2025年10月、文京区・東大前の文京学院大学にて、向丘・白山地区の子どもたちのコミュニティとNPO法人せいぼが協働したチャリティイベントが開催されました。
このイベントは、「世界と地元をつなぐ」をテーマに、地域の小学生・中学生、そして海外からのインターン生が一緒になって企画・運営を行いました。
会場では、マラウイの子どもたちの学校給食を支援する取り組みとして、マラウイ産の紅茶・コーヒー・チョコレートが販売されました。特に今回の目玉となったのは、マラウイ産チョコレートの日本初販売。アフリカ南部の小さな農村で丁寧に作られたチョコレートは、訪れた多くの方に温かい驚きをもたらしました。
紅茶とコーヒーは、NPO法人せいぼが運営する「Warm Hearts Coffee Club」より提供されたもので、売上の一部がマラウイの学校給食支援に活用されます。参加した地域の子どもたちは、販売ブースの運営や呼びかけ、来場者への説明を通して、フェアトレードや社会貢献について学びながら実践しました。
イベントには、英国(UK)からの大学インターン生も参加。子どもたちと一緒にマラウイの現状を紹介し、国際的な視点から「支援の意味」を考えるワークショップも行われました。
言葉や文化の違いを超えて、地域と世界の若者が笑顔で交流する姿が印象的でした。
この活動を通して、マラウイの子どもたちへの給食支援と、日本の地域の子どもたちの学び・成長がひとつの輪でつながりました。
「遠い国の誰かの幸せを、自分の行動でつくる」——。その思いを胸に、参加した子どもたちの小さな一歩が、確かな国際協力の形となりました。
※参加者が作成した紅茶の宣伝動画
※寄付に繋がった子供たちの自作の作品
※子供たちが作った宣伝用POP
※参加した小学生の感想