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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2024年2月 CBCCの支援校の紹介
公開日:2024.04.06

せいぼは2024年4月現在、CBCC(地域密着型のコミュニティ型保育施設)で977人、保育園で1,084人の子供達に対して、南部で給食を提供しています。
その中で、2月に給食を提供した学校の中で、現地からのレポートとして上ってきた内容を基に、学校の様子を紹介させて頂きます。

・Tiyamike(ティヤミケ)CBCC

写真は、給食調理のための薪を運搬する様子です。
せいぼでは、給食支援を実施できる学校と覚え書を交わし、調理方法を教えた後は、共同体の中でなるべく工夫して給食の調理をその地域できるようにしていきます。
ティヤミケCBCCは、小さなコミュニティで助け合って、給食の調理と提供をしています。

・Tivwirane(ティブリワーネ)幼稚園

ティブリワーネ幼稚園での給食納品の様子が、写真の状態になります。
保育士が記録通りの量の給食が用意されているかを確認し、サインしています。
このように、保育士がいる場所はCBCCではなく幼稚園として運営をしており、それぞれの学校の事務所が給食の量と子どもたちの出席率の管理をすることで、具体的にどの程度給食によって子供たちの通学率が増えたか、どの程度給食を行きわたっているかを管理しています。

・Makwika(マクウィカ)幼稚園

写真の左が、子どもが友達と一緒に給食をポリッジを食べている様子です。
右は、子供たちがベランダでポリッジを食べている様子になります。
幼稚園の場合は、小学校が子供の多さから二部制になり、午後と午前に分かれているのに対して、午前中の朝食だけが学校給食として提供されています。

貧しい子供たちの家庭の場合は、学校給食が唯一の食事になる場合もあります。
そのため、幼稚園を運営し続け、安定して食事を出していくことが、とても重要になります。

・Dyechiti(ディチーティ)CBCC

左が朝食として給食を食べている子供で、右が保育士に見守られつつ、朝食前の手洗いをする子供達です。
せいぼは、衛生的な課題がある学校には、Water Sanitizerといって水に垂らすことでそれを衛生的に良化してくれる液体を配っています。
一方で、共同体の中で水が採れる場合は、こうして子どもたちに衛生教育から実施しています。

・Bwemba(ブウェンバ)CBCC

写真は、ブウェンバCBCCに通う子どもを持つSaffiさんで、この日は給食の調理に来てくれました。

子供が多く、保育する保護者が少ないCBCCでは、以下のように子供に囲まれて、特定の子供のお母さんが食事を出している風景もよく見られます。

以上が、2月のマラウイからのレポートによるCBCC、幼稚園の支援の様子です。
これからも、マラウイの子供たちの支援のため、活動を展開していきます!