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せいぼじゃぱんからのお知らせ
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新しいCBCCへの支援開始(2023年4月)
公開日:2023.05.08

6校のCBCCでの給食提供開始!
2023年4月26日、せいぼはブランタイヤで新たに6つのCBCCを開始しました。
これにより、せいぼが給食支援を展開しているCBCCの総数は17になりました。
新しい6つのCBCCは、Mpotola、Dyechiti、Tsamirani、Bwemba、Katondo、Chibanziです。
これらのCBCCの新規追加は、マラウイ南部が作物収穫量の著しい損失を経験している重要な時期に実施することになりました。
マラウイでは、とりわけ農村地域で主食となるトウモロコシの約15,000ヘクタールの損失があると予測されています。

これらの学校は2つにグループ分かれ、竣工式が行われました。

Part Aの竣工式

このグループは、Mpotola、Dyechiti、Tsamirani、Bwemba CBCCが所属しており、同時に竣工となりました。
上記の写真は、給食支援開始前に、身体測定を実施している様子です。
この式に参加したせいぼのチームは、プリシラさんでした。
到着後、彼女はロケットストーブの使用方法とPhalaの調理方法についてトレーニングを行いました。
Phalaが調理されている間に、せいぼのスタッフは、公式の食事プログラムの竣工式のために集まりました。

開始は祈りで始まり、次に、Mgwirizano CBOのディレクターのNdaluza氏による開会の辞が行われました。
私たちは、学校のコミュニティから3人の村長、Chalamanda、Nyadani、Kaliwoさんを招待しました。

村長のChalamandaさんのスピーチ
村長は、彼のコミュニティの学校がせいぼの給食支援プログラムの一部になること感謝していると述べていました。
「この給食支援は、多くの子供たちを学校に通わせ、さらに子供たちの登録数を促進していくでしょう。これにより、教育と健康の両方の面で子供たちが恩恵を受けるため、私たちのコミュニティの多くの子供たちが教育を継続的に受けることができりょうになります」と彼は語りました。

彼はまた、せいぼに対して学校の建設、および水の援助を求めました。
学校には適切な学習環境がなく、水を汲む場所が非常に遠いためです。

CBOのディレクター、Luke NdaluzaさんとMgwirizanoさんのスピーチ
二人のディレクターは、彼らのコミュニティの学校にせいぼの給食支援が展開されることに感謝し、保護者、保育士、委員会メンバーが責任を持ってプログラム、給食を管理し、その規則に従うよう要請しました。
プログラムを継続し、せいぼとの良好な関係を維持するようにも呼びかけました。
彼らはまた、この給食支援をきっかけにして、全ての保育士と委員会メンバーに、彼らの学校を改善するために努力するように促しました。

スピーチの後、覚書が読み上げられ、全員が同意した後、議長、村長、証人が覚書に署名しました。
覚書に署名した後、給食が子供たちに配布されました。
全ての学校には、食事プログラムをかいしするための資材として、皿、スプーン、カップ、調理用スティック、洗面器、蛇口付きバケツ、バケツ、在庫帳、配送帳、出席帳が与えられました。
また、保育士やCBCC委員会メンバーには、登録簿や在庫帳の使い方についての説明が行われました。


保護者からの言葉
Lucy Wile
ルーシー・ワイルさんは、息子のケルビン・ワイルくんが Mpotola幼稚園に通っています。せいぼが給食支援に来てくれたことに対する感謝の言葉を、以下で頂きました。
「この支援が教育の改善に大きく貢献しています。以前は、食べ物がないと子どもたちは学校に来なかったことがよくありました。私たちは、食事を得るために村人からトウモロコシの粉を集めていましたが、足りない時も多くありました。」

Yohane Ndaluza
Yohaneさんは、Mpotola CBCCの事務局員で、せいぼが彼らのコミュニティを支援してくれて、とても感謝をしています。彼は、近くの学校であるKachimera とMakapwaでせいぼの活動を見てきたことから、この給食が彼らのコミュニティにも大きな影響を与えることを、確認しているそうです。彼は、せいぼが彼らを継続的に支援し、他のコミュニティにも拡大して欲しいと語りました。

TRINITY BANDA
Trinity Bandaさんは、 Dyechiti CBCCの保育士であり、CBCCに通う3歳の子供がいます。
彼女は、せいぼが給食を提供してくれることに喜んでいます。
子供たちは十分に食べて学校に通うことができるため、授業中も注意力が向上し、出席率や入学率も向上すると述べています。
「私たちを助けてくれたせいぼを、神様は祝福して下さるでしょう。以前は、私たちコミュニティが子供たちの食事のために小麦粉を提供していましたが、毎日は実施できる分量がないため、困っていました」と彼女は言いました。

YONA MAPEMBA
YonaさんはBwemba CBCCの議長で、せいぼが支援を開始してくれたことに非常に喜んでいます。
学校給食は子供たちが健康に成長し、教育の基盤となるのに役に立つと述べていました。
議長として彼は両親、委員会メンバー、および保育士に努力してもらい、学校給食の恩恵をしっかり生かすことができるように、促しました。

せいは、今年度に入り、こうした形で新しい場所で給食支援を展開できていることに、とても感謝しております。
日本の皆様への感謝を心に留めつつ、これからも前進していきます!