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西南女学院大学栄養学科の皆様との活動
公開日:2024.11.07


西南女学院の栄養学科の皆さんと、オンライン授業を実施しました。
今回のテーマは栄養学とマラウイの給食支援となりました。
栄養学について、そして公共医療に関わっていた、インターンのLouiseさんのお力を借りて、NPO法人せいぼがマラウイで提供している給食の栄養価を紹介し、その課題や付加価値についても話し合いました。
タンパク質をリクニ・パーラー(トウモロコシの粉をお湯で戻してできた給食)は多く含んでおり、出生後の1000日間の初期の脳の成長、5歳までの基礎的成長にとって重要な成分が入っていることに触れました。

また、カロリーが乳幼児には十分含まれているが、成長すると少々足りなくなり課題もあり、今後私たちの活動にもヒントになる内容となりました。
以上のような栄養学的視点を持ちつつ、今後は栄養学科の皆さんが学んだこととも繋げながら、国際支援と日本で学ぶ栄養学が繋がる点を見出していければと思います。

最後にですが、西南女学院大学の栄養学科の皆さまには、10月26日~27日で実施された学園祭で、手作りのお菓子と一緒にコーヒーを販売して頂き、さらにご寄付を頂きました。
その結果、現地の給食分で約1,300食分に当たる給食支援を頂きました。
この度は、本当にありがとうございました!

徳島市立高校とふるさとカーニバル~阿波の狸まつり~に出店しました!
公開日:2024.11.02


2024年11月2日~3日、徳島県徳島市の「ふるさとカーニバル~阿波の狸まつり~」にて、徳島市立高等学校のJRC部、家庭クラブの皆様とマラウイ産コーヒーの販売とドーナッツ販売をご一緒しました。
徳島市は、エシカル教育にもとても力を入れており、大学と高校、地域との連携も取れており、今後マラウイの子供たちの支援が、地元の子供たちへの還元にも繋がったり、徳島の名産物と一緒に広めることなどができればとも考えています。

生徒の皆さんもとても積極的に活動に参加して下さり、給食支援に繋がる旨も来場者に伝えてくださいました。
そして、一緒に売っていたドーナツもコーヒーと一緒にとても好評を頂き、販売することができていました!
これからも、こうした活動を広めていくことができればと思います。

同志社国際高等学校で講演をしました!
公開日:2024.11.02


2024年10月31日、せいぼは国際支援とNPOのキャリア、そして学生から関われるNPOとの協働事業の可能性について、京都の同志社国際高等学校で講演をさせて頂きました。
せいぼがどのような経緯でマラウイで給食支援を開始し、そして日本において活動が支援活動を実施しているのかについて、組織的な詳細から詳しくお話したのは、今回が初めてでした。
多くの学生が、NPOや一般社団法人などの非営利組織の運営について関心を持っており、実際に起業を考えている学生も含めて、個別に質問ももらいました。

NPO法人せいぼは、複数の支援企業と海外との繋がりを生かし、国際支援を実施しています。
こうしたグローバルなソーシャルビジネスの姿は、学生にとっても新鮮だったと思います。
授業後、ワークショップを実施して頂き、具体的な活動案も頂き、今後の協働に繋げていけそうです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

龍谷大学での講演
公開日:2024.11.01


2024年10月19日、せいぼは京都の龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科の「市民社会論」にて、講演をさせて頂きました。
「市民社会」とは、社会から政府あるいは国家を除いた社会領域(『非営利用語辞典』)のことになり、NPOもその一部として活動しています。
私たちの現地の活動パートナーであるSeibo Maria Malawiは、政府のパートナーとして動いていますが、政府が統計がとりずらくアクセスがしづらい環境に給食を支援し、マラウイ全体の社会福祉的活動の一環である給食支援を広げる手伝いをしています。

日本では、完全に政府とは独立し、NPOや一般社団法人が市民社会の非営利組織として活動をしています。
せいぼは企業のサポートを受けながら、主にマラウイ産コーヒーの輸入、販売、教育事業による寄付や協力、企業のSDGsとの連動によって活動を展開する市民社会のセクターになっています。
そして、現地ではNPOとしての重要な役割を、大きく果たしているとも言えます。

以下の動画は北部の小学校への給食分配の例で、こうした山間部に入っていき給食を出すことができ、それが必要な人と継続的にコミュニケーションを取れるのは、NPOの大きな力だと思います。

