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アタカ通商様とのSDGsの取り組み
公開日:2024.04.15



せいぼの寄付型コーヒーブランド、Warm Hearts Coffee Clubで使用している生豆をご提供頂いているアタカ通商株式会社様のSDGsの取り組みとして、マラウイの給食支援を取り上げて頂きました!
アタカ通商様、継続的な支援を頂き、本当にありがとうございます!
お取り組みについては、こちらもご覧ください。

アタカ通商株式会社御中の代表取締役である荒木様には、生豆の提供だけではなく、マラウイの給食の提供状態にも関心を深く持って頂いており、ご事業のコーヒーの売り上げが、産地であるマラウイの将来である子どもたちのどのような影響があるのかについて、積極的にお話を聞いて頂いております。

こうした持続可能な形でのコーヒー産業へのお取り組みは、将来の市場を長期的な目線で支えていくものになり、さらには日本でのマラウイコーヒーの評価向上、市場の拡大にも貢献していくと思います。

せいぼとアタカ通商様との繫がりは、2017年に最初に会社を訪問させて頂き、生豆を頂いたところから始まりました。
その後も継続的な支援を頂いております。
こちらから詳細もご覧ください。

最後に、荒木様はマラウイに加え日本の教育にも関心を置いて下さっております。
今まで4校もの高校、中学の生徒様にコーヒービジネス、市場の長期的な捉え方、社会的付加価値への姿勢についてお話を頂きました。
(アタカ通商様のマラウイコーヒーの品質については、詳しくはこちらからもご覧ください)

これからも、ご一緒にコーヒーの市場の開拓とともに、マラウイの支援を続けていきます。
コーヒーのご注文はこちらから!

Seibo Malawiのドキュメンタリー公開!
公開日:2024.04.14



いつもご支援ありがとうございます!
私たちは現在、北部、南部の幼稚園合わせて、約17,000人の子供たちの給食支援を展開しております。
せいぼのスタッフは、南部と北部に分かれて、日々給食の配分、子どもたちの成長記録などの業務を主に行っています。

また、コミュニティ支援として給食提供の道具の提供、PTAなどのお母さんの共同体や保育士の養成を実施しています。
今回の動画は、皆さんのご支援によって成り立っているマラウイでの給食支援の最新の様子を見て頂けます。

英数学館との協働授業
公開日:2024.04.13



NPO法人せいぼはソーシャルビジネスの手法を通じて、マラウイの持続可能な教育のために、現地での学校給食の力を高め、その支援を拡大することを目的に、日本全国のさまざまな学校と協力しています。
せいぼは、そのプロジェクトを主に高校生に向けて推進しています。

広島英数学館様との協働授業
広島にある私立学校の一つである英数学館は、2024年2月からせいぼとの授業を開始し、約8人の生徒が以下のトピックを探求するために授業に参加しました。

Charity Begins at Home
この授業では、生徒たちは世界で最も貧しい国の一つであるマラウイと、その課題について学びました。
せいぼの代表である山田は2017年に上智大学を卒業し、Tony Smithが運営する英国の通信会社に出会ったことで、ビジネスとチャリティを両立する方法に出会いました。
こうしたせいぼの代表のように、生徒たちもマラウイを具体例に、様々な社会課題に国境を越えて出会い、自分ごとにできる社会的ビジネス、つまりチャリティに出会うことできます。

それは、それぞれの生徒が出会う環境、考え方によって異なります。
それぞれが安心できる、自分なりの形が見つかります。
それを私たちはCharityを見つけていく上でのHomeと考えています。

ステークホルダー(Stake Holder)
ソーシャルビジネスにとって、最大の恩恵を受けるのは顧客ではなく、社会課題を持っている人です。
そのため、生徒たちはマラウイとアフリカ大陸およびその社会問題について学びます。
また、彼らは特にコーヒーのサプライチェーンについて学びます。
取引会社、焙煎会社、および再販業者の間のサプライチェーンの一つひとつを学び、どのような仕組みでビジネスが成り立ているかを理解することで、その末端にある支援を必要としている人、組織について理解を深め、関わることができます。

ミッションと具体的な成果を生み出す
活動を持続可能にするためには、日本の学校を運営するのと同様に、ステークホルダーを理解することが重要です。
彼らがそのシステムを知ることで、製品を真に理解し、その裏にあるストーリーを消費者に伝える持続可能な方法で販売することができます。
生徒たちは徐々に、コーヒーを販売し、マラウイの子供たちを助けるミッションを感じ始めます。

