことでした。
しかし、せいぼスタッフとしては、無視できない状態のため、
現地の共同体のために、協力体制を臨機応変に提供しています。

給食の在庫保存の場所
いくつかの学校は、専用の給食の貯蔵庫を持とうとしていますが、
現在のところ、一時的な貯蔵庫などで対応をしている際もあります。
今後も、安定した貯蔵庫を確保していくことが、課題となっています。

以上が、6月の活動の報告となります。
新たな保育園への支援や、せいぼキッズの拡大など、
皆さんのおかげで、多くの良いニュースも入ってきています。
しかし、同時に改善すべき課題も多く持っています。

私たち達は、日本で東アフリカの課題と向き合いながら、
子どもたちの笑顔、将来の成長をモチベーションにして、
さらに活動を拡大できるようにしていければと思います。

学校給食、栄養管理についてのミーティング
6月14日、12校から集まった学校給食に関わる栄養管理を担当する先生方と、
せいぼスタッフはミーティングを行いました。
ミーティングは、2か所で同日開催され、それぞれの内容がご紹介できればと思います。

Meeting A: Kaphuta TDC
19人の出席者がおり、8校の保育園についてのミーティングとなりました。
Kaphuta, Kazengo, Mzimba LEA, St. Paul, Davy, Kanyerere, Kazomba,Chabereの
それぞれの代表者が集まりました。

Meeting B:Kabuku Primary小学校
4校から、7人の出席者が集まりました。
Kabuku, Matewu, Chamngulube、そしてMacherecheta小学校からの参加で、
それぞれの代表が集まりました。
ミーティングの意図としては、各地の学校給食委員会の人々が、
それぞれの義務を果たし、働いてくれることを奨励することでした。
ミーティングの初めに、それぞれの学校が、給食の与えた効果、
共同体の変化、成長について分かち合いました。
共通してよく議論されるのは、ボランティアの不足であり、
継続的に解決に向けて動くべき課題と言えます。

せいぼスタッフ側も、共同体の人々に対して、
給食提供における協力だけではなく、その貯蔵庫の衛生管理など、
十分に気を配るように語りました。
それぞれのボランティアが気を配ることで、少しずつでも、
共同体全体が成長できるように、声掛けを続けています。

アニーと将来の学校給食

アニーは、4歳の子供を持つ母親で、学校給食を提供するボランティアの一人です。
彼女の子供はまだ、学校には通っていません。しかし、彼女は自分の子供が、
将来給食を必要としており、共同体の人々、学校の皆さんの力を借り、
自分の子供の将来に繋がることを知っていて、自ら積極的に、
他の子供たちへの学校給食の提供を手伝っています。

朝ご飯を子どもたちに提供することは、貧困の家庭にとっては難しいことですが、
学校に行くことで、朝ご飯を食べることができます。
「パーラーは、大きな力になり、子どもたちの笑顔を見ることは幸せです」と、
アニーは語っています。
アニーは、今でもボランティアとして、マラウイで働いています。

Seibo- 15円の力
マラウイでは、15円で一人の子供の給食費となります。
1食の給食は、大きく子供たちの将来を動かしてくれます。
ご支援はこちらから!

せいぼの3月~5月の活動
公開日:2019.07.16

3月の給食提供
せいぼは、3月において、南部チロモニで1,220人の子どもたちに、
給食を提供し、約23トンのパーラーを届けました。

南部マカプア幼稚園の様子

4月の給食提供
4月には、せいぼは南部ムジンバの13,498人、
北部チロモニの1,287人の子どもたちに、給食を提供しました。
せいぼは、3月において、南部チロモニで1,220人の子どもたちに、
給食を提供し、約23トンのパーラーを届けました。

一方で、せいぼは現地で、多くの困難も経験しました。
北部では、パーラーの提供会社の在庫不足の問題、
また貯蔵庫の破損なども重なり、北部での食糧が十分に確保できませんでした。
3月は、その影響によって、北部の小学校に対しては、
十分な給食の提供をすることができない状態でした。

今後の課題として、北部のパーラーを管理する倉庫の構築、修理など、
具体的な対策が考えられる思います。
今後、アップデート情報があれば、皆様にもお伝えができればと思います。