今後さらに私たちは大学生の学問的見地、高校生の活動的なネットワークの広さと協働し、せいぼのマラウイ支援を通して非営利組織が市民社会で果たす役割を、若い学生とも一緒に広げていければと思います。

西南女学院大学英語学科の皆さんとの協働
公開日:2024.10.30


10月26日~27日にて、北九州の小倉になる西南女学院大学の皆さまに、マラウイコーヒーを扱って頂きました!この度は、Service Learningの一環として、海外の文化、国際支援、チャリティの実践、そしてNPOの運営などを学び関わって頂くゼミの活動として、英語学科の皆さんと活動しました。

アイスラテは特に売れ行きがよかったとのことでした。
クリエイティブにアレンジをして頂き、マラウイアイスコーヒーの深煎りの味を、しっかり届けて頂けたと思います。こちらのリンクから、西南女学院の皆さまの活動を見ることができます。

こうして、大学生の皆さんと協働することで、マラウイの新しい発信方法を見つけることができ、とても光栄です。
多くの方々にコーヒーを飲んで頂くだけではなく、マラウイの事情について学生から積極的に話を聞いて下さったり、さらに農園についても関心を持って下さったりなど、さらに私たちの活動が広められる機会を頂くことにもなります。

今回も誠にありがとうございました!

二つの聖公会の教会でのバザー(2024年10月)
公開日:2024.10.27


2024年10月27日、せいぼはWarm Hearts Coffee Clubとして、二つの聖公会(アングリカン)の教会共同体で出店させて頂きました。
この度は、ご機会を頂きありがとうございました。
以下で、二か所についてご紹介します。

神田キリスト教会
2024年10月27日、高校生、中学生のボランティアとともに、聖公会の神田キリスト教会のバザーに初出店しました!
お世話になった教会の方々、秋葉原や末広町の皆さま、ありがとうございました!

都会の真ん中のとてもいい立地条件で、マラウイ産コーヒーを出せて頂き、とても良い経験と出会いにもなりました。
そして、売り上げとしては、約410食分の給食支援に繋がる形になりました。
誠にありがとうございました。

聖オルバン教会

東京の三田にある教会で、外国人のコミュニティが多くある場所です。
こちらでせいぼは礼拝後の時間を用いて、皆さんが温かく体に良いオーガニックコーヒーで、給食支援にも繋がるマラウイのコーヒーについて知って頂く機会、そして実際に飲んで頂く機会をご提供しました。
このようなチャンスを頂き、ありがとうございました!
ご寄付も多くいただき、マラウイにおいて約500人分の給食支援になりました。

これからも、どうぞよろしくお願いします。
せいぼの活動については、こちらもご覧ください。

9月のマラウイでの活動レポート
公開日:2024.10.24


2024年9月も、皆さんのおかげで給食支援を北部、南部で継続できています。
以下で、その様子を9月の活動レポートとして、ご覧頂ければ幸いです。

北部ムジンバ地区

Kazengo(カゼンゴ)小学校
長い夏季休暇が終わり、子どもたちは学校に戻れることに大喜びしていました。特に初日の16日は興奮が見られました。

9月16日撮影 初日を迎えたカゼンゴ小学校の元気な子どもたち

Kabuku(カブク)小学校

リクニパーラー(学校給食で提供しているメニュー)のおかげで元気いっぱいのカブク小学校の子どもたちが、長い休暇を終えて授業に参加しています。

Kaphuta(カプータ)小学校
学校給食は子どもたちの元気を保つだけでなく、社会的な交流も促進します。給食休憩中には子どもたちが様々な話題について話し合い、楽しむことで知識や社会的スキルを広げています。

Matewu(マテウ)小学校
「子どもたちの健康が改善され、病気になる生徒の記録が減少しました。このお粥のおかげで、1日を通して必要な栄養を摂ることができています。」とマテウ小学校の栄養教諭は喜んで語っています。

Chamngulube(チャムングルベ)小学校
「長い休暇が終わり、学校に戻るのが嬉しいです。おいしい給食を食べながら勉強できるのが楽しみです。」と、7年生のモリアが喜びの声を共有してくれました。
「毎日子どもたちに給食を提供するのが恋しかったです。学校が再開して、また子どもたちに笑顔を届けることができるのが嬉しいです。せいぼのおかげです。」と、ボランティアの調理スタッフも喜びを語りました。

