
大妻中学校・高等学校では、NPO法人せいぼのスタッフとマラウイに滞在する現地学生スタッフをオンラインでつなぎ、「NPOとは何か」「日本にいながらマラウイのためにできること」をテーマに授業を実施しました。
授業の前半では、せいぼが行うマラウイでの学校給食支援の活動を紹介しました。
少人数制で、学生との会話をしつつ、マラウイの子どもたちが「一日一食の給食」を通じて学びの機会を得ていること、その背景にある社会課題や教育格差について、現地の映像や学生スタッフの話を交えながら学びました。
後半はディスカッションの時間になりました。
生徒たちは「日本の中高生として、どのようにマラウイの子どもたちを応援できるか?」という問いに向き合い、活発に意見を交わしました。
中でも印象的だったのは、「女性のエンパワーメント」をキーワードに、自分たちがデザインしたキャラクターやグッズを通して、マラウイの女の子たちを応援するというアイデアです。
生徒たちは、大妻高校ならではの発想力と創造性を生かし、「自分たちが発信することで、遠く離れた国の誰かの笑顔につながる」ことの可能性を実感しました。
今回の授業を通じて、生徒たちは「支援」ではなく「つながり」としての国際協力の形を学びました。
NPO法人せいぼは、これからも教育現場との連携を通して、若い世代が社会課題に向き合う力を育む活動を続けていきます。




