2025年8月28日、NPO法人せいぼはソーシャルビジネスに関心がある方向けに、プレゼンテーション講座を開催しました。
せいぼジャパン代表でTEDトークの登壇経験もあるまことさんからプレゼンのコツを学べる絶好の機会となりました。
講座の概要
インターンで、ロンドンから来日し、日本の東京、大阪を拠点に活動しているAliceさんからは、資料作成の工夫や実践的なコツを学び、代表の山田からは「観客を引き込む姿勢」や「最後に考えるきっかけを与える大切さ」を伝えました。
異なる国籍の人々から、様々な視点で伝えることの大事さを伝える機会になりました。
チャリティの先進国でもある英国のインターンの意見を聞くことも、良い機会になったと思います。
今回の講座を通して、プレゼンは暗記や技術だけではなく「自分の声やストーリーで人を動かすもの」だということを、学生に伝える機会になりました。
TEDを使った学びの流れ
講座では、以下のステップでの学習をすることを、今後のアドバイスとして伝えました。
1.Listening(聞く)
TEDのスピーチを聞きながら、キーワードをメモして概要をつかむ。
2.Writing(書く)
聞き取った内容を自分の言葉でまとめる。
キーワードの羅列だけでもよく、それを基に聞いたエピソードがよみがえるような形でまとめます。
3.Speaking(話す)
1分間のスピーチとして発表する。
2でまとめたキーワードをもとに、聞いたプレゼンの内容を発表できるようにします。
可能であれば、その内容に対して、自分の意見を最後に20秒程度で加えられるようにします。
4.Reading(読む)
必要に応じてスクリプトを読み、内容理解を深めます。
3で自分の意見までまとめた上で、その意見が本当に正しいのか、さらに自分の意見を膨らませ、聞いたことを土台に自分のプレゼンを作るとした、どのような形にするかを考えながら、再度復習します。
このように「聞く・読む・書く・話す」を循環させることで、英語力だけでなく「伝える力」そのものを強化できることを強調しました。
また、良質なプレゼンをしっかりと「なぞり」、自分の意見を「加える」ことで、形式と内容が融合する学習ができることも伝えられました。
※実際に使用したスライドはこちら。
ストーリーの大事さ
以上のような論理的なプレゼンの仕方に加えて、プレゼンのイントロとして背景のストーリーの強さも大事であることを伝えました。
その際に、実際のNPO法人せいぼの代表のプレゼンも参考にしました。
よろしければ、以下もご覧ください。