持続可能な教育との繫がり
学校の教育体制の中のステークホルダーには、教育を持続可能にするための両親との繫がり、教師、生徒会などが含まれています。これらのシステムと同様に、ソーシャルビジネスにはステークホルダーへの視点が欠かせません。

英数学館の学生のプロジェクトベースの学習がますます活発になり、彼らは自らのミッションをさらに進めるためのモチベーションを構築しています。
これらの学生の取り組みは、持続可能な教育の成果を提供しているともいえるでしょう。
授業の最後には、大学で持続可能な教育について研究をされている先生にも入って頂き、事例評価を頂きました。

こうした形で、大学、高校を繋ぎ、継続的な学習の機会を、NPOとして提供できることで、マラウイでの持続的教育を支える給食を、日本の教育にも繋げていくことが、私たちのミッションでもあります。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

幼稚園での講演会
公開日:2024.04.13



NPO法人せいぼは、小学校~大学までの教育機関だけではなく、現在幼稚園の子供達、保護者の皆さんにもワークショップや講演会を実施しています。
子供達の未来を作っていく上では、日本の親御さんとも多くの点で関心は共通していると思います。

また、マラウイではMothers’ Groupといって、お母さんたちがコミュニティでとても重要な役割を持ちます。
アフリカの親子のエピソードも、身近に感じて頂ければ幸いです。

モンテッソーリ教育との繫がり
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法になります。
日本でも幼稚園で少しずつ導入校が増えており、カリキュラムを実施できる先生も増えています。
子供には自ら自分で気づき、成長する力があるとするモンテッソーリ教育は、子どもたちの興味関心を多角的に伸ばすことを目的にしています。

年少~年長のクラスと縦割りにするのではなく、横に色々な年代が繋がったり、地球儀で遊ばせて世界を知ったりなど、ユニークな教育を実施しています。

せいぼの幼稚園生への授業
以下のことを意識して、ワークショップを保護者の方や先生の同伴のもと、実施しています。

・食事と家族の大切さを知る
・世界の視野を広げる(アフリカ、マラウイ、その他のアフリカの国やその位置などを見て感想を言う)
・活動をする(見て、気づいたことを言い、先生や他の学年に話す など)

モンテッソーリ教育で重視されている感覚教授方も視野に入れながら、google earthや弊団体で撮った給食現場の写真を使用し、小さい頃から自分の気づきを大切にする感覚に繋がっていけば幸いです。

※具体的な幼稚園との繫がりの例はこちら

お母さんへの講演会
お母様にはマラウイについて、現地の子供たちとお母さんの生活の様子、給食と教育の重要性をお話しています。
日本と人口分布の年代が真逆になるアフリカにおいて、早期幼児教育が重視されている姿、具体的な子供と母親の姿、それに関わる人々を紹介することで、お母様方にお子様と接する上での新たな気づきに繋がれば幸いです。


2024年2月 CBCCの支援校の紹介
公開日:2024.04.06


せいぼは2024年4月現在、CBCC(地域密着型のコミュニティ型保育施設)で977人、保育園で1,084人の子供達に対して、南部で給食を提供しています。
その中で、2月に給食を提供した学校の中で、現地からのレポートとして上ってきた内容を基に、学校の様子を紹介させて頂きます。

・Tiyamike(ティヤミケ)CBCC

写真は、給食調理のための薪を運搬する様子です。
せいぼでは、給食支援を実施できる学校と覚え書を交わし、調理方法を教えた後は、共同体の中でなるべく工夫して給食の調理をその地域できるようにしていきます。
ティヤミケCBCCは、小さなコミュニティで助け合って、給食の調理と提供をしています。

・Tivwirane(ティブリワーネ)幼稚園

ティブリワーネ幼稚園での給食納品の様子が、写真の状態になります。
保育士が記録通りの量の給食が用意されているかを確認し、サインしています。
このように、保育士がいる場所はCBCCではなく幼稚園として運営をしており、それぞれの学校の事務所が給食の量と子どもたちの出席率の管理をすることで、具体的にどの程度給食によって子供たちの通学率が増えたか、どの程度給食を行きわたっているかを管理しています。

・Makwika(マクウィカ)幼稚園

写真の左が、子どもが友達と一緒に給食をポリッジを食べている様子です。
右は、子供たちがベランダでポリッジを食べている様子になります。
幼稚園の場合は、小学校が子供の多さから二部制になり、午後と午前に分かれているのに対して、午前中の朝食だけが学校給食として提供されています。

