
2025年10月23日、仙台のドミニコ学院中学高等学校にて、NPO法人せいぼは「ソーシャルビジネスとカトリック精神のつながり、そして“召命(Vocation)”」をテーマに講話を行いました。
講話では、マラウイでの給食支援活動を通して、単なる「支援」ではなく「人の尊厳を守り合う関係」を築くことの大切さが語られました。
せいぼの活動は、コーヒーや紅茶といったフェアトレード商品を販売し、その収益を現地の子どもたちの学校給食に還元するという「働くことと愛の実践」を結びつける仕組みとして紹介されました。
生徒たちは、「働くこと」や「学ぶこと」が、誰かを助ける手段になりうるということを改めて考える機会となりました。特に、カトリックの教えに基づく“召命”—、すなわち、神から与えられた自分の使命を、日々の行動や職業の中でどのように生きるか、というテーマに触れ、社会の中で自分の役割を見つめ直すきっかけとなりました。



