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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
サレジオ会との歩み(2021年~2025年)
公開日:2026.03.08



NPO法人聖母(Seibo Japan)は、アフリカ・マラウイの子どもたちに学校給食を届ける活動を行っています。その活動の根底には、サレジオ会との深い絆があります。ドン・ボスコがイタリアのオラトリオで始めた教育理念である「善良な市民、よきキリスト者を育てる教育」に共鳴し、教育を通じて社会をより良くしていくという共通の志を大切にしています。

マラウイでは、若者に仕事を生み出すことも非常に重要な課題です。実際、Seibo Japanの活動の原点は、英国の実業家トニー・スミスが現地の年配女性に「マラウイに必要なものは何ですか」と尋ねたことに始まります。
その答えはシンプルでした。「若者の仕事です」。

この言葉をきっかけに、Seibo Japanは子どもたちへの給食支援を続けると同時に、将来の雇用につながる教育にも力を入れてきました。現在、職業訓練センターでは、ドン・ボスコ工業専門学校(リロングウェ)の卒業生たちを含むスタッフが中心となり、若者の技能教育を支えています。
ここでは、過去3年間に日本のサレジオ系学校で行われた具体的な取り組みをご紹介します。

サレジオ学院中学・高等学校(神奈川)
「召命」と「共に栄える教育」を学ぶ
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サレジオ学院では、探究学習や学校行事を通して、社会課題に向き合う実践的な学びが行われています。

MACOSYプロジェクトによる継続的支援
学生たちはフェアトレードのマラウイコーヒー販売を自主的に企画・運営し、多くの給食支援を実現してきました。この取り組みは他校にも影響を広げ、Volunteer Spirit Awardのコミュニティ賞を受賞しています。
詳細は、here

全国的な広がり:バレンタイン共同イベント(2026年2月)
See : こちら

MACOSYプロジェクトは、静岡雙葉高校の「Foster Friend」などと連携し、「Youths’ Coffee Movement」という全国的な学生ネットワークへと発展しました。各校が協力してコーヒー販売などの活動を行っています。
このイベントでは、NPO Seibo理事でありチャプレンでもある榎本神父がメッセージを伝えました。そこでは「支援する側とされる側」という関係ではなく、互いに高め合う共に栄える教育共同体(Mutual Flourishing)の重要性が強調されました。

PBL(プロジェクト型学習)との統合
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生徒たちは単なる販売活動にとどまらず、NPOの仕組みやフェアトレードの理念を分析しながら、社会との関わりや自分自身の「召命(Vocation)」について考えを深めています。

サレジオ工業高等専門学校(東京・町田)

詳細は こちら

創立90周年を共に祝う
技術教育と人間教育を両立する同校では、支援の輪が大きく広がっています。

学園祭でのチャリティ販売(2023年10月)
フェアトレードコーヒーの販売を通して、約7000食分の学校給食に相当する寄付が集まりました。

創立90周年記念式典(2026年1月)
この記念式典では、Seiboがマラウイ北部ミジンバから初めて紹介したKwanza Cocoaを使用したミニチョコレートとコーヒーが提供されました。
サレジオ高専オリジナルのラベルで包装された商品は、来賓の方々から大変好評をいただきました。

サレジアン・インターナショナルスクール(東京・赤羽)

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生徒たちは、販売する商品の背景を深く理解した上で活動に取り組んでいます。

焙煎所訪問(2023年1月)
クラフトクラブの生徒たちはコーヒー焙煎所を訪れ、豆が焙煎される過程を見学しました。
生豆の色が変化し、焙煎時に「パチパチ」と音がする様子を体験しながら、商品に込められたストーリーを学び、販売者としての責任感を深めました。

手作りギフト企画(2023年6月)
学んだことを活かし、手作りカード付きのコーヒーを販売。
約990食分の学校給食に相当する支援が実現しました。

サレジアン・インターナショナルスクール世田谷 & サレジオ中学校
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新しい協働プロジェクト(2026年2月)

海外インターンと国内ボランティアが協力して開発した特別講義が実施され、生徒たちの国際的視野を広げる学びの機会となりました。

サレジオ中学校(小平、2025年9月)

文化祭に向けたワークショップが開催され、中学生の段階からSDGsや国際協力の仕組みを学ぶ機会が生まれました。
日本各地のサレジオ系学校の生徒たちは、コーヒーやチョコレートの販売という具体的な行動を通して、遠く離れたマラウイの子どもたちとつながり、共に成長しています。

私たちは、このような教育共同体の輪が広がり続けることで、世界はさらに良い方向へ変わっていくと信じています。
これからもサレジオ・ファミリーの皆さまと共に、この歩みを続けていけることを心より楽しみにしています。