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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2021年1月の子供たちの様子
公開日:2021.02.25

2021年1月4日、1,312人の5歳未満の子供たちが、39校のせいぼの提携する、
幼稚園、もしくはCBCC(共同体主体の子どもセンター)に所属していました。
給食を提供することが、現在でも政府から許可されていない関係で、
1月の上旬から、せいぼは子供たちの家庭に対して、食事の配布を開始しました。

CBCCに登録している321人の子供たちの家庭のうち、219人の家庭に対して、
1月の第1週目は訪問をし、食事を配布しました。
彼らは、特に山間部にいて、食事が摂れない状態にいる人々となります。
しかし、以下のCBCCは、現在でも子供たちに対して開校をしていない状態です。
Chisomo CBCC (葬儀のため), Kachimera (移転中のため), Mwayi (建設中のため) ,
Tikondane (葬儀のため)。

栄養不足の問題:最貧困の家庭
特に貧しい家庭に対して、せいぼは奨学金制度にて、サポートを実施していますが、
その該当の「せいぼキッズ」となっている、南部のチロモニ地区の子どもたちのうち、
46名の子供たちに対して、せいぼは食事を優先的に提供しました。
2020年6月に最後に実施をした、子供たちの身体検査も、併せて実施をしました。
最低の体重よりも、少し低いのが現状で、数人の子供たちは、「重度の低体重」、
もしくは「急性の消耗症」(severe wasting)の状態にもなってしまっています。

こうした子供を抱えている家庭に対しては、この後追加の支援が実施され、
食事などの提供が施される予定です。

支援が今まで以上に必要な現地
これから数週間、数か月は、マラウイでは困難な時期になります。
学校が完全に再開をしていない中では、政府がいつ学校給食の提供を開始するかは不明です。
毎日の学校給食がない中では、子供たちは重要な栄養が賄えない状態が続きます。
緊急支援の食事パックは、様々な問題で、全ての家庭には届けることができていません。
一方で、この支援パックは、家族によって命を繋ぐものになっています。

私たちのミッションは、多くの子どもたち、家族に食事を届けることです。
現在、現地は多くの支援を必要としております。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
ご支援はこちらから!