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ユニセフでのワークショップ
公開日:2024.04.05


日本ユニセフの広報誌Wishにて、NPO法人せいぼのワークショップも紹介頂きました。
この度は、ありがとうございました。

神戸ユニセフ様のイベントでお世話になり、その中でワークショップを多くの方にさせて頂きました。
ワークショップの中では、コーヒーの生産地であるマラウイの地理、歴史、産物、そしてその周りに住む人々の生活についてお話した上で、その中での学校給食、フェアトレードコーヒー産業の付加価値について触れていきました。

アクティビティとして、マラウイの挨拶を知り、コーヒーを飲んで頂き、周りの方と打ち解けて頂いた上で、フェアトレードコーヒーの普及に関わることで気軽に国際貢献、マラウイの貧困の連鎖を断ち切る力に関われることを、話し合いからまとめてもらいました。

また、マラウイにおける幸せの感覚、コミュニティの重要さ、一方で貧困の格差を知って頂ける簡単なワークも実施しました。

現在、せいぼは30校以上の学校とJALT(応用言語学の全国学会)を始めとした3つの学会、さらに複数の大学でワークショップやコーヒーのケータリング、さらには講演会を実施しています。

これからも、是非皆さんと活動を広げていければ幸いです。

※せいぼの教育事事業はこちらから。

教皇フランシスコ来学記念表彰を頂きました!
公開日:2024.04.05


この度NPO法人せいぼは、学校法人上智学院より「2023年度(第4回)教皇フランシスコ来学記念表彰」を受賞しました。
来学記念表彰は、上智大学が日本で初めて教皇の訪問を受けた大学としてのアイデンティティ、社会的精神的意義を記憶し、それをさらに広く世の中に還元していくことために、毎年実施をされています。

せいぼも、こうした記念を頂いたことを、とても光栄に感じております。
これからも支援活動に尽力してまいります!
学校法人上智学院「2023年度(第4回)教皇フランシスコ来学記念表彰 受賞者の決定について」は、こちらもご覧ください。

ソーシャルプロダクツアワードを受賞しました!
公開日:2024.04.02


NPO法人聖母は、アフリカのマラウイの給食支援に繋がるマラウイ産コーヒーを扱うブランド、Warm Hearts Coffee Clubにおいて、ソーシャルプロダクツ・アワードを受賞しました。ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度です。

今後もNPO法人聖母は、フェアトレードの普及やソーシャルビジネスの発展も後押しし、教育現場、実際の商品の生産現場、生産国の未来にも繋がる商品を生み出していきます。

NPO法人聖母は、2016年からマラウイの給食支援を展開しており、現在南部の幼稚園、北部の小学校を合わせて、約17000人の子供達に日々給食を提供しております。
1食で約15円のマラウイの学校給食は、子どもたちの学校にいくきっかけを作り、その後の教育の質を高めることで、将来の職業への大きな影響を与えます。

世界の人口を将来支えることになるアフリカの子供たちに対して、国際社会全体を考えた上で、給食支援は大きな影響があるとも言えます。
そんな給食支援に繋がる「社会性」を評価頂き、この度の受賞に至りました。
そして、フェアトレード認証による現地への還元、株式会社アタカ通商様との提携による継続的な産地との協働、さらには国内の学校教育機関や企業との協働により、SDGsやエシカル消費、それに基づいた教育と実践を広めることにも繋がっております。

ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)とは
SPA は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めてのソーシャルプロダクツを表彰する制度です。
優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。
詳しくは、こちらから。

小学生、中高生との協働によるマラウイ支援!
公開日:2024.04.01


2024年3月31日、リザプロ株式会社様の課外活動プログラムとして、小学生、中高生とご一緒しました。
小学生はアフリカの給食の大事さを一緒に考え、中高生には進路決定や自分らしさと国内でできる国際支援との繫がりを探究しながら、やりたいことを見つけていく時間、実際の販売を通してマーケティング、セールスの学習をしました。
動画では、実際にコーヒーとマラウイの紹介をしている小学生の動画を、載せさせて頂いております。
これからも、皆さんと協働していけることを、楽しみにしております!

