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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
Stephanos財団関連幼稚園の支援(2022年11月~12月)
公開日:2023.01.21

Stephanos Foundationについて
Stephanosは、山間部の幼稚園に、物質的な支援、発展の記録をする上で協力しているチャリティ団体です。
直接金銭を提供することはありませんが、Stephanosは保育園の建設を手伝うための資金提供は実施しています。
2022の後半、せいぼの現地スタッフは、Stephanosが支援をしている7つのCBCCに訪問しました。

以下の内容は、その7つのCBCCで展開された給食支援の様子となります。

Mulengama CBCC
ChikwawaというLebekani村に属する共同体にある保育園で、Kachimera CBCCの近くにあります。
両方とも、せいぼとパートナーシップを組み、給食を提供しています。
その保育園は、4人の先生によって運営されており、それぞれの方は小学校までの教育を受けています。

ECD(幼児教育の免許)を取得している先生は、その中の1名となります。
水の源は、近くにある水流です。
2022年の終わりには、41人の子どもたちの登録が見られました。
一方で、その中の27人の子どもたちのみが、発育調査の対象になっていました。
他の子どもたちは、休みがちの可能性があります。
せいぼは、122㎏sのパーラー、さらに在庫管理帳と出席名簿を提供しました。

Namitsisi CBCC
Ndaluza villageに属しているCBCCです。
2018年8月5日に始まったCBCCになっていて、BlantyreのCBCCとして登録されています。
この場所の運営が始まった理由は、近くのコミュニティに属している子どもたちが、初等教育も受けることができていない現状でした。
CBCCがあることによって、小学校に上がる上での適切な準備を実施できます。
また、学校では給食支援の取り組みも、1年間の期間で実施していました。
その食事は、ソヤ豆や他の栄養価が配合されたお米を提供しているJ-Lifeという会社から出されている、「マンナ」という食べ物に、その後差し替えられました。

このマンナは、年に2回配布をされていましたが、残念ながら学校の各学期全体での提供には、行き渡りませんでした。
食事がなくなった際には、村では再度原料となる米粉を集めなくてはいけなくなり、それはとても大変な作業になります。
さらに困難となるのは、このマンナを受け取ってもらうためには、共同体の人々が交通費を払い、取りに来なくてはいけません。
それができない場合は、マンナを受け取ることができないのです。

Namitsitsi CBCCは、2名の先生がおりますが、両者とも小学校までの教育を受けていません。
学校には、1~6歳の35人の子どもたちがおりました。
29人の子どもたちの身体測定を、せいぼスタッフは実施しました。
さらに、102㎏sの小麦粉と、1冊の名簿、1冊の在庫管理帳を提供しました。

Likhubula CBCC
Chagwirauta村のT.A Kunthembwe、ブランタイヤ地区にあるCBCCで、2020年10月23日に始まりました。
Stephanos財団が提供した場所になっていて、該当の共同体にCBCCの必要性を感じ、設立しました。
共同体内の2人が、どのように学校を運営し、CBCCを管理すべきかの研修を受け、さらに食事についてはJ-Lifeから支援を受けていました。
まだ学校が完全に完成をしていない状態ですが、学校が運営する農園を作ろうとする動きがあります。
衛生面に問題のない水と教材については、多く課題を抱えています。
特に水については、唯一の水源が地元の水流となっています。

せいぼのスタッフが訪問した際には、3~5歳の子どもたちが32人いました。
身体測定日には、21人の子どもたちがおり、それぞれに測定を実施できました。
その学校は4人の先生によって管理されており、校長のMisayaさんは8年生で小学校を終えており、1名の先生はECDの資格を持っています。
私たちはこのCBCCに対して、2022年の終わりに、94㎏sの小麦粉、1冊の在庫管理帳、そして主席名簿を提供できました!

Nasongole CBCC
Jumbe村、T/A Nsomba、ブランタイヤ地区にあるCBCCで、2019年9月に始まりました。
授業は地元の教会の建物で実施されています。
Stephanos財団との話し合いで、今後の学校の建設のために、砂とレンガを集め始めたところです。
ECDの研修を受けた4人の先生を含む、5名の先生が働いています。
水は、学校から遠い井戸から取ってきています。
せいぼのスタッフが訪問した際は、42人の全生徒に会うことができ、2歳~6歳の子どもたちの身体測定を実施しました。
CBCCの2022年11月~12月の給食費用を賄うことができる122㎏sの食糧を提供しました。
そして、他のCBCCと同じように、在庫管理帳と出席名簿も提供しました。

Namitalala CBCC
Wisikemu村、T/A Kuntaja、ブランタイヤ地区にあるCBCCで、2006年7月から運営をされており、その当時は所属する共同体の中で、初めての小学校が設立された時期でもありました。政府の支援もあり、実現しました。
水源は、地元の水たまりになっています。

72人の子どもたちが登録されていますが、43人分しか身体測定ができず、多くの欠席率があることがわかりました。
せいぼは、206㎏sのパーラーを提供し、さらに在庫管理帳、主席名簿を配布しました。
上記のパーラー分で、2022年の11月、12月分となりました。

Dyechiti CBCC
Kaliwo村、T/A KuntajaにあるCBCCです。
ここの水源は地元の川になっていて、2歳~5歳の子どもたちのために使用されています。
38人の子どもたちが登録をされていますが、身体測定に来られたのは20人でした。
2名の児童教育の免許を持つ先生を含む、4人の先生の体制で、運営をされています。
全ての先生が、さらなる資格に向けての勉強を望んでいます。
せいぼスタッフは、2023年の始まりの2か月の間、使用ができる量の給食を渡してきました。
分量は、約110㎏となります。

Mpotola CBCC
Chalamanda村、T/A KuntajaにあるCBCCで、45分も歩く必要がある場所に位置する井戸から、水を取っています。
42人の子どもたちが登録されていて、年齢は3歳~6歳です。
しかし、身体測定の日は、25人の子どもたちしかいませんでした。
122㎏の給食を提供し、2022年11月~12月分としました。

以上が、せいぼが実施したStephanos財団が支援をする保育園への支援状態です。
11月~12月は、多くの給食を子どもたちに届けることができました。
残念ながら、身体測定に来ることができなかった子供たちもいましたが、せいぼは根気強くこれからも、子どもたちの成長を見守り、給食支援を続けていきます。