
私たちはマラウイの子どもたちに温かい学校給食を届ける活動を続けていますが、活動をより持続可能で効果的なものにするためには、「どこに、どれだけの支援が必要か」を正確に把握することが欠かせません。
今回は、マラウイの7人のスタッフととも活動している私たちの具体的なインパクトについて、他の給食支援団体との比較やマラウイ全体の学校給食支援についての情報、今後の政府の目標についても触れつつ、お話をしていきます。
私たちの活動に関心を持って頂き、さらに参画していきたいと考えてくださっている方は、是非こちらから会員登録やご寄付などでご協力が頂ければ幸いです。
・マラウイのでの給食支援の全体像

国連世界食糧計画(WFP)からは、マラウイにおける学校給食の普及率と地域ごとの格差を可視化した、ダッシュボード「WFP Malawi School Feeding & Inequality Dashboard」が公開されています。
※詳しくは、こちらをご覧ください。
私たちせいぼも最新の支援状況をまとめた「せいぼ学校給食エリアマップ(2026年版)」を公開いたしました。
WFPの広域なマクロデータと、私たちのローカルなデータを照らし合わせることで、せいぼが全国一円でどれだけのエリアをカバーできているのか、そして、いまだ支援が届いていない「本当に深刻な地域格差(ギャップ)」がどこにあるのかが、これまで以上にクリアに見えてきました。
※せいぼの支援地域は、こちらからご覧ください。
政府統計の「空白」と地域に潜む格差

マラウイ政府も学校給食の普及を未来の重要政策として掲げていますが、公式の統計データにはまだ大きな課題があります。
特に、就学前の小さな子どもたちが通うCBCC(コミュニティ主体の保育施設:Community-Based Childcare Centres)や保育園に関する政府データは、限られていたり、実態が反映されていなかったり、時には実態よりも過大に評価されているケースが少なくありません。
データに「空白」があるということは、本当に支援を必要としている子どもたちが見過ごされてしまうリスクがあることを意味します。
せいぼの給食支援の重要な役割
そこで大きな意味を持つのが、せいぼが地道に積み上げてきた現場のデータです。
私たちは、自分たちが支援しているすべてのCBCCの正確な数だけでなく、それを運営するために必要な「具体的なコスト(運営費)」にいたるまで、極めて精密なデータを保持しています。
また、政府と提携をしてCBCCのCommittee Members(教育委員会に所属するデータ収集の係)が各学校におり、せいぼのスタッフは給食の配分量で実際の主席率を確かめたり、頻繁訪問による教育状態や山間部の子どもたちの栄養状態を確認したりしています。
こうした地元に根差したデータは、マラウイ政府が今後の学校給食プログラムや保育政策を真剣に計画していく上でも、非常に価値のある重要な参考資料となります。
3. 日本からの支援を、ダイレクトかつ透明に届ける
日本のサポーターの皆さまからいただいた大切な寄付は、このデータに基づき、もっとも支援を必要としている地域へ「直接」届けられます。
私たちは、日々の現場のオペレーション(給食提供の運営)をクリアなデータとして見える化しています。
どこで、誰にどれだけの支援が届いたかを徹底して透明にすることで、サポーターの皆さまに安心をお届けし、一過性ではない、長期かつ持続可能な支援を可能にしています。
※最新の給食レポートは、是非こちらからご覧ください。
「会員」として、せいぼの未来とデータのあり方を一緒に創りませんか?
せいぼの活動は、サポーターの皆さまと共に歩むものです。
現在、私たちはせいぼの活動を支えてくださる「会員(メンバー)」を募集しています。
会員になっていただくと、年に一度開催される年次総会(AGM:Annual General Meeting)にご参加いただけます。
総会では、せいぼがこれから進むべき方向性だけでなく、「この貴重なデータを今後どう活用し、どう社会に発信していくか」というデータプレゼンテーション戦略についても、会員の皆さまと共に議論し、形にしていきたいと考えています。
単なる「寄付者」に留まらず、組織の未来や社会への見せ方を一緒に動かしていけることこそ、せいぼの会員になる大きなメリットです。
マラウイのすべての子どもたちに給食が届くその日まで、私たちは透明なデータと確かな足取りで歩みを進めます。
ぜひ、こちらのリンクから最新のマップやダッシュボードをご覧いただき、私たちと一緒に新しい一歩を踏み出してみませんか?