子どもたちの成長のモニタリング
3月11日~4月3日にかけて、各幼稚園、CBCC、小学校において、
身長、体重測定を行い、成長の記録を取りました。
955人の子どもたちに対して実施することができました。

その中で、64人の子どもたちが「せいぼキッズ」となっており、
各地域の中で特別な事情で学校に通えず、
せいぼが支援をすることで、通学をしている子どもたちでした。
彼らもモニタリングの対象となり、何人かについて、
詳細な成長記録がご紹介できればと思います。

Beautyちゃんの成長記録
ビューティちゃんは、2015年1月26日生まれで、
2018年11月22日から、学校に通い始めました。
通学を始めた際の体重は、11.2kgで、身長は90.3cmでしたが、
現在は11.8kgとなり、92cmの身長となっております。

Pianaちゃんの成長記録
ピアナちゃんは、2015年10月17日に生まれました。
その後、2018年11月7日から学校に行くようになりましたが、
その際は、15.1kgの体重、98.8cmの身長でした。
現在は、16.4kgの体重、101.4cmの身長に成長をしています。

Euniceちゃんの成長記録
エウニスちゃんは、2018年11月7日から学校に通い始め、
最初は12.6kgの体重、91.5cmの身長でした。
しかし、現在は13.5kgの体重、94cmの身長に成長しています。

Elizabethちゃんの成長記録
エリザベスちゃんは、2016年10月3日に生まれ、
2018年10月7日から学校に通っています。
最初は、10.4kgの体重、82cmの身長でしたが、
現在は12kgの体重、89cmの身長に成長しています。

幼稚園のディレクターとのミーティング
4月12日、せいぼは各幼稚園のディレクターの方々とミーティングを行い、
給食を提供するパートナーとしての覚書の更新を行いました。

ミーティングの大きな目的は、パートナーとなっている幼稚園の方々と、
再度給食提供の継続について認識を深め、
お互いに、現場の子供たちのために、どう貢献していくか、
話し合うことでした。
ミーティングでは、せいぼのパートナーである、
「マザーテレサチルドレンセンター」の職員も加わり、
覚書の内容を再確認しました。

村の共同体の村長、コミュニティリーダーとの繋がり
5月6日~7日にかけて、せいぼチームは、各地のCBCCを回り、
覚書内容について話し合いました。
その後、各共同体の村長、教育省の代表、先生たちは、
せいぼとのミーティング内容を基に、今後の発展に向けて、
議論を深めていました。

新たな学校との繋がり
南部のチロモニでは、せいぼは現在、34校の幼稚園に対して、
給食を提供しています。
最初は、40校に対して給食を提供しておりましたが、
6校の継続が難しくなり、34校となっています。
しかし、マラウイ南部には、給食支援が必要な地域、
共同体は多く存在しています。

そのため、この6校の代わりとなる場所を、せいぼのパートナーである、
「マザーテレサチルドレンセンター」の助けのもと、
調査を行った結果、適切な6校が見つかりました。
今回は、その中の2校について、ご紹介させて頂ければと思います。

Fatihu Deen
チロモニ地区近郊にある幼稚園で、26人の子どもたちがいます。
11人の男の子、15人の女の子で構成されています。
責任者はカッシム・ビナリ(Cassim Binali)さんで、
2人の先生を雇っています。

設備の状態としては、現在2つのトイレがあり、
水は近くの水道から持って来て使っています。

Little Bee
チロモニ地区の中心にあるAgape教会の近くにある幼稚園で、
学校の運営は、2017年から開始されています。
登録の子供たちの人数は、52人となっています。
先生は、4人おり、3人は幼児教育の正式な免許を持った方々です。

設備としては、トイレが1つあり、水は近くの水道から、
取ってきて、使用しています。

3月~5月の進捗のまとめ
現在給食を提供している学校との関係作りや、
せいぼキッズの安定した成長など、色々な成果がご報告できたと思います。
また、今後新たな2校の給食提供のパートナーの学校の進捗も、
今後アップデートしていければと思います。

こうした日々の成長は、皆様のご協力のおかげです。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

新しい幼稚園Little Beeの子供たち

サイクロンについての更新情報
公開日:2019.07.08


拡大したサイクロンの被害
すでにお伝えをさせて頂いたように、2019年3月14日、
モザンビークはサイクロンIdaiの被害に遭い、
マラウイ南部も、被害がありました。
さらに、その後4月25日には、Kennethと名付けられたサイクロンが、
再び猛威を振るいました。