小学生の授業と実践
オンラインで3時間の授業と簡単なワークショップを実施しました。
・マラウイと給食の大事さ
・コーヒーの産地と商品の特徴
・1食15円、その15円で日本で買えるものは?(お菓子を具体例で紹介しながら)
・販売のための準備(授業内容を基に、POPや告知のためのイラストや文章を作成)
・実際の販売(東京都神楽坂で販売をしました)

中高生の活動
高校生は入試に向けた活動証明や大学での学び(経済学、経営学などが中心)に繋げるための機会を作りました。
また、中学生や高校1年生、2年生は販売活動とデジタルマーケティングのためのブログやSNS戦略を考えることで、チャリティを日本でビジネスを通して広げていく仕組みを学び、実践しました。

せいぼの学生ボランティア
せいぼからも、上智大学から大学生スタッフ、そして光塩女子学院からも高校生が参加しました。
小学生から大学生までの交流や同じ目的に向けた活動によるチームワークが実践できたことは、大きな学びでした!

せいぼの教育事業
現在、せいぼでは私立学校との提携が増えています。
ワークショップ、現地や支援企業のスタッフとのオンライン交流、コーヒー販売などを通じて、探求学習を実施しています。
ぜひ、教育機関の方々学校の先生方をはじめご関心のある方と一緒に活動が出来れば幸いです。

学校でフェアトレードや国際課題を学ぶ題材として、売上の100%が寄付になるアフリカ産フェアトレードコーヒーを利用してみませんか?

皆さんのご関心に基づいて、一緒に活動してくださる方、ご支援を頂ける方、企業様を募集しております。
よろしくお願いいたします。

NPOによる学びの高大連携‐白百合女子大学、光塩女子学院の取り組み
公開日:2024.04.01


せいぼは、全国の小学校から大学と提携し、探究活動や課外活動を通して、アフリカのマラウイに対して給食支援を展開しています。その中で、学校法人光塩女子学園が設置する光塩女子学院中等科・高等科(以下、光塩女子学院、校長:烏田信二)と、学校法人白百合学園が設置する白百合女子大学(以下、白百合女子大学)との高大連携の取り組みを開始しました。

NPO法人せいぼは、2023年1月より光塩女子学院と特別授業を実施してきました。具体的には、国際交流やソーシャルビジネスの学びを深め、寄付を集め、現地に送金することで、大きな社会的インパクトを作ることに繫がるPBL(Project Based Learning-課題解決型学習)を実施しています。

この度、白百合女子大学が同じくカトリック系ミッションスクールという点、グローバルビジネスプログラム(GBP)を展開している点での親和性を受けて、光塩女子学院に対して、PBLにおける協働を通した高大連携に取り組みをするに至りました。その中で、NPO法人せいぼが両校を結ぶ学習の機会を継続的に提供することで仲介し、今回の取り組みの成立となりました。

●NPO法人聖母と光塩女子学院の協働については、こちら

・実際の授業の実施と展望
2024年2月7日に第1回の授業が行われ、留学や国内での国際支援活動、社会課題解決に繋がる活動に関心が高く、実際に取り組んでいる大学生と、これらの将来像に関心があり、NPOとの活動を体験してきた中学生、高校生が繫がり、有意義な時間となりました。

光塩女子学院は、2023年度においてNPO法人聖母とともにソーシャルビジネスの授業と実践を行い、自ら企画した寄付型のフェアトレードコーヒーの宣伝と販売によって、現地の給食で14,000食分の学校給食分の寄付となり、マラウイの小学校、幼稚園の支援に繋げています。ここに大学生のアドバイスや動機付けが加わり、中学生、高校生がさらに成長し、大学生もビジネスにおけるリーダーシップを発揮する場となることが見込まれます。

白百合女子大学准教授で、グローバルビジネスプログラムコーディネーターを務める上野由佳氏は、「このような機会を頂けて非常に嬉しく思います。本学の学生達が大学で学んできたものを中学生、高校生と分かち合い、発揮することによって、相互に学びを深めることができます。」と期待を寄せています。

●グローバルビジネスプログラム(GBP)は、こちら

・NPO法人せいぼの展望
今後も、こうしたNPO法人が教育セクター同士の「糊付け」になることで、緩やかな形の高大連携が実現できる機会を増やしていきます。光塩女子学院中等科・高等科の校長の烏田信二氏は、「NPOとの活動を通じた緩やかな形での高大連携の取り組みを始められることは、受け入れる中高にも、大学にとっても望ましい方向だと思う」と語っています。

今後もNPO法人聖母は、高校、大学を中心に国際支援、それを具体化するソーシャルビジネスの学びを軸とし、多くの学校との活動の幅を増やしていきます!