9月16日撮影 学校初日に喜ぶモリア


9月16日撮影 給食を提供するボランティアの調理スタッフ

Kazomba(カゾンバ)小学校
温かい給食から始まる1日は非常に生産的です。お粥は子どもたちの意欲に大きな影響を与え、授業への出席意欲が高まり、授業中も非常に活発に取り組んでいます。

9月9日撮影 お粥を受け取るために列を作るカゾンバ小学校の生徒たち

南部ブランタイヤ地区

Holy Cross(ホーリー・クロス)幼稚園
ホーリー・クロス幼稚園の教師によると、給食が提供されると入学者数が増加します。
多くの保護者が給食の有無を確認してから入学を決めるとのことです。
支援を受けている子どもたちは給食のおかげで学校に安定して通っており、保護者もこの食事のために子どもたちを学校に通わせることを大切にしています。

9月16日撮影 ホーリー・クロス幼稚園の教師


9月20日撮影 ホーリー・クロスの様子

Sulema(スレマ)幼稚園
お粥を食べた後、クラスが活発になり、子どもたちの参加も増えています。教師たちは、これが保護者の関心を引き、新たな入学を促進する助けになることを喜んでいます。

Tivwirane(ティブイラネ)幼稚園
5歳以下の子どもたちは、お粥の給食を楽しみにしています。給食前の手洗いの時間も楽しみの一つとなり、学校中に喜びが広がっています。

9月18日撮影 ティブイラネ幼稚園の様子

Tiyamike(ティアミケ)CBCC
給食が調理されると、子どもたちは歓声をあげて喜びます。この喜びは家庭での食糧の確保問題に直結しています。学校給食は、子どもたちにとって希望の源です。
薪は各学校に配布されており、薪不足による給食調理の課題が解消されています。

9月17日撮影 ティアミケCBCCの様子


9月3日撮影 ティアミケCBCCの様子

Chilingani(チリンガニ)CBCC
チリンガニCBCCの調理スタッフによると、子どもたちに給食を準備する役割は非常に重要です。調理の様子を見ると子どもたちは嬉しそうです。

給食支援データ
合計支援給食数:145,347食
支援給食数(北部ムジンバ地区):31,682食
支援給食数(南部ブランタイヤ地区):5,586


Thanks to everyone’s support, we have been able to continue providing school meal assistance in both the northern and southern regions throughout September 2024. We are pleased to share a report on these activities below.

Northern Mzimba District

Kazengo Primary School

The children were overjoyed to return to school after the long summer break. There was especially noticeable excitement on the first day back, September 16th.

Kabuku Primary School

Thanks to the “Likuni Phala” (a meal provided as part of the school feeding program), the students at Kabuku Primary School are full of energy as they return to their studies after the long break.

Kaphuta Primary School

School meals not only keep children energized but also promote social interaction. During meal breaks, children engage in discussions on various topics, expanding their knowledge and social skills.

Matewu Primary School

“The students’ health has improved, and the number of children falling ill has decreased. Thanks to the porridge, they get the nutrition they need throughout the day,” said a nutrition teacher at Matewu Primary School.

Chamngulube Primary School
“I’m happy to be back at school after the long break, and I look forward to studying while enjoying delicious meals,” shared Moria, a 7th-grade student.
“We missed providing meals to the children every day. Now that school has resumed, I’m thrilled to see their smiles again, thanks to Seibo,” expressed a volunteer cook.

Kazomba Primary School
A day that begins with a hot meal is highly productive. The porridge greatly boosts the children’s motivation, resulting in higher attendance and active participation in class.

Southern Blantyre District

Holy Cross Kindergarten
According to the teachers at Holy Cross Kindergarten, the provision of school meals has led to an increase in enrollments. Many parents decide to enroll their children after confirming that meals are provided. Supported children consistently attend school, and parents value the meals enough to ensure their children attend regularly.

Sulema Kindergarten
After eating porridge, the children become more active, and their participation in class increases. The teachers are pleased that this has captured the interest of parents and is helping to promote new enrollments.

Tivwirane Kindergarten
Children under five eagerly look forward to the porridge meals. The hand-washing routine before meals is another highlight, spreading joy throughout the school.

Tiyamike CBCC
The children cheer with joy when meals are prepared. This excitement reflects the food insecurity they face at home. For many children, school meals represent a source of hope. Firewood is now distributed to each school, alleviating the challenges in preparing meals due to a shortage of firewood.