被害としては、モザンビーク、マラウイ、ジンバブエを含め、
約300万人に及びました。
死者は、約843人に及んでいます。
サイクロンIdaiの被害は、南半球で過去最大のものとなっており、
ワールドビジョンのデータによれば、少なくても150万人の子どもたちが、
各国で被害を受けたとのことです。
地区で考えると、約15地区、そして2つの都市が甚大な被害を受け、
モザンビークからは多くの人々が移動を余儀なくされました。

マラウイの状態
2019年3月の時点で、59人の人々が死亡しているとの情報があり、
政府はすでに緊急勧告をしています。
約4億ドルもの資金が、この災害から回復するためには必要と
推測がされている状態です。
この資金は、保険衛生、インフラの整備など、
様々な分野からの意見を集約した結果となっています。
包括的な取り組みが、今後必要になってきます。

せいぼの取り組み
せいぼも、サイクロンの被害にあった家族の子供たちに対して、
給食支援をしています。
そのため、現在の寄付が特別に該当の子供たちがいる共同体に対しては、
インフラの整備などに対しても使用されています。
詳しくは、こちらもご覧いただければと思います。

これからもご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

食品ロスと学校給食
公開日:2019.07.08


フードロスとは
日本では、年間で650万トンの食べ物が、食べられる前に捨てられ、
大きな問題となっております。
「フードロス」とは、よく聞く、食事を残して捨ててしまうといった、
食品の無駄使い(waste)とは少し違い、商品取引の中で、
精算側と販売側との間で正しく消費されず、
捨てられてしまうといった形を差します。
その中でも、最も大きな問題の一つは、
食品が、生産者の元に届く前にすでに、
捨てられてしまうことがあるという現実です。

包括的なフードロスの考え方
「フードロス」のさらなる大きな問題は、食べ物だけではなく、
それらが生産される上で必要な土地、水、ガスなどにおいても、
浪費が発生してしまうことです。
食品を育てるために使用する土壌、輸送のために必要なガス、
衛生管理で使用する水なども、副次的に浪費することになります。

こうした商品の関わる浪費に対しても、幅広く視野に入れ、
包括的な食品生産における問題点を解決しようとするのが、
「フードロス」を減らす仕組みになるのです。

Tabeloopの取り組み
バリュードライバーズ株式会社様が行っている、“Tabeloop”では、
賞味期限が切れても、まだおいしく食べることができる食品を、
オンラインで紹介し、値段を下げた形で販売されています。

Tabeloopさんの想いは、おいしく食品を届けたい生産者たちの想いを、
必要としている方々に届けることです。
そして、多くのおいしい食べ物を捨ててしまっている社会の仕組みそのものも、
変化させていきたいといった想いを持っていらっしゃいます。

せいぼの取り組み
せいぼも、このTabeloop様にお世話になり、
そのブランドWarm Hearts Coffee Clubを通して、
寄付型コーヒーを提供させて頂いております。

私たちも、本当に食事が必要なマラウイの子供たちに、
給食を届ける活動をしています。
コーヒーは、長い期間の間、おいしく飲むことができ、
さらに売り上げが寄付に繋がるコーヒーは、
食品に対する新たな価値観を届けることができます。

せいぼは、日本全体にマラウイへの学校給食を通して、
チャリティの精神を広めていくことも、使命としています。
それは、先進国の人々を始めとして、多くの人々が、
世界で起こっている現実を受け止め、
自分に何かができるかを考えることで、日々の生活を豊かで、
充実感を持ち、幸せにしていくことに繋がります。

食品を通して社会に変化を!
Tabeloopさんのサービスは、「フードロス」の問題を通して、
食品に対しての新たな意識の改革を目指されています。
せいぼも、マラウイのコーヒーを通して、
身近な食品で大きく世界の仕組みを変えることに繋がるというメッセージを、
広めていくお手伝いができればと思います。

We Are All Family- Seibo Appeal 2019
公開日:2019.04.19





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Together We Are Family
Help a Family in Malawi
Post-Cyclone Idai Appeal
Seibo is a Japanese registered NGO supported by a family of donors in Japan 
Dear Seibo Supporters
Heavy rains swept through Malawi in March as Cyclone Idai wreaked havoc. At least 56 people lost their lives with thousands of others displaced. In communities where Seibo work people are only now getting to grips with the damage. Family homes have been destroyed. Families whose children receive a hot meal at school are now in urgent need of clothes & food at home. Seibo have begun to assist. We need your help. Our appeal is simple. Send what you can and we promise to send 100% of all we raise in April & May to Malawi- to help children & families in need.