サレジオ学院での総合的学習の時間2024
公開日:2024.04.01


3月13日、総合探究学習「国際」③の授業で、サレジオ学院高等学校にて、社会起業に焦点を当てたセッションを行いました。
せいぼの代表、山田と学生スタッフが二名参加者し、学生からの視点とNPOの経営者の視点から、総合探究の科目の一つとして実践的な学びが展開でき、学生としてすぐに活動できる方法も模索できました。

主な議論事項
1時間におよぶセッションは、せいぼスタッフと選抜された生徒たちの対話形式で行われ、2つの主要テーマを扱いました。

**テーマ1:社会起業の活動:**
生徒たちは、議論と分析を通して社会起業の概念を掘り下げました。
このセクションは、せいぼのようなNPOの組織の中核となる原則と実践を理解するための基礎を学ぶことに繋がりました。

**テーマ2:「召命」の概念:**
セッションの大きな部分を占めたのは、「召命」という概念でした。
これはせいぼ自身も活動の重要な哲学的な概念で、団体が何のために創設されたか、そしてその中で働く人々が何に向かって活動を展開しているかを考える上で、とても大事な議論となりました。
学生にとっても、自分が何のために社会のために起業し、具体的に行動するのか、その目的意識を持って活動することの意義を感じることができました。

生徒の参加と視点:

授業前に生徒たちはアンケートを行い、せいぼに関する関心のある分野を教えてくれました。
その結果、せいぼのビジネスモデル(46.46%)への関心が最も高く、次いで「召命」(39.39%)という結果になりました。これはセッションの焦点に大きく影響を与えました。

生徒からの質問は、このテーマへの深い関与を示していました。
質問の中心は以下でした。

・せいぼの活動:
生徒たちは、せいぼの活動の詳細、特にマラウイでの活動やフェアトレード(コーヒー豆生産)への取り組みを理解することに強い関心を示しました。

・「召命」の概念:
生徒たちは、山田氏の個人的な経験や動機について明確化を求め、「召命」という概念を職業生活や社会貢献という文脈で探求しました。

・財政面:
せいぼのモデルの財政的持続可能性について関心が寄せられ、社会起業運営における課題に対する生徒たちの意識の高さが示されました。

授業後の考察と学び:
セッションは、社会起業と「召命」の概念の重要性を強調するまとめで締めくくられました。生徒たちはノートに感想を書き留め、重要な学習成果をまとめました。追加のアンケートでは、生徒の88.8%が、誰もが社会起業に参加できると信じており、社会貢献活動に対する前向きな姿勢が示されました。

全体として:
このセッションは、生徒たちの社会起業への理解を深め、批判的思考を促し、さらなる探求を促す上で貴重な機会となりました。対話型の形式と生徒からのフィードバックを取り入れることで、活気に満ちた有益な経験となりました。

神戸ユニセフの集いに参加しました!
公開日:2024.03.30


2024年3月2日、せいぼは神戸ユニセフの集いに参加し、マラウイ産のコーヒーを提供させて頂きました。
地元で国際支援に関わってきたボランティアの方や、ローカルの団体の方との交流もでき、有意義な時間となりました。
高校生のボランティアとの繫がりもでき、これから神戸でせいぼの活動を広げていくきっかけにもなりました。

また、神戸女学院の学生がボランティアに来て下さり、せいぼがさらに全国で学生の力も借りてチャリティの輪を広げていくきっかけも作ることができました。
詳しくは、こちらもご覧ください!

