せいぼは、JALT(Japan Association of Language Teaching)の学会にて、愛知県岡崎市の光ヶ丘女子高等学校の皆さんとマラウイ産コーヒーを提供しました。
高校生は説教的に英語でのコミュニケーションをとり、その中でマラウイの支援に繋がる仕組み、そしてESDクラブ(Education for Sustainability)の一員として、持続可能な支援を可能にするためのコーヒーのビジネスについて、紹介していました。
売上も、約1300食分の給食支援に繋がるものとなりました。
以下が、参加した高校生からの言葉となります。
今回の活動では、普段参加している地域のマルシェやSDGsフォーラムとは異なり、多国籍の方々と直接お話しすることで、新たな学びや貴重な経験を得ることができました。特に、1年生が慣れない英語を使って一生懸命コミュニケーションをとっている姿には、感動しました。
また、私は今回、日本人の方よりも、海外から来られた方々のほうが私たちの話に耳を傾けてくださったり、寄付に積極的に協力してくださったりする場面が多かったように感じました。特に、「コーヒーを買うことで寄付ができるというより、寄付をするとコーヒーが付いてくる感覚ですね」とおっしゃってくださった方の言葉が印象的で、その考え方がとても素敵だと感じました。同じ行動でも、考え方ひとつで寄付に対する意識がより前向きになるのだと実感しました。
私たちはこれまで、光ヶ丘で「コーヒーを購入すると現地の子どもたちの給食費支援につながる」という形で活動してきましたが、今後は「寄付していただくとコーヒーが付いてくる」という形でも取り組んでみたいと思います。
この経験を通じて、英語力そのもの以上に「伝えようとする姿勢」の大切さを実感しました。自分が体験し気づいていましたが、後輩の頑張っている姿を見ることで、言葉が完璧でなくても、気持ちが伝われば人とのつながりは生まれるということをより実感することができました。今後もこうした活動に積極的に参加し、社会とのつながりの中で成長していきたいと思います。