Children Need Help
Lucie aged 2 lost her home on the 7th of March.
She moved in with her grandmother whose house is barely standing.
Agnes aged 3 lived in a rented house that no longer stands.
Her family need shoes & food and must find a new home.
Piana aged 5 house was destroyed by the cyclone
She and her family live in a bedroom- the only remaining structure.
Alice aged 2 lived with 6 x families in a shared house before the rains.
Her family is now in need of immediate help. 
Read more HERE.
The poorest and most vulnerable, particularly orphans and vulnerable children, are struggling and need our help.  Before the rains Seibo already offered support to these children through the Seibo Kids school sponsorship scheme. We need to help their families recover from this tragedy. We've already begun to assist but need to do so much more. Can you help? If so please donate as early as you can. 

100% of ALL Donations go to Malawi
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マラウイの家族に力を!
公開日:2019.04.19





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家族の絆
マラウイの家族に力を!
サイクロンとその後
NPO法人せいぼは、多くの日本の家族に支えられ、成長しています。
せいぼを支えてくださっている皆様へ
2019年3月、マラウイは、サイクロンに襲われ、少なくとも56人の人々が亡くなり、
数千人の人々が、もともと住んでいた場所を移動せざるを得なくなっています。
せいぼが関わっている幼稚園の通う子供たち、その家族においても、
多くの被害を受けている家庭もあります。
現在、該当の家庭の子供たちは、せいぼの給食支援によって、食事を摂っていますが、
それ以外にも、衣服、家庭での食事の支援も必要となっています。
せいぼの現地スタッフは、各家庭をできる限りサポートするために、支援を拡大しています。
皆さんの支援は、4月、5月において、現在サイクロンで苦しんでいる方々のために、
特に使われることになります。

支援を必要としている子供たち
ルーシー
3月7日の時点で、彼女は2歳でした。
彼女はおばあちゃんの家に移動し、生活をしています。
しかし、その家もいつ崩れるか分からないほど、破損が進んでいます。

アグネス
3月7日の際には、3歳であったアグネスは、
当時借りていた家に住んでいて、現在その家は崩壊してしまいました。
家族は靴、最低限の食べ物などをひつようしており、
住むための家も、もちろん手配が必要です。

ピアナ
3月7日の際は、彼女は5歳で、家の崩壊に襲われてしまいました。
彼女とその家族は、崩壊後に唯一残ったベットを使って生活をしています。

アリス
サイクロン当時2歳であった彼女は、6人の家族と生活をしています。
住んでいる場所は共同スペースで、他の人々とも生活を共にしていますが、
現在その場所は、状態が悪くなってしまっています。

さらなる情報は、こちらをご覧ください。

こうした被害の状況の中で、最も苦しんでしまうのは、
5歳未満の乳幼児であることがほとんどです。
彼らは、家族の中で最も弱い存在であり、せいぼも彼らのために、給食を届け、
それ以外にもできる限りの支援を拡大していく予定です。

私たちにも、日本から支援ができます。
寄付はこちらからも可能です。

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マラウイの家族の力に!
公開日:2019.04.19

せいぼの活動報告となります。
今回は、サイクロンの被害と、それに応じたせいぼの取り組みです。
現地のスタッフは、通常の給食支援に加え、
できる限りの支援を、被害に遭った子供たちとその家族に対して、
提供をしています。
これからも、皆さんの支援を、どうぞよろしくお願いします!