コーヒー好き集まれ!コーヒーから見えるエシカルな社会
公開日:2024.03.29


NPO法人聖母、Green Sophia、そして中央大学フェアトレード委員会(FACT)は、3月20日第1回目となる合同イベントを実施し、学生の間で頻繁にテーマとなり、次世代のサステナビリティを考える上でもキーワードとなるフェアトレード商品、エシカル消費を通した学習会を、高校生も参加者に加えつつ展開しました。
今回のイベントを通して、10代、20代の学生が特に意識を高く、消費文化や行動に向き合い、国際理解に対して積極的であることも分かり、今後のイベントの展開も期待しています。

機会実施の経緯
今回の企画は、NPO法人聖母代表の山田が上智大学出身で、学内の紀伊国屋書店でもコーヒーを取り扱っているなど様々な繋がりがあり、今回のコラボ企画にいたりました。

Green Sophiaとしては、エシカルやオーガニックへの認知度を上げ、まずは知ってもらうための第1歩に、そして次にコーヒーを買うときの参考になれば良いという思いがありました。

第一回を終えて
Green Sophiaのメンバーによるプレゼンで、エシカルについての簡単なレクチャーをしました。そもそもエシカルとは何か、エシカル消費の具体的な行動例、認証マークの紹介などエシカルの基本的な知識をお伝えしました。
FACTのメンバーからはフェアトレードの説明を、せいぼじゃぱんのボランティアからはクイズの出題を行い、楽しみながら学ぶことができました。

ディスカッションタイムでは、普段飲むコーヒーやおすすめを紹介しあいながら、フェアトレードをどう広めていくかなどのテーマで盛り上がりました。

イベントの最後に、今後実践したいアクションを付箋に書いてもらいました。「商品を買う前に生産者のことに意識を向ける」「もっと調べたい」「フェアトレードを広めたい」などの意見が寄せられました。イベントに対するGreen Sophiaとしての思いを実現できたのではないかと感じています。

今後の方針
テーマを少し変えて第2回、3回を企画しています。次回は、コーヒーのおいしい味わい方とチャリティへの関わり方といったアプローチで実施したいと検討しています。
また今回のマラウイコーヒーに限らず、ハイビスカスティーを活用したコラボの機会も設けたいと考えています。

2024年2月の小学校への給食記録
公開日:2024.03.29

せいぼは、2024年4月も北部の小学校、南部の幼稚園に給食を提供し、南部では奨学金の対象となっている「せいぼキッズ」の成長も測り、記録しました。
その結果と様子の写真を共有させて頂くことで、寄付者の皆様に現地での給食支援の更新情報をご提供させて頂きます。

Kaphuta(カプータ)小学校

列に並んで給食を受け取る子どもたちの様子です。子どもたちにとって給食休憩は学校生活の中で最も楽しい時間のひとつです。せいぼの給食支援プログラムにおいては、すべての場所で同じポリッジが提供されており、これは国連食糧計画が定める子供たちに必要な栄養を十分に含んでいます。

Kazengo(カゼンゴ)小学校

カゼンゴ小学校も、せいぼが北部で支援する小学校で規模が大きい小学校です。
給食は、PTAや母の会のボランティアによって提供されています。

Kazomba(カゾンバ)小学校

Chamngulube(チャングルーべ)小学校

チコンダウォンガ村に位置するチャングルーべ小学校は、ムジンバの中心地から8キロほど離れた最も遠い学校のひとつであり、以前は子どもたちがドロップアウトしてしまうケースが非常に目立っていましたが、給食支援により卒業まで学校に通い続けることができる生徒が増えてきました。

・Mzimba(ムジンバ)小学校

せいぼの給食は子供たちが授業などの学校の活動に参加するエネルギーになっており、ムジンバLEAでも給食支援によって子供たちの出席率が改善しています。彼らはせいぼのチームに会い、その給食がどこから提供されているのか知ることに喜びを感じています。子供たちはカメラの前に立つことを楽しんでおり、写真の子供たちの中には「せいぼ!」と楽しそうに叫んでいる児童もいます。

子供たちのために給食を用意する調理員の女性たちは、子供たちのために時間をかけて学校に訪れ、ボランティアで給食を調理しています。ボランティアたちは子供たちの健全な成長につながるせいぼの給食支援プログラムを手助けすることに喜びを感じており、この支援が長く続いていくことを望んでいます。

Kabuku(カブク)小学校

カブク小学校はムジンバの中でも遠隔地にある学校のひとつで、子供たちはかなり長い距離を学校まで歩いて来なければなりません。しかし、児童たちは学校で提供される給食にも励まされ毎日学校へ通っています。

