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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
小学校便り10- Kaphuta
公開日:2016.12.30

ムジンバ地区カプータ小学校
生徒数:2,469人
給食事業開始日:2016年11月30日

20以上の村が集中している広い教育区に属しているのが、このカプータ小学校です。この小学校では、120ℓのロケット・ストーブが毎日9個も必要なほどに、生徒数が多い区域です。毎日、学校給食を提供することはとても大事なことですが、毎日の学校生活に支障がない程度で行わなくてはいけません。
給食支援の開始は、10月30日からで、せいぼのスタッフも加わって開始のセレモニーを行いました。地元の重役たちも駆けつけ、さらにはCan Doの日本人の滞在者の方も来てくれました。また、6年生アグネスさんは、せいぼに対する感謝の気持ちを詩にしてくれました。

学校の鐘(写真提供:岩崎有一)

2017年2月15日
マラウイのせいぼスタッフが訪問した際には、生徒数が2,660人に増えていました。しかし、十分なボランティアの人数の確保ができないという課題もあります。9つのロケット・ストーブと約225キロものパーラーを日々処理していくには、もっと人手が必要です。現在は余裕がない中で給食支援が行われているのが現状です。
実際に、ボランティアの一人が、足にやけどを負ってしまいましたが、政府からの発表も何もない状態でした。
学校給食担当の市議会から、せいぼは学校を視察するように言われ、実際に学校を訪れました。そこで分かったことは、彼らは食糧や道具などを、本などの他のものと一緒に保存してしまっていることが分かりました。改善すべきことも多く見受けられます。