ページトップへ戻る

せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
晃華学園様とのコーヒー焙煎店見学
公開日:2023.06.12


6月4日(日曜日)、せいぼは東京都の私立学校である晃華学園の皆様とともに、寄付型コーヒーサイト、Warm Hearts Coffee Clubの生豆の焙煎を依頼している、ライブコーヒーの川島さんからコーヒー豆の焙煎について学ぶ機会がありました。

川島さんは、実際に東京の月島にある店舗で豆を焙煎する方法を教えてくださいました。川島さんは、コーヒー豆の焙煎工程を、詳しく説明してくださいました。

コーヒー豆について
焙煎をする前の豆は、軽くて無臭です。焙煎されたコーヒー豆とはまったく異なる姿になります。
主なコーヒー豆には、フラットベリーとピーベリーの2つのタイプがあります。
フラットベリーは、収穫直後の赤いコーヒーチェリーから得られる、最も一般的なタイプです。
種が2つに割れ、より平たい種ができます。
一方のピーベリーは、コーヒーチェリーが十分な花粉を受け取らずに形成される自然の欠陥です。
これらのピーベリーは、総収穫量の5〜10%を占めることがあるそうです。

焙煎について
どの機械を使って焙煎するかは、焙煎量によって異なるそうです。
今回は、ドイツ式の焙煎機で、いつも私たちのマラウイコーヒーの焙煎で使用して頂いているもので、デモンストレーションをしてくださいました。

豆は上部から漏斗(煙突上の穴)を通して挿入され、それより下のシリンダーに落ちていきます。
コーヒー豆は、約250度の熱風によって加熱され、種を覆っている薄い皮が取り除かれます。
その後、別の容器(シリンダーの右側)に分けられます。
焙煎プロセスは、7〜15分ほどで完了するそうです。

今回、細かい焙煎工程を始めて知ることができ、貴重な時間でした。

コーヒーベルトについて

川島さんは、「コーヒーベルト」として知られる地域について、紹介してくださいました(上の写真参照)。
これは、コーヒーの木を育てて生産するのに適した気候の地域です。コーヒーベルトは、赤道を中心に、北側に25度、南側に30度広がっています。主要なコーヒー供給地としては、ブラジル、インド、インドネシア、エチオピアなどが挙げられます。この地域は、気候、高品質の土壌、害虫の少なさなどから、コーヒーの栽培に理想的な場所です。

私たちは、マラウイを支援するためにせいぼと提携している学校と、コーヒーについて学ぶ有意義な時間を過ごすことができました。

せいぼのボランティアの活躍
せいぼのボランティアスタッフも、当日は25人もの生徒の参加があったことから、ワークショップの情報を伝達していくために、とても活躍してくれました。
本当にありがとうございました!

こうした学校の皆様との取り組みを、今後も増やしていき、さらに扱って頂いて寄付となっているコーヒーについて、詳しく知ることができる機会がご提供できれば幸いです。
川島さんを始め、ライブコーヒーの皆さま、この度も本当にありがとうございました!
これからも、どうぞよろしくお願いします!