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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2022年2月の幼稚園の様子
公開日:2022.02.24


2022年1月、マラウイにはサイクロンANAの被害があり、モザンビークに近い南部を中心に被害がありました。
私たちせいぼの学校給食の提供を実施している地域でも、大雨による災害、停電などによって、多くの家庭で被害がありました。
そんな中でも、せいぼは現地スタッフとともに、学校給食活動を続けることができています。
最近の配達の風景について、こちらからもご覧頂けます。
是非、動画の解説欄も、ご覧頂ければと思います。

以上のような働きの中で、特に大きな子供たち、そして幼稚園の周辺のコミュニティの成長について、こちらでご報告ができればと思います!

Makapwa保育園の成長: Makapwa CBCC

以前2021年には、ご支援をお願いするために複数回、Makapwa保育園についてご紹介をさせて頂きました。
上の写真は、Makapwa保育園の教室の写真です。
小さな教室一つ、給食の貯蔵庫がありました。
こちらの保育園は、山間部にあり、通常はせいぼのスタッフも含めて、多くの人がアクセスすることが困難な場所です。
2022年2月、せいぼじゃぱんからもスタッフが訪れ、現地の様子を見た際には、Makapwaのコミュニティには大きな成長が見られました。

Makapwaは、以前からコミュニティ全体がその建設に関わり、みんなで幼稚園を盛り上げるために尽力してきました。
こちらから、その当時の様子をご覧頂けます。
現在は、子供たちが教室の中で遊び、先生たちと一緒に過ごすことができるようになっています。

そして、今回のMakapwaの進化に欠かせなかったのは、コミュニティの協力です。
村長さんは、そのコミュニティを代表して、せいぼに対して感謝の言葉を言ってくれておりますが、それは日本でご支援を頂いた皆さんへの感謝でもあります。
村長の名前は、Lyson Juziさんと言い、Makapwa(現地語で「見捨てられた場所」)幼稚園があるKajawo村の村長です。
本当にありがとうございます!

一方で、現在は水汲みの場所が、あまり清潔な場所ではないこともあり、井戸の設置が必要な状態です。
今後、せいぼは学校給食に関わる井戸の支援を、実施ができればと考えています。
(下の写真は、現地の水汲み場となります)

Tawina CBCC

Makapwaと同じように、山間部にあるCBCCがあります。
それが、Tawinaです。
CBCCの特徴を、コミュニティの人々が力を出し合って、子供たちを保育している場所です。
建物やトイレなども含めて、コミュニティのメンバーで建設する場合もあります。
写真は、Tawinaの子供たちで、小学校も近くにあるようです。

Tawinaは2017年、深刻な状態にあったため、皆さんにご支援をこちらのような形で、募りました。
当時は、建物も十分に整った状態ではなかったですが、現在は以下の写真のような形で、子供たちが安定して通うことができる状態まで、回復することができています。
最後に、Tawina CBCCのディレクターの動画を、載せさせて頂きます。

以上のような課題はありますが、今後もCBCCの支援をしっかりと続けていければと思います。
改めて、皆さんのご支援を頂き、誠にありがとうございます!