
塾の探究プログラムをきっかけに出会った藤嶺学園藤沢高校の高校生が、NPO法人せいぼのボランティアとして活動を実施しました。
テーマは「コーヒーで世界をつなぐ」ことです。
スタッフと共に、大阪・関西万博でのWarm Hearts Coffee ClubのPR、マラウイ支援のプロモーション、都内での販売企画やマーケティング、そしてフェアトレード意識に関するアンケート調査など、多彩な取り組みを展開しました。
万博の会場では、来場者にコーヒーを提供しながら「マラウイの子どもたちへの給食支援」について説明し、笑顔で交流しながらも、国際協力の現場を自分の言葉で伝える難しさとやりがいを実感してくれました。
東京都の神楽坂の販売ブースでは商品の背景ストーリーをデザインに落とし込み、ポスターやSNS投稿を制作されました。
また、最終的には再現性を担保するために、レポートも作成してくれました。
※レポートはこちらから。
大阪万博会場で行ったフェアトレード商品のアンケートでは、約100名の消費者から回答を収集しました。
「価格が高い」「どこで買えるか分からない」といった課題とともに、「社会貢献できるなら買いたい」という前向きな声も多数見られました。
生徒たちは結果をグラフ化し、改善提案をまとめたレポートを作成。自らの調査を通して、フェアトレードを“他人事”から“自分ごと”として考えるようになりました。
せいぼのスタッフも、こうした高校生の姿に刺激を受けています。
コーヒーは、ただの飲み物ではなく、人と人、国と国を結ぶ架け橋になります。
高校生たちのWarm Hearts(温かい心)は、マラウイの子どもたちへの支援だけでなく、日本の社会にも新しい希望を灯すことができると考えています。
活動レポート



