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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
サレジオ学院での探究学習
公開日:2022.12.28


2022年11月14日、12月13日にて、横浜市の私立学校であるサレジオ学院様と、5日間にわたる探究授業でご一緒しました。
せいぼが直接的に授業をさせて頂いたのは、その中の二日間ですが、とても有意義なものとなり、生徒様からの反応も多く頂くことができました。
今回の記事では、その授業の内容と、その取り組み方の特徴について、お話ができればと思います。
そして、せいぼがこうして教育現場で本格的にお世話になることができていることに対する意味、そして感謝を述べさせて頂ければと思います。

授業の内容
・召命とキャリア教育
今回のテーマは、貧困問題を社会的企業の姿を通して見つけ、具体的な関わり方を考えてみるというものでした。
その中で、カトリック校でもあるサレジオ学院の生徒の皆様は、召命という概念の中で、自分が世の中に生きている中で何に「召されて」(導かれて)いるのか、そして自分はどんなことに魅力を感じるのかをメタ認知するような狙いも含まれていました。

多くの学校では、こうした召命を考えるという機会を、キャリア教育としてとらえて展開をしていると存じます。
サレジオ学院様では、これを「召命」という言葉で考えていきます。
今回の授業では、代表の山田とせいぼの支援企業のMobellの代表Tony Smithとの出会いもご紹介し、Tonyがどんな出会いでソーシャルビジネスを始めたのか、そしてなぜその魅力に山田がひかれたのかについても、お話ししました。
それを通して、高校生も皆様も、将来のキャリアを考えるきっかけになれば幸いです。

・コーヒーを買うから一歩先へ
サレジオ学院様は、以前からコーヒーの販売のプロジェクトでご一緒しています。
今まで生徒様が自ら営業方法、値段の交渉、販売までを行い、コーヒーの産地や特徴を学び、活動してきました。
この活動の中で、皆さんは単にコーヒーを買うという行為だけではなく、その背景にある産地の姿、寄付型商品が成り立つビジネスの仕組みも理解できるように、活動を続けてきました。
こうした中で、生徒の皆さんは「コーヒーを買う」という表面的な消費ではなく、人の役に立つことができる世の中を変えるコーヒーという側面を知り、その価値を販売していくというステップに進んでいくことができます。

今回の講演では、こうした商品の姿、せいぼのブランドWarm Hearts Coffee Clubのビジネスモデルを通して、皆さんが他の人の共感を呼び、活動をしていくためのヒントを、ご提供できたと思います。

授業の実施方法の特徴
授業の実施方法の特徴
今回は、RUN.EDGE株式会社様の映像を活用する教育アプリケーションKOKOも用いて、授業を実施させて頂きました。
今回の授業全体は、以下のような流れとなりました。

・1日目:事前課題動画を提供し、反転学習で事業の姿、背景を知る。
・2日目:せいぼスタッフの実際の授業で、理解を深める。
・3日目:レポートを作り、仲間と具体的なアイデアを創る。
・4日目:せいぼスタッフが来校し、3日目までで得た質問データを元に最後のまとめの講演。

KOKOのシステムがあることによって、授業前の事前学習、授業中の生徒のコメント、授業後の生徒のコメントから各生徒の関心度について知ることができます。
以下がKOKOのサービスのイメージ画像です。

・事前準備
事前に動画にタグ付け(コメントやノートを書く)ことで、主体的な予習をし、そのコメントに講師が前もって回答をすることができます。

・実際の授業
実際の授業でも、生徒様は目の前で実施されている講義を直に受けながら、手元のデバイスで❝質問したい❞と思ったところや、❝もっと聞きたいところ❞にタグをつける事ができます。授業は撮影をしながらKOKOに動画を取り込んでいて、授業の終盤に関心の集まった所を再生し、その部分を映像と共に振り返る事ができます。授業終了後も質問のタグが付いたシーンへコメントを返す事で、より理解を深める事が出来ます。

以下の画像のような形で、生徒さんがそれぞれ自分の関心に合わせて、タグをつけていきます。

・授業後の振り返り、先生方の指導へ
授業後も、つけたタグの集積度などを見て、特に授業のどの部分に関心が集まったか、もしくは特定の生徒がどのような点に関心が強いのかが分かり、その後の生徒様の指導にもつなげることができます。
もしくは、特定の関心事があれば、その部分を後から取り上げ、さらに探究学習を深めることもできます。

せいぼも、こうしたシステムがあることによって、実際にプレゼンテーションをした後の生徒様との関りが増え、実際の行動に繋がったり、活動に対する感想、ご意見がもらいやすかったりなどの効果を得ることができます。
私たちのミッションは、マラウイの給食支援から始まり、世界中の子どもたちの飢餓をなくすことです。
それと同時に、日本の子ども達、学生の皆さまとも、その活動を通してチャリティを広め、日本で暮らす人々がアフリカなど遠い国の子ども達、そしてその課題を身近に感じて頂けることも、ミッションの一つです。

私たちは、こうした企業様、学校様との繋がりを作りつつ、自らのミッションを広げていければと思います。
サレジオ学院様の活動としては、カトリック研究会様が、コーヒーの販売を通して私たちと活動をして下さっております。
現在、NPO、企業、そして学校との繋がりを増やしていくために、他の学校にも呼びかけを行い、さらに大きなチャリティのムーブメントを作っていく試みをされています。

こちらから、さらに活動の詳細について、ご覧頂けます。
改めまして、サレジオ学院の皆様、本当にありがとうございました!
最後に、今回の授業についてのせいぼの代表からのメッセージを載せさせて頂きます。