Chilingani CBCC
According to the cooking staff at Chilingani CBCC, preparing meals for the children is an essential role. The children are happy just watching the cooking process.

School Meal Support Data
Total supported meals: 513,300 meals
Meals supported in Northern Mzimba District: 31,682 meals
Meals supported in Southern Blantyre District: 481,618 meals

英数学館高等学校 イベントでのコーヒー販売
公開日:2024.10.21


2024年10月19日、広島県福山市の私立学校、英数学館高等学校様が、同じく福山市の炭火珈房ピトンという地元のコーヒー焙煎店とともに、「ウルトラロマンチックハロウィン」に出店しました。
その中では、炭火珈房ピトン様から伝授したコーヒーの製法をもとに、高校生たちがマラウイ産コーヒーを製造し、販売をしていました。
こうした地元のお店、人々との交流を国際支援に繋げていく活動は、とても独創的で素晴らしいと感じました。

コーヒーの売り上げを通して、マラウイの給食支援、地元の活性化に繋げて頂き、せいぼとしてもとても光栄です。
今後、学校オリジナルブレンドを、マラウイ豆と一緒にピトン様とも協働しつつ開発していくとのことでした。
これからの活動も楽しみです!
引き続き、どうぞよろしくお願いします。

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宮崎学園 国際・ボランティア部門で優秀賞受賞!
公開日:2024.10.18


第46回宮崎県高等学校総合文化祭にて、NPO法人聖母と活動をしている宮崎学園中学高等学校が、国際・ボランティア部門で優秀賞を受賞しました!
本当に、おめでとうございます!
発表のテーマは、「あなたの知らないフェアトレードの世界」で、一般的なフェアトレードの議論以上に、NPO法人せいぼが、アタカ通商株式会社と作り上げているユニークな利益の循環システムについても、触れて頂きました。

宮崎学園の皆さまとは、2021年から活動をご一緒しており、マラウイに対する関心から現地のコーヒーの調べ学習、それを使用したマーケティングや啓蒙活動など、幅広く活動をご一緒してきました。
(販売の様子の一部はこちら

その特徴の一番大きな点は、地元宮崎とマラウイというアフリカの国を繋ぐ活動という点です。
宮崎学園の生徒様は、もともとマラウイの方々から布を仕入れ、現地で作製してもらったものを、作製費用を払った上で輸入し、販売していました。
それを、現在は地元のB型支援の団体様と提携し、製造を依頼した上で、地元との繫がりも作りながら、商品を販売しています。
こうした準備を通して、マラウイが日本と近い存在になり、国内のボランティア活動が、海外ともつながります。

さらに、宮崎では宮崎学園様のリードにより、宮崎国際大学のグローバルリーダーシップセミナーでも、せいぼが講師としてお世話になり、その後宮崎西高校、宮崎南子高校など、多くの学校の学生がマラウイを通して国際支援の学習に取り組んでくれています。
こうして、多くの学生が地元から国際課題に目を向ける習慣、取り組む手法を身に着けることで、どんな社会課題にも、Think Globally Act Locallyの精神で活躍できるようになって頂けたら幸いです。

ドルトン東京学院の皆さまとの活動開始!
公開日:2024.10.14


2024年10月11日にて、ドルトン東京学園の皆さまとの「テーマラボ」の活動におけるイントロダクションを実施しました。
ドルトン東京学園は、「ドルトンプラン」というものに沿った学習を実施されており、以下のような要素が中心におかれています。

・「ハウス」:社会性を育む異学年のコミュニティ
・「アサインメント」:自主性と計画性を伸ばす学びの羅針盤
・「ラボラトリー」:学習を広げ深める小さな研究所

この小さな研究所の中で、ハウスとしての雰囲気を感じながら、せいぼも授業をさせて頂きました。
せいぼに関わってくれる人をどのように増やすか、マラウイ産コーヒーはどのようにマーケティングできるか、NPOの運営の方法にも関心にも持ってくれました。
今後具体的にどのように国内で私たちが活動を広めていけるのかについて、一緒に考えていきます。
そのことによって、生徒の皆さんが将来自分の仕事の仕方、手法を私たちを事例に考えてもらえるきっかけになればと思います!