せいぼ活動報告 2019年1月~2月
公開日:2019.04.18

これまでの進展のまとめ
2019年3月までに、せいぼは以下の活動を拡大しました。

・34か所の保育園にいる1,021人の子どもたちへの給食提供
・12か所の小学校の13,442人の子どもたちへの給食提供
・24か所の保育園の73人の子どもたちに養育支援

2月、3月の出来事のまとめ
・24.42トンの給食を連携先の小学校へ供給
・54校の連携先への制服の提供
・保育園のディレクターミーティングの実施
・北部ムジンバでの給食支援現場の視察
・3つの学校のせいぼとの連携の終了

せいぼキッズへの制服の支給

せいぼが行っている活動として、「せいぼキッズ」という制度があります。
この制度は、せいぼが給食支援を行っている保育園が、その収益の10%を、
最も恵まれず、学校に行くことのできない子供たちに割り当てるものとなっています。

該当の保育園は、せいぼからの給食支援を受け続ける代わりに、
この10%を、本当に困窮してしまっている子供たち、そしてその過程のために使用します。
こうした制度から成長していく子供たちを「せいぼキッズ」と呼んでいます。

今年2月には、54人の子どもたちが保育園に入学でき、制服を着ることができています。
皆さんのご寄付、ありがとうございます!

せいぼの保育園ディレクターミーティング

2か月に1回、せいぼの関わっている保育園のディレクターたちとともに、
定例ミーティングを開くこととなっています。
2月8日が最も最近のミーティングとなっており、34校の保育園から、
22人の代表者が集まりました。以下が議題となっています。

記録の取り方
生徒の登録数と実際の出席率、さらにそれに対して、
学校給食の配分の割合はどのようになっているかの計測について、
話し合われました。
十分な透明性を持って記録が行われていない場合は、改めて実施を徹底しました。

健康と衛生管理
マラウイの雨季は特に、衛星面を始めとして、
学校でも多くの課題を抱えることとなってしまいます。
基本的なこととしては、手洗いをさらに徹底させること、
また、保護された水源から、水を取り、使用することが挙げられました。

3校の学校の閉校
天候や衛生問題だけではなく、他にも多くの問題があります。
その中の一つが、突然の学校の閉校です。
主な理由を、いくつかご紹介します。

Misuku幼稚園

Misuku幼稚園
以下の理由から、2018年10月より、運営が停止しています。
・学校の運営委員会が十分に機能しなかった(学校長のみが活動)
・学校長が生徒の家を周り、出席を呼びかけても、出席率が伸びなかった
・ボランティアの不足によって、生徒が出席しても対応ができない
・村の村長の運営に対する関心のなさ
・学校の建物が完成せず、雨の日は十分に稼働しない

せいぼマラウイのメンバーも、以上の状態を知り、
村長を訪れましたが、彼は学校の建設が十分に進展すれば、
状態は改善すると答えたのみでした。
建設の終了の目途は6月でしたが、結局終了はせず、
12月にさらに問題を追及するためにミーティングを設定しましたが、
村長は出席をしませんでした。

その結果、やむを得ずせいぼは安全のために、
該当の幼稚園にあるストーブを回収しました。
そして、実質給食支援は停止となってしまいました。
しかし、現地の子どもたちには、給食支援のニーズが存在しており、
そのモニタリングだけは、今後も続けていきます。

Tiyanjane保育園
Tiyanjane保育園は、
2018年の3月までは通常に機能をしていました。
しかし、ボランティアが政府から給料をもらえるとの誤解を持っており、
その誤解に気づくと、彼らは現地の活動に来ることをやめてしまいました。
子どもたちは保育園にいるにも関わらず、給食を提供するボランティアがおらず、
やむを得ず給食支援を停止しました。

そこでせいぼマラウイのスタッフは、現地の村長とのミーティングを実施しました。
その中で、2018年の12月に学校での給食支援が復帰されることとなりました。
しかし、まだ決定事項として挙がったのみの状態のため、
せいぼのスタッフは現地の安全のため、ストーブなどの道具を一度回収しています。

Limbikani保育園
Limbikani保育園は、
2018年12月19日に閉園しました。
最も大きな原因は、教室を借りる上での賃貸料を滞納してしまい、
それによって、給食支援のために必要な道具を、
室内に置くことができなくなってしまったことです。

今回の滞納によって、保育園の復帰は難しい状態ですが、
せいぼの現地スタッフとしては、新たな場所がもし見つかれば、
そこで現地の子供たちのためにも、給食支援を再開できればと考えています。

