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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2021年11月のSeibo Kids登録ミーティング
公開日:2021.11.25


2021年11月2日、Seibo Kidsの割り当てのためのミーティングを実施しました。
Seibo Kids制度は、何度か他の記事でもご紹介させて頂いたのですが、せいぼが行っている奨学金制度で、特に貧しい家庭の子供たちを選び、保育園に入学をさせる制度です。
該当の保育園は、生徒の枠を提供する代わりに、せいぼから学校給食の提供を受けることができるというものです。
9人の割り当ての委員会メンバーと、5人のMother Teresa Children Centerのメンバー、コミュニティサービスのマネージャー、そしてせいぼの代表が出席し、今回の委員会が実施されました。

15組の家族を対象とした委員会でしたが、今回すぐに対応をする組は、12組選ばれました。
残りの3組は、他の地域に対しての割り当て対象とすることにしました。
また、他の2組のうち1組は該当することができない結果となり、もう1組は現在家族の都合で、一度保留になっています。

最初の3組は、11月10日から始まる学校の授業に割り当てられています。
保育園が休暇になっている関係で、参加が遅れている組もあり、今回も2組がその該当です。
場合によっては、2歳以下の子供を抱えていることもあり、対象年齢の2歳まで待ってもらわなくてはいけないケースもあります。
4組がその該当となり、せいぼが2歳からの保育園の参加を勧めている関係で、待機となっています。

せいぼは現状で、80組の家庭の子供たちを受け入れていて(2021年11月10日現在)、男女同数となっています。
その中から、今回は3名を紹介します!

Yonaくん
Yonaくんは5歳で、2016年6月生まれです。
Bizzy Bee保育園に入学し、在学しています。
特別支援が必要な子供で、3歳になってから歩くことができるようになり、現在でも話すことはできません。
両親は、Yonaくんが保育園で他の子供たちと話したり、遊んだりすることで、離す能力が養えればと考えています。
Yonaくんは、大家族で生活していて、10人の家族がいます。
両親と4人の兄弟、そして3人の親戚が一緒に住んでいます。

お母さんは、中国グッズのお店でのバイトをしています。
家族は、1日1食のこともあります。
せいぼの支援の前は、Yonaくんを保育園に入れることはできませんでした。

RachelさんClaudioくん
Rachelさんは2017年6月、Claudioくんは2019年に生まれました。
Rachelさんは18.3㎏、Claudioくんは11.5㎏です。
Nzeru保育園で、二人とも勉強を始めました。

3人の兄弟が他にいて、シングルマザーに育てられました。
お父さんは残念ながら経済的な支援をしてくれず、姉妹から支援を受けて生活をしています。

今後も、皆さんにSeibo Kidsの登録状態、それぞれの生活の様子について、お伝えができればと思います。