貧しい子供たちの家庭の場合は、学校給食が唯一の食事になる場合もあります。
そのため、幼稚園を運営し続け、安定して食事を出していくことが、とても重要になります。

・Dyechiti(ディチーティ)CBCC

左が朝食として給食を食べている子供で、右が保育士に見守られつつ、朝食前の手洗いをする子供達です。
せいぼは、衛生的な課題がある学校には、Water Sanitizerといって水に垂らすことでそれを衛生的に良化してくれる液体を配っています。
一方で、共同体の中で水が採れる場合は、こうして子どもたちに衛生教育から実施しています。

・Bwemba(ブウェンバ)CBCC

写真は、ブウェンバCBCCに通う子どもを持つSaffiさんで、この日は給食の調理に来てくれました。

子供が多く、保育する保護者が少ないCBCCでは、以下のように子供に囲まれて、特定の子供のお母さんが食事を出している風景もよく見られます。

以上が、2月のマラウイからのレポートによるCBCC、幼稚園の支援の様子です。
これからも、マラウイの子供たちの支援のため、活動を展開していきます!

ユニセフでのワークショップ
公開日:2024.04.05



日本ユニセフの広報誌Wishにて、NPO法人せいぼのワークショップも紹介頂きました。
この度は、ありがとうございました。

神戸ユニセフ様のイベントでお世話になり、その中でワークショップを多くの方にさせて頂きました。
ワークショップの中では、コーヒーの生産地であるマラウイの地理、歴史、産物、そしてその周りに住む人々の生活についてお話した上で、その中での学校給食、フェアトレードコーヒー産業の付加価値について触れていきました。

アクティビティとして、マラウイの挨拶を知り、コーヒーを飲んで頂き、周りの方と打ち解けて頂いた上で、フェアトレードコーヒーの普及に関わることで気軽に国際貢献、マラウイの貧困の連鎖を断ち切る力に関われることを、話し合いからまとめてもらいました。

また、マラウイにおける幸せの感覚、コミュニティの重要さ、一方で貧困の格差を知って頂ける簡単なワークも実施しました。

現在、せいぼは30校以上の学校とJALT(応用言語学の全国学会)を始めとした3つの学会、さらに複数の大学でワークショップやコーヒーのケータリング、さらには講演会を実施しています。

これからも、是非皆さんと活動を広げていければ幸いです。

※せいぼの教育事事業はこちらから。

教皇フランシスコ来学記念表彰を頂きました!
公開日:2024.04.05



この度NPO法人せいぼは、学校法人上智学院より「2023年度(第4回)教皇フランシスコ来学記念表彰」を受賞しました。
来学記念表彰は、上智大学が日本で初めて教皇の訪問を受けた大学としてのアイデンティティ、社会的精神的意義を記憶し、それをさらに広く世の中に還元していくことために、毎年実施をされています。

せいぼも、こうした記念を頂いたことを、とても光栄に感じております。
これからも支援活動に尽力してまいります!
学校法人上智学院「2023年度(第4回)教皇フランシスコ来学記念表彰 受賞者の決定について」は、こちらもご覧ください。

ソーシャルプロダクツアワードを受賞しました!
公開日:2024.04.02



NPO法人聖母は、アフリカのマラウイの給食支援に繋がるマラウイ産コーヒーを扱うブランド、Warm Hearts Coffee Clubにおいて、ソーシャルプロダクツ・アワードを受賞しました。ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度です。

今後もNPO法人聖母は、フェアトレードの普及やソーシャルビジネスの発展も後押しし、教育現場、実際の商品の生産現場、生産国の未来にも繋がる商品を生み出していきます。

NPO法人聖母は、2016年からマラウイの給食支援を展開しており、現在南部の幼稚園、北部の小学校を合わせて、約17000人の子供達に日々給食を提供しております。
1食で約15円のマラウイの学校給食は、子どもたちの学校にいくきっかけを作り、その後の教育の質を高めることで、将来の職業への大きな影響を与えます。

世界の人口を将来支えることになるアフリカの子供たちに対して、国際社会全体を考えた上で、給食支援は大きな影響があるとも言えます。
そんな給食支援に繋がる「社会性」を評価頂き、この度の受賞に至りました。
そして、フェアトレード認証による現地への還元、株式会社アタカ通商様との提携による継続的な産地との協働、さらには国内の学校教育機関や企業との協働により、SDGsやエシカル消費、それに基づいた教育と実践を広めることにも繋がっております。

ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)とは
SPA は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めてのソーシャルプロダクツを表彰する制度です。
優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。
詳しくは、こちらから。

小学生、中高生との協働によるマラウイ支援!
公開日:2024.04.01



2024年3月31日、リザプロ株式会社様の課外活動プログラムとして、小学生、中高生とご一緒しました。
小学生はアフリカの給食の大事さを一緒に考え、中高生には進路決定や自分らしさと国内でできる国際支援との繫がりを探究しながら、やりたいことを見つけていく時間、実際の販売を通してマーケティング、セールスの学習をしました。
動画では、実際にコーヒーとマラウイの紹介をしている小学生の動画を、載せさせて頂いております。
これからも、皆さんと協働していけることを、楽しみにしております!

小学生の授業と実践
オンラインで3時間の授業と簡単なワークショップを実施しました。
・マラウイと給食の大事さ
・コーヒーの産地と商品の特徴
・1食15円、その15円で日本で買えるものは?(お菓子を具体例で紹介しながら)
・販売のための準備(授業内容を基に、POPや告知のためのイラストや文章を作成)
・実際の販売(東京都神楽坂で販売をしました)

中高生の活動
高校生は入試に向けた活動証明や大学での学び(経済学、経営学などが中心)に繋げるための機会を作りました。
また、中学生や高校1年生、2年生は販売活動とデジタルマーケティングのためのブログやSNS戦略を考えることで、チャリティを日本でビジネスを通して広げていく仕組みを学び、実践しました。

せいぼの学生ボランティア
せいぼからも、上智大学から大学生スタッフ、そして光塩女子学院からも高校生が参加しました。
小学生から大学生までの交流や同じ目的に向けた活動によるチームワークが実践できたことは、大きな学びでした!

せいぼの教育事業
現在、せいぼでは私立学校との提携が増えています。
ワークショップ、現地や支援企業のスタッフとのオンライン交流、コーヒー販売などを通じて、探求学習を実施しています。
ぜひ、教育機関の方々学校の先生方をはじめご関心のある方と一緒に活動が出来れば幸いです。

学校でフェアトレードや国際課題を学ぶ題材として、売上の100%が寄付になるアフリカ産フェアトレードコーヒーを利用してみませんか?

皆さんのご関心に基づいて、一緒に活動してくださる方、ご支援を頂ける方、企業様を募集しております。
よろしくお願いいたします。

NPOによる学びの高大連携‐白百合女子大学、光塩女子学院の取り組み
公開日:2024.04.01



せいぼは、全国の小学校から大学と提携し、探究活動や課外活動を通して、アフリカのマラウイに対して給食支援を展開しています。その中で、学校法人光塩女子学園が設置する光塩女子学院中等科・高等科(以下、光塩女子学院、校長:烏田信二)と、学校法人白百合学園が設置する白百合女子大学(以下、白百合女子大学)との高大連携の取り組みを開始しました。

NPO法人せいぼは、2023年1月より光塩女子学院と特別授業を実施してきました。具体的には、国際交流やソーシャルビジネスの学びを深め、寄付を集め、現地に送金することで、大きな社会的インパクトを作ることに繫がるPBL(Project Based Learning-課題解決型学習)を実施しています。

この度、白百合女子大学が同じくカトリック系ミッションスクールという点、グローバルビジネスプログラム(GBP)を展開している点での親和性を受けて、光塩女子学院に対して、PBLにおける協働を通した高大連携に取り組みをするに至りました。その中で、NPO法人せいぼが両校を結ぶ学習の機会を継続的に提供することで仲介し、今回の取り組みの成立となりました。

●NPO法人聖母と光塩女子学院の協働については、こちら

・実際の授業の実施と展望
2024年2月7日に第1回の授業が行われ、留学や国内での国際支援活動、社会課題解決に繋がる活動に関心が高く、実際に取り組んでいる大学生と、これらの将来像に関心があり、NPOとの活動を体験してきた中学生、高校生が繫がり、有意義な時間となりました。

光塩女子学院は、2023年度においてNPO法人聖母とともにソーシャルビジネスの授業と実践を行い、自ら企画した寄付型のフェアトレードコーヒーの宣伝と販売によって、現地の給食で14,000食分の学校給食分の寄付となり、マラウイの小学校、幼稚園の支援に繋げています。ここに大学生のアドバイスや動機付けが加わり、中学生、高校生がさらに成長し、大学生もビジネスにおけるリーダーシップを発揮する場となることが見込まれます。