北海道コカ・コーラボトリング様との協働授業
公開日:2024.10.11


2024年9月4日、北海道コカ・コーラボトリング株式会社様とともに、アップサイクル、サーキュラーエコノミーをテーマにしたオンライン講演会を実施しました。
北海道コカ・コーラボトリング様とは、BathCafeという商品の広報の際にご一緒させて頂き、せいぼとしてはマラウイ産のコーヒー(当日はコンゴ産も使用)のドリップバックを返礼品として、クラウドファンディングを実施しました。
こちらから、当時のストーリーを是非ご覧ください。

・マラウイ支援のサーキュラーエコノミー
この出会いをきっかけに、せいぼもさらにコーヒー事業、飲料水事業に関わる大企業の皆様が、どのように環境課題、将来の資源とビジネスの持続可能性を考えるいるのかについて、考えることができました。

マラウイの子供たちに給食を与えることは、将来の学校教育に繋がっていき、農業に加えて新しいスキルを身に着けた上での職業の獲得に繋がる可能性があります。
そして、その子供たちの収入が安定することで、次の世代の子供たちの教育、食事にも繋がっていきます。
こうした循環は、国全体の持続可能な発展と、循環型社会と経済(サーキュラーエコノミー)を作っていく形になります。
詳しくは、こちらの最新のレポートもご覧ください。

・マラウイコーヒーとアップサイクル
また、同時にこの活動に使われるコーヒーは、アタカ通商株式会社のスペシャルティコーヒーへのこだわりによって、マラウイ現地での農地とのコミュニケーションから、適切な取引値段が決まり、一粒一粒手摘みで収穫し、質の高い生豆が日本に適切に入ってくる循環を作っています。
このコーヒーが、せいぼの介入で学校給食に繋がることで、今あるコーヒービジネスの発展、将来の未来がある子供たちへの還元に繋がっていき、サーキュラー(循環型)と言える取り組みになります。

この取り組みに使われている北海道コカ・コーラボトリングズ様の商品は、コーヒーかすを使って石鹸で、かすという使い終わったものを体をきれいにできる石鹸に生まれ変わらせアップサイクルに繋がっています。
こちらで、詳しくご覧ください。

光塩女子学院での学習効果
以上のような循環型の経済と子供たちの成長を生み出し、商品の魅力としてアップサイクルを強調することで、良い協働を今後も続けていくことができそうです。
この内容が、以前同じく学習したりそな銀行様の企業が考える長期的なSDGsの達成、CSRを意識した商品の調達までのサプライチェーンの整理などの学習に、光塩女子学院の皆さんが繋げて頂ければと考えています。

学校では、今後コーヒーやBathCafeを販売していく予定です。
その販売企画、実施において、この商品の背景、社会的な意義について知り、それを発信する機会になればと思います。
授業に協力してくださった北海道コカ・コーラボトリングズの皆さま、誠にありがとうございました!

埼玉栄高校で活動開始!
公開日:2024.09.30


埼玉栄高等学校の総合探究部にて、国際支援のプログラムの一環としてマラウイについて、そしてコーヒーによる給食支援の仕組みについてお話をさせて頂きました。
皆さまとは、ボランティアアワードでお会いし、その中で「学生主体の町づくり」をテーマにした発表をお聞きしました。
自ら地元の企業の電話をし、協力を仰いだ上で実施している地域交流イベントや、その交流の輪を使った防災教育、子ども食堂などの展開にとても感銘を受け、学校に訪問をさせて頂いたところから、活動が始まりました。

その際、国際支援にも目を向け、生徒の皆さんが地元の子どもたちを始め、コミュニティ支援に目を向けていることに繋げ、海外のアフリカにあるマラウイという小さな国の共同体にも目を向けてみようという取り組みとなりました。
まさに、日本で実施した探究の取り組みを、海外の支援にも生かしていく応用に繋がっていければと思います。

初回授業はインターンで来ているオランダのLenneさんとともに英語を交えてマラウイを紹介し、日本、オランダ、マラウイの文化の違いなどについても触れることができました。
国際交流の授業としても、内容が深まり、良い授業でした。
また、日本を相対的に見て、独自の文化や課題について考える時間にもなりました。
日本が戦後に経験したチャリティによる給食支援の姿や、日本が東日本大震災の際に受けたマラウイからの支援など、日本の寄付文化に支えられてきた歴史も紹介しました。

こうして、日本から海外の支援をすることの意味を、一緒に考えていければと思います。
今後も、一緒に活動をするのを楽しみにしております!