北部ムジンバの視察

せいぼの現地スタッフは、定期的に北部の小学校の責任者と、
ミーティングを行っています。

最も最近では、2月11日~15日の間に行われたものです。
12校のパートナーを組んでいる学校とのミーティングとなり、
その他にも、該当の場所の所有者、学校給食委員会のメンバー、
さらにはPTA、母の会、村長たちも加わったものとなっています。
そのため、様々な問題や、現状をくみ取ることができる、
貴重な機会となります。

せいぼの現地のモニタリング

以下が、現地の聖母スタッフがまとめたレポートとなります。

・Macherecheta小学校では、料理の研修などを行い、
学校の授業とのバランスを考え、うまく給食を提供する時間を確保できるように、
スタッフを養成しています。また、衛星教育にも力を入れています。
・Chabere小学校では、せいぼがもともと提供した2つの給食の容器と、
4つの交ぜ棒を、自分で入手したものに差し替えました。
こうした動きによって、現地が自らの力で独立をしていこうという
積極的な動きが分かります。
Kanyerere小学校では、
給食を作る上での薪の収集が課題でしたが、
村長自身がその問題に取り組み、薪の収集自体に関わることで、
課題の克服に取り組んでいます。

Kazengo 小学校では、
生徒数が3,309人に増え、新たなストーブを導入することで、
その人数にも対応できる給食提供ができています。

Davy小学校では、
新たなストーブを導入し、今まで手薄となっていたストーブの管理も充実しました。
そのことで、道具の管理の手間が省け、より給食提供に時間が割けています。

残されている課題

せいぼの提携をしている幼稚園、小学校は、
以上のように、少しずつ現地の課題を乗り越えています。
しかし、それでもまで課題は残っています。
いくつかをご紹介していければと思います。

アクセスにおける課題
Chabere, Kanyerere そしてChamngulubeは、給食の配達サービスを使用しています。
モーターバイクでしか通れな居場所にあり、現地の共同体は、
その道を十分に舗装するにも、日々苦労をしています。
そのため、せいぼの給食が、天候不順の際には届かない恐れもあり、
現在でも不安がある状態です。

ロケットストーブの管理
2年以上前にロケットストーブを提供していることを考慮すると、
メンテナンスの状態も懸念されています。
今後、せいぼとしては、給食提供の際、
現地が十分にロケットストーブが使用できているかどうか、
確認をしていく必要があります。

上記のレポートは、サイクロンの被害の前に書かれたものとなっており、
現在の状態はさらに課題を抱えているのが現状です。
今後とも、皆さんの支援、現地の働きを通して、マラウイの抱える課題と向き合っていければ、とてもうれしいです。これからも、よろしくお願いします。

マラウイのサイクロンと家庭
公開日:2019.04.16
サイクロンの影響と現地の姿

国連の発表では、モザンビークを中心に、大型のサイクロンが、
ジンバブエなどのアフリカ南部を襲い、
マラウイも甚大な被害を受けていることが報道されています。

せいぼの支援をしている幼稚園に通う、
何人かの子供たちの家庭においても、
その被害が見受けられます。
今回、その5つの例をご紹介し、現地の状態をご共有し、
私たちが日本では何ができるのかについて、
考えることができればと思います。

ルーシーちゃんの家庭

南部の幼稚園のAtamandikeに通うルーシーちゃんは、
お母さんと二人で暮らしています。
彼女のお母さんは、さらに年老いた両親と、
2人の親族の世話をしていますが、
家は度重なる雨によって、破損してしまいました。
ルーシーちゃんの祖父母の家も、同じく崩壊をしてしまい、
仕方なく、今でも壊れてしまった家に留まっています。

ルーシーちゃんのお母さんの仕事はパートタイムで、
十分な安定のある収入とはいえません。
近所の人が、彼女が働いている間は、
年老いて動けない両親の世話をしてくれることになっています。

しかし、今後サイクロンの被害から回復し、
家を建て直すのに十分な費用を確保するには、
長い時間がかかってしまいます。

2. アグネスちゃんの家庭


Future Leaders保育園に通っているアクネスちゃんも、
同じく家庭が、サイクロンによって被害に遭っています。
彼女は、お母さんと、9歳のお姉さんと生活しています。
サイクロンの被害に遭う以前から、食事には困っており、
一日食事ができないことも頻繁にありました。

