
2025年3月5日(木)、NPO法人せいぼの設立10周年を記念し、アフリカ・マラウイと世界をつなぐ特別オンラインイベントを実施しました。
本イベントは、Virtual Photo Walks、せいぼのパートナーのSeibo Mariaとの協働により開催され、日本のVirtual Photo Walks Japanによる資金支援とMobalのサポートを受け、Starlink回線を通じて配信されました。
本配信は、日本時間では早朝にあたる時間帯にもかかわらず、世界各地から多くの参加者が集い、マラウイの現場とリアルタイムでつながる貴重な機会となりました!
皆さんのご参加、ありがとうございました!
3つのストーリーで伝える「10年の歩み」

今回のライブ配信は、マラウイにおけるコミュニティ主導型保育施設(CBCC:Community-Based Childcare Centers)の現場を、3つのストーリーで紹介しました。
① 持続可能性への一歩:新工場の訪問

最初に紹介されたのは、せいぼが新たに設立した現地工場です。
ここでは、地元の食材を活用し、子どもたちのための栄養価の高いポリッジ(おかゆ)が製造されています。
この工場は単なる生産拠点ではなく、「支援に頼るだけでなく、自立していく」という未来への約束を象徴しています。
②kachimera CBCC

次に訪れたのは、Kachimera CBCCです。
厳しい自然環境や簡素な施設、限られた資源という課題を抱えながらも、子どもたちは笑顔で学び、遊んでいます。
そこには、地域のボランティアやコミュニティの献身的な支えによる「教育への強い意志」がありました。
③ 10周年記念式典:共に祝う未来
最後は、音楽やダンス、スピーチに包まれた10周年記念セレモニーの様子が届けられました。
画面越しでありながら、参加者は現地の子どもたちやコミュニティと共に喜びを分かち合い、この10年間の歩みと成果を共有しました。
CBCCが果たす役割と意義
CBCCは、単なる保育施設ではなく、教育と栄養支援を兼ねた重要な拠点です。
多くの子どもたちにとって、午前中に提供されるポリッジは「学ぶためのエネルギー」であり、これがあるからこそ通園が可能になります。
しかし、食糧が不足する時期には運営が難しくなり、施設の継続自体が危機に直面することもあります。
こうした活動は、地域のボランティア委員会や、マラウイ政府(ジェンダー・児童・社会福祉省)との連携によって支えられています。
世界をつなぐテクノロジーと共感
今回のイベントは、「一杯の食事が教育の扉を開く」という現実と同時に、「テクノロジーが世界中の人々をつなぎ、共感を生み出す力」を実感させるものでした。
距離を越えて、マラウイの子どもたちの現状と希望を共有できたことは、これからの国際協力の新しい形を示す一歩でもあります。
今後に向けて
この10年間の歩みは、多くの支援者・パートナー・地域の方々の協力によって実現してきました。
そして、次の10年に向けて、さらに多くの子どもたちに栄養と教育の機会を届けていきます。
引き続き、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。


