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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
小学校便り5- St. Pauls
公開日:2016.11.26

ムジンバ地区、セント・ポール小学校
生徒数:861人
給食支援開始日:2016年10月26日

2016年10月26日の学校給食の開始日には、411人の男の子と450人の女の子が登録されていました。校長のムワンディラ(Mwandira)さんをはじめ、27人の先生たちが学校には常勤しています。その27人の中の21人が免許を取得した先生たちです。それに加え、6人のアシスタント役の生徒もいます。
一年を通しての学校共同体における給食支援のために、9つの村々の人々が、5つのグループに分かれ、交代制を取ってボランティアとして協力をしてもらっています。
さらに、安全面を考慮し、ガードマンを雇い、寄付で頂いた道具や食糧を守るようにしています。



校長のムワンディラ(Mwandira)さんは、過去自ら学校として給食支援を始めようとしたが、失敗してしまった経緯を話してくれました。そのこともあり、せいぼを温かく歓迎してくれました。副校長のガウシ(Gausi)さんも、せいぼに対して感謝の意を示してくださいました。

“Villagers are happy with the feeding programme. With the extension of the school timetable by the government, Seibo has really assisted and the children will no longer be hungry”
「村人たちは皆、給食支援事業に対してとても好意を持っております。政府により、学校の時間割が延長されていくことを考慮すると、せいぼの給食支援は、今後さらに子どもたちの飢餓の防止に貢献していくことでしょう。」

2017年2月16日
マラウイのせいぼスタッフが、現地を訪問しました。彼らの報告によると、セント・ポール小学校は、現在は新しい政府の官僚の指示に従って、給食事業を展開しているようです。そのため、その指示通り、学校の授業の始まる前に、給食を提供しているようです。一方で、少し残念だった報告もあります。ボランティアは、その政府の指示に従うために、家を朝2時程度に出て、3時から給食の提供の準備をしなくてはいけなくなってしまいました。このような状況ですと、ボランティアに大きな負担が掛かってしまいそうで、心配ではあります。
しかし、こうした厳しい状況の中でも、学校全体としては、希望が見えてきているようです。校長先生は、給食事業が開始してから、生徒数が順調に増えているとのことでした。
具体的には、923人の生徒のうち、女の子が454人、男の子が469人となっています。