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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
夢カフェ × NPO法人せいぼ : 学生の挑戦とマラウイの紅茶がつなぐ、地域と世界
公開日:2025.11.07



2025年10月、環太平洋大学(IPU)経済経営学部・現代経営学科のゼミ学生が主導する「夢カフェプロジェクト」において、NPO法人せいぼはマラウイ産紅茶を通じて協働させていただきました。

「夢カフェ」は、地元食材とグローバルな視点で魅せる味と空間をコンセプトに掲げ、地域と世界のつながりを感じられるカフェとして学生たちが運営しています。今回は、アフリカ・マラウイの紅茶を取り入れることで、学生の皆さんが「グローバルな視点」を体験的に探究してくださいました。

学生が創る「夢を語れるカフェ」
「夢カフェ」は、現代経営学科の授業「プロジェクト・ゼロ」の一環として2023年度前期にスタートした学生主体のプロジェクトです。学生が自ら経営・運営に挑戦し、企画、メニュー開発、会計、広報などすべての工程をチームで分担しています。

プロジェクトでは、地元・岡山の食材や、農薬不使用・有機肥料で育てられたコーヒー豆、さらに廃棄予定だったコーヒーチェリーの外皮「カスカラ」を活用したメニューを開発。
2025年7月21日(日)のオープンキャンパスでは、厳選された「こだわりのコーヒー、スイーツ、軽食」が披露され、多くの来場者に学生たちの熱意と創意が伝わりました。

NPO法人せいぼとともに、マラウイの一杯を
今回2025年10月は、NPO法人せいぼは「夢カフェ」のグローバルメニューの一つとして、マラウイ産紅茶を提供しました。
この紅茶は、せいぼが支援するマラウイの小規模農家によって丁寧に栽培されたもの。紅茶の売上は、マラウイの子どもたちへの給食支援につながっています。

学生たちはこの取り組みを通じて、「飲むことで誰かの未来を支える」体験を共有し、ビジネスと社会貢献が共存する仕組みを学びました。
夢カフェの空間には、地域の温もりと国際協力の精神が自然に溶け合っています。

未来へつながる学びの場として
「夢カフェ」は、学生が夢を語り合い、実践の中で経営・地域連携・SDGsを体感する場です。
そして、NPO法人せいぼにとっても、若い世代と共に“フェアな一杯”を届けることができた貴重な機会となりました。
今後もせいぼは、こうした教育と社会貢献をつなぐ協働の場を広げ、マラウイと日本の“あたたかい心”をつなぐ活動を続けてまいります。