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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
学校給食活動初日
公開日:2016.02.12

2016年2月11日、マラウイ共和国のチロモニ村でのせいぼの学校給食支援活動初日の報告書です!
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午前10時に、マザーテレサ・子どもセンターとビーハイブセンターのスタッフが、学校給食支援団体せいぼを歓迎するために、保育園園長達や保育園スタッフ達も出席の中で、ビージービーズ保育園でパーラ粥の調理の実演を行いました。
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記者やカメラマン、ゲスト達が実演を見るために列を作る間、保育園の子供達は感謝の祈りの歌を歌いました。パーラ粥の準備ができると、子供達は列に並んで手を洗い、手洗い後は教室に戻り、パーラ粥がもらえるまでどの子も静かに落ち着いて待っていました。
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プラスチックのお皿によそられたパーラ粥は、保育園のスタッフ達によって、教室の中の子供達の列に次々に手渡されていきました。子供達はおなか一杯食べることができたうえに、見学に来ていた人達にもパーラ粥が振舞われ、みんなが大満足の日となりました。
子どもセンターのコミュニティ責任者のパトリシオは、せいぼと現地の保育園との連携を深め、運営強化を担当していますが、このように語っていました。
「ビージービーズ保育園のパーラ粥の調理の実演は大成功に終わりました。これからはますます良くなるばかりです。保育園はとても喜んでいますし、私たちもとても嬉しいです。」
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調理実演の後、全員が「ようこそ、せいぼ」の催しが行われるビーハイブセンターの校内に移動をしました。そこでは、ビーハイブセンターとせいぼマラウイの責任者のピーター・ンカタ氏と主賓のダンスタン・ムウァングル判事がテープカットをし、学校給食支援活動の開始を告知し、集まった人々達からの歓喜の大喝采を受けました。
チロモニ村の村長は、
「チロモニ村でパーラ粥の給食支援活動をしてくれるせいぼに心から感謝の意を表します。子ども達が普段学校で食べるのは色のついたジュースとビスケットです。もちろん、それだけでは十分とは言えません。パーラ粥も食べられれば、それは本当にありがたい事です。」と述べました。
おなかが減っている全ての子ども達に給食を届けるという私達の第一歩は、チロモニ村の子ども達への給食支援から始まりました。みなさまの温かいご支援、本当にありがとうございました。
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