こうした生活状態の中でも、家は借りることができ、
住むところはありましたが、その家さえも、
今回のサイクロンによって壊れてしまった状態です。

3. ピアナちゃんの家庭


ルーシーちゃんと同じ、Atamandike保育園に通っている、
ピアナちゃんの例も共有したいと思います。
彼女の家庭もまた、母子家庭となっており、
パートタイムの仕事で、なんとか生活をしています。
そんな中で、サイクロンによって、住む家が破壊されてしまい、
ベッドだけが無事に残りました。
そのベッドを頼りに、破壊されてしまった家に留まり、
生活を続けていますが、食べ物、衣服の援助が必要な状態です。

アリスちゃんの家庭


アリスちゃんは、Sulema保育園に通っています。
彼女は、「せいぼキッズ」として登録されており、
せいぼによって、家庭に事情により、特別に支援されています。
彼女は、お母さんと二人で生活をしています。

彼女の家庭は、6組の他の家族と共同で使用するために、
借りられたスペースであり、みんなで使っていたトイレも、
サイクロンによって、破損してしまいました。
こうしたインフラの不備によって、多くの家族とともに、
支援が必要な状態になっています。

マルタちゃんの家庭

ミラクル保育園に通っているマルタちゃんも同じく、
家庭がサイクロンで大きな被害に遭いました。
高齢のおばあちゃんの家で、現在生活しています。
雨による甚大な破損は、おばあちゃんの家にも部分的に被害があり、
大きな負担を、おばあちゃんを始めとして、
家族にかけてしまっている状態です。

現在、以上のような緊急で支援が必要な家庭に対して、
せいぼは特に食事を始めとして支援を広げています。

私たちができること
現在、皆さんによってなされる寄付は、
以上の例のような子供たちの支援に対して、
せいぼの現地スタッフを通じて、直接的に、
子どもたち、そしてその家族のために使われます。

皆さんの力が、まさに今必要です。
ご寄付は、こちらから、受付をしています。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

学校給食の大事さ
公開日:2019.04.12
学校給食の力

WFPの調査 によれば、マラウイにおいて1ドルを学校給食に使うことで、
大人になった後に約6ドルに相当する生産性に繋がるとのことです。
こうした有益な投資にもつながる学校給食の力は、
私たちも、注目すべき着眼点だと思います。

malawi school feeding primary

日本が先導する意味

どんな国でも、学校給食は大きな力を持っています。
しかし、それをもっとも必要としている国では、
十分に給食を提供できる環境がありません。
マラウイの子供たちの多くの子供たちは、栄養失調の状態です。
特に、5歳以下の子供たちの中の34%が、栄養失調でなくなっており、
38%が、まだ母の胎内にいる状態で、死を迎えてしまっています。

では、日本がこうした本当に学校給食を必要としている国を
なぜ強く意識しなくてはいけないのでしょうか。
それは、日本の学校給食制度は、世界全体が模範とする、
素晴らしいものだからです。
日本国内で、1,000万程度の子供たちが、
学校で給食を食べており、それは国内94%に上ります。
一つの研究によれば、 日本の子供たちは、学校に行く日の方が、
通学していない日に比べ、多くの栄養分を補給しているとのことです。
こうした結果から考えると、学校以外の場所で摂る食事は、
学校給食の代替とはなっておらず、それだけ学校で提供される食事は、
子どもたちにとって重要だということが分かります。

こうした学校給食の魅力が、日本の子供たちが学校に通う意味を作り出しています。
マラウイのような国にとって、こうした学校給食はさらに大きな意味を持ちます。
日本は、給食に恵まれているからこそ、こうした問題に興味を持つことが、
重要かもしれません。

学校給食の機能
日本の学校給食制度は、子どもたちに正しい食習慣について、
伝えるために機能しています。
しかし、他の国では、それだけの機能ではありません。
給食を提供することは、その国全体の就学率、
退学率の低下、成績の向上にも繋がっていきます。

それは社会全体への影響を持っており、
特に子どもたち、それに関わる女性たちなどの生活に、
強く関わっています。

せいぼは、その学校給食に対して、日本での活動を通して、
1日に14,000人のマラウイの子どもたちに対して、
給食を提供しています。
現地の1食は、日本円で15円に過ぎません。
その小さな金額は、社会を変える大きな意味を持っています。
ご寄付は、こちらから!

これからも、どうぞよろしくお願いします。
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