Seiboキッズの成長記録(2024年3月)
公開日:2024.03.20


せいぼのスタッフは、定期的にSeiboキッズの成長測定を実施しています。
彼らは、せいぼがAllocation Meetingと言い、貧しい家庭として認定した家の子供に対して奨学金を提供し、地元のCBCCに受け入れを依頼した上で、通えるように支援している子供達です。
以下が、詳しい測定の方法となります。

年齢ごとの体重の比率
子供の過去と現在の栄養状態を評価するのに役立ちます。年齢の予想体重の標準化されたデータと比較して、子供の体重が現在の年齢の平均的な体重に対して低いことがわかった場合、子供は栄養が不足していることが分かります。

身長に対する体重の比率
子供の現在の栄養状態を評価するのに役立ちます。身長の割に体重が少ないことが判明した子供は、栄養の不足が考えられます。

年齢に対する身長の比率
子供の過去の栄養状態を評価するのに役立ちます。年齢の割に身長が低い子供は発育不全であると結論付けられます。
この活動を通じて、学校給食プログラムを通じて子どもたちの健康に及ぼす影響を知ることができます。
以下は、2023年3月にモニタリングされたSeiboキッズの事例です。

・アーロンくん:
オールセインツスクールに在籍。
3歳でSeiboキッズになりました。現在、5歳5ヶ月で順調に成長しています。
当初、彼の両親は失業していましたが、彼の母親はその後、Nthukwa Marketで野菜を販売するビジネスを始めました。
母親が家族に食べ物を提供できるようになり、家庭の状況が変わりました。

・フェイバーくん:
4歳でSeiboキッズの一人としてAtamandike CBCCに通っています。
当初、彼の父親は無責任なアルコール依存症であり、両親の間で頻繁に衝突したため、家庭環境は複雑でした。
しかし、母親は実の父親と別居し、母親は果物、野菜、スナックを販売する小さなビジネスを始め、フェイバーには新しい思いやりのある父親がいます。
これらの良い変化により、フェイバーは家庭生活の安定が得られ、積極的に学校に通うようになりました。

・マルグレットさん:
2歳3ヶ月で、Seiboキッズになりました。
現在、保育園を卒業して小学生になる5歳8ヶ月です。彼女の両親は離婚し、数ヶ月後、父親は再婚し、マルグレットと彼女の兄弟は支援を受けられなくなりました。
彼女の母親は、求職中であることが多く、子どもたちは空腹で眠る日々が続きました。当時のマルグレットの健康状態は良くありませんでしたが、今では背が高くなり健康です。
また、人付き合いの困難を克服し、現在は授業にも積極的に参加し、より自信を持って自分を表現できるようになりました。

暁星国際高等学校での講演
公開日:2024.03.10


2024年2月29日、暁星国際高校にて高校1年生を対象に「総合探究」の授業の一環として、せいぼが講演を行いました。

今回の講演では、NPO法人せいぼが取り組んでいるアフリカ・マラウイの子どもたちへの給食支援活動についてお話しさせていただきました。
講演では、マラウィの国の現状や文化についての情報を提供し、さらにコーヒーの収穫から出荷までのプロセスについても詳しく解説しました。
参加者の生徒たちは、この国の農業や経済の実情について興味深く耳を傾けてくれました。

また、私たちの事業モデルであるソーシャルビジネスの仕組みについても説明し、生徒たちにビジネスの視点から国際的なチャリティ事業を考えてもらう活動を行いました。
このような取り組みにより、生徒たちは国際的な問題に対する理解を深め、社会貢献の重要性を感じる良い機会となりました。

今後もNPO法人せいぼは、教育機関や地域社会との連携を強化し、社会的課題に取り組む活動を続けていきます!

東京日仏国際学園でのコーヒー提供
公開日:2024.03.02


東京都北区西が丘にある東京日仏国際学園にて、アフリカ大陸とマラウイ、現地の学校給食についてお話しました!
現地の子供たちの笑顔や、家族の様子をお見せして、小学生と有意義な交流ができました。
せいぼは、幼稚園、小学校でもワークショップや講演会を実施しています。
マラウイの子供たちと日本の学生を繋ぐ架け橋として、これからも活動をしていきます!
小学生とのアクティビティについては、こちらからもご覧ください!