白百合女子大学准教授で、グローバルビジネスプログラムコーディネーターを務める上野由佳氏は、「このような機会を頂けて非常に嬉しく思います。本学の学生達が大学で学んできたものを中学生、高校生と分かち合い、発揮することによって、相互に学びを深めることができます。」と期待を寄せています。

●グローバルビジネスプログラム(GBP)は、こちら

・NPO法人せいぼの展望
今後も、こうしたNPO法人が教育セクター同士の「糊付け」になることで、緩やかな形の高大連携が実現できる機会を増やしていきます。光塩女子学院中等科・高等科の校長の烏田信二氏は、「NPOとの活動を通じた緩やかな形での高大連携の取り組みを始められることは、受け入れる中高にも、大学にとっても望ましい方向だと思う」と語っています。

今後もNPO法人聖母は、高校、大学を中心に国際支援、それを具体化するソーシャルビジネスの学びを軸とし、多くの学校との活動の幅を増やしていきます!

サレジオ学院での総合的学習の時間2024
公開日:2024.04.01



3月13日、総合探究学習「国際」③の授業で、サレジオ学院高等学校にて、社会起業に焦点を当てたセッションを行いました。
せいぼの代表、山田と学生スタッフが二名参加者し、学生からの視点とNPOの経営者の視点から、総合探究の科目の一つとして実践的な学びが展開でき、学生としてすぐに活動できる方法も模索できました。

主な議論事項
1時間におよぶセッションは、せいぼスタッフと選抜された生徒たちの対話形式で行われ、2つの主要テーマを扱いました。

**テーマ1:社会起業の活動:**
生徒たちは、議論と分析を通して社会起業の概念を掘り下げました。
このセクションは、せいぼのようなNPOの組織の中核となる原則と実践を理解するための基礎を学ぶことに繋がりました。

**テーマ2:「召命」の概念:**
セッションの大きな部分を占めたのは、「召命」という概念でした。
これはせいぼ自身も活動の重要な哲学的な概念で、団体が何のために創設されたか、そしてその中で働く人々が何に向かって活動を展開しているかを考える上で、とても大事な議論となりました。
学生にとっても、自分が何のために社会のために起業し、具体的に行動するのか、その目的意識を持って活動することの意義を感じることができました。

生徒の参加と視点:

授業前に生徒たちはアンケートを行い、せいぼに関する関心のある分野を教えてくれました。
その結果、せいぼのビジネスモデル(46.46%)への関心が最も高く、次いで「召命」(39.39%)という結果になりました。これはセッションの焦点に大きく影響を与えました。

生徒からの質問は、このテーマへの深い関与を示していました。
質問の中心は以下でした。

・せいぼの活動:
生徒たちは、せいぼの活動の詳細、特にマラウイでの活動やフェアトレード(コーヒー豆生産)への取り組みを理解することに強い関心を示しました。

・「召命」の概念:
生徒たちは、山田氏の個人的な経験や動機について明確化を求め、「召命」という概念を職業生活や社会貢献という文脈で探求しました。

・財政面:
せいぼのモデルの財政的持続可能性について関心が寄せられ、社会起業運営における課題に対する生徒たちの意識の高さが示されました。

授業後の考察と学び:
セッションは、社会起業と「召命」の概念の重要性を強調するまとめで締めくくられました。生徒たちはノートに感想を書き留め、重要な学習成果をまとめました。追加のアンケートでは、生徒の88.8%が、誰もが社会起業に参加できると信じており、社会貢献活動に対する前向きな姿勢が示されました。

全体として:
このセッションは、生徒たちの社会起業への理解を深め、批判的思考を促し、さらなる探求を促す上で貴重な機会となりました。対話型の形式と生徒からのフィードバックを取り入れることで、活気に満ちた有益な経験となりました。

神戸ユニセフの集いに参加しました!
公開日:2024.03.30



2024年3月2日、せいぼは神戸ユニセフの集いに参加し、マラウイ産のコーヒーを提供させて頂きました。
地元で国際支援に関わってきたボランティアの方や、ローカルの団体の方との交流もでき、有意義な時間となりました。
高校生のボランティアとの繫がりもでき、これから神戸でせいぼの活動を広げていくきっかけにもなりました。

また、神戸女学院の学生がボランティアに来て下さり、せいぼがさらに全国で学生の力も借りてチャリティの輪を広げていくきっかけも作ることができました。
詳しくは、こちらもご覧ください!