ページトップへ戻る

せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2021年9月の北部での食事提供
公開日:2021.10.31

ムジンバでの食事提供レポート
9月において、マラウイでは3学期が始まりました。
せいぼは、この際も直接の学校給食の提供は不可能でしたが、家庭の人々が食事を取りに来て、家に持って帰る形で、食事の配分が実施できました。
もちろん、今後コロナウイルスの影響も弱まり、給食を直接学校で調理して、子供たちが食べられる日が来るために、準備を重ねています。
今回の食事の配分は、9月20日~24日に実施され、対象者は小学校の1~7年生となっていました。
8年生は、最高学年で、せいぼの食事の配分時期には、学校が終わっていました。
12校を回り、何千人もの子供たちに食事を提供するのは、とても素晴らしいことですが、多くの困難も伴いました。

せいぼは再度、学校給食委員会の皆さん、ボランティア、マラウイRed Cross、ムジンバ地区委員会そして、学校保健栄養委員会のメンバーの皆さんの協力を仰ぎました。
そして、共同体内の人々も雇い、食事の袋の配分の手伝いをしてもらいました。
62,000kgsの食べ物が運ばれ、60,080㎏sが現地でせいぼの支援学校に登録されている学校の子供たちに配分されました。
そして、残りの1,880kgsは、現地のムジンバ地区病院、Bana Mbatose保育園に提供されました。
40㎏s分に関しては、残念ながら運送中に劣化してしまいましたが、気温が高く、乾燥した時期に食事の配給ができ、とても運が良かったとも言えます。

12,116人のせいぼに登録されている小学校の生徒がいますが、11,893の家族の代表者に対して、今回せいぼは食事を渡すことになりました。こうした結果は、多くの困難があるこの時期において、とても大きな成果となります。
これからは、この結果がどのように実っていくかを見ていき、皆さんにご報告する必要があります。
マラウイの子供たちのために、本当にありがとうございます!

PempheroさんとToweraさん:
二人は、Davy小学校の生徒で、8歳になり、Hezekiah Mwanza村出身です。
お父さんは二人の奥さんがいて、子供たちはそれぞれのお母さんが違います。
仕立て屋さんとして働くお父さんが、一家を支えています。
仕事は順調ではなく、一日1食しか摂れないこともあり、朝食なしで学校にいくことも多いです。
そんな中で、食事の支援パックを持ち帰ることができ、学校の授業をしっかり受けられることを、とても喜んでいました。

Gomezganiさん:
Davy小学校の生徒で、13歳になっていて、7年生です。
彼は、両親と住んでいて、4人の兄弟がいます。
お父さんはガードマンとして働いていて、お母さんは野菜を売っています。

Mr. Kamangaさん:
彼は、Kazengo小学校の責任者です。
2016年からせいぼの学校給食がスタートしましたが、その後食事に影響で学校の登録者も増え、子供たちの出席率も伸びました。
子供たちの多くは、貧しい家庭に住んでいるため、教育が大きな希望になると、彼は言っています。

Chisomoさん
Kazengo小学校の生徒で、以下のような言葉を述べていらっしゃいます。
「リク二パーラーは、私に元気をくれて、勉強に集中できるエネルギーをくれます!」

Websterさん:
Kazengo小学校の生徒で、彼はもらった食事を保育園に通う彼の妹に分けています。
せいぼは、南部で保育園の支援をしていますが、その影響で北部でも一部、保育園の支援の機会を得ることができています。

Nicholusさん
Kazengo小学校の学校給食委員会のメンバーで、学校給食の影響の大きさ、学校の出席率の増加との関係に気づき、彼の学校がKaputaという地区の中で最も出席率が高いことを、とても喜んでいます。

Tikambeさん:
Kabuku小学校の生徒で、給食がいつも与えられることを、とても喜んでいます!

Matthewsさん:
Kabuku小学校の生徒で、朝食としての学校給食のおかげで、疲れることなく学校で勉強ができると言っています。

せいぼは、これからも学校給食を通じて、日々の小さな積み重ねによって、大きな成果に繋げるために、活動を続けていきます。
ご支援は、こちらからも可能です。
引き続き、どうぞよろしく御願いします。