
静岡サレジオ中学校の生徒様が、マラウイの貧困や労働状態の課題について、絵本にしてくれました!
「もし、明日から学校に来なくていいよ、と言われたら?」
そんな問いかけから始まるこの絵本は、私たちが当たり前だと思っている“学校に行ける日常”を、やさしく、そして深く見つめ直させてくれます。
・具体的な内容

主人公のマリアは、学校の先生から「世界には、学校に行きたくても行けない子どもたちがたくさんいる」という話を聞きます。気になって仕方がないマリアの前に現れたのは、不思議な妖精さん。
妖精に導かれてマリアが訪れたのは、アフリカのある国でした
そこで出会った少年ムファサは、毎日水くみや家の仕事に追われ、学校に行くことができません。
「学校? 行ってみたいな。でも、ぼくにはやらなくちゃいけない仕事がたくさんあるんだ」
その言葉に、マリアは初めて気づきます。学校に行けることは、決して“普通”ではないということに。

物語の中では、以下のような点が注目されます。
・子どもが1日にこなしている重労働
・文字が読めない、計算ができないことで広がってしまう「選択肢の差」
・貧困、ジェンダー、戦争といった背景
以上が、子どもにも分かる言葉と絵で丁寧に描かれています
そして物語の後半、ムファサは初めて「学校」という場所を体験します。
・自分の名前を書けた喜び。
・友だちと学ぶ楽しさ。
・給食を食べながら笑い合う時間。
その体験が、ムファサの心に「学びたい」「将来やりたいことを見つけたい」という希望の芽を灯します。
絵本の最後には、こんな問いが静かに投げかけられます。
「きみなら、ムファサくんのように学校に行けないお友だちに、何をしてあげたいと思う?」
この絵本は、答えを押しつけません。
代わりに、考えるきっかけを、読者一人ひとりに手渡してくれます。
教育現場・家庭での活用にも
本書は、以下のような目的でも使用できます。
・SDGs(目標4:質の高い教育をみんなに)
・国際理解教育
・キャリア教育・人権教育
以上いったテーマとも相性がよく、読み聞かせ後の対話やワークにも自然につなげられます。
「学ぶことは、未来を選ぶ力になる」
そんな大切なメッセージを、子どもたちの心にそっと届けてくれる一冊です。
絵本を全て見てみたい方は、こちらから。



