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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
カトリック教育とせいぼの教育事業 (教皇レオ14世:”Magnifica Humanitas”)
公開日:2026.07.01



せいぼは、アフリカ・マラウイの子どもたちに毎日約22,000食の学校給食を届けています。
これまでに、カトリック学校を中心とした全国70校以上の学校法人様とパートナーシップを結び、宗教教育や探究学習と連携した活動を展開してまいりました。

今回は、カトリック学校の皆様にぜひ注目していただきたい、AI・デジタル技術の倫理的活用とカトリック社会教説を体感する国際教育プログラム『インパクトレッスン(Impact Lesson)』をご紹介します。

※詳細と申し込みはこちらから

1. 回勅『マグニフィカ・ヒューマニタス』と「倫理的AI活用」

教皇レオ14世がAIとデジタル技術の倫理的使用を呼びかける史上初の回勅『マグニフィカ・ヒューマニタス』を発布されたように、現代社会においてテクノロジーとどう向き合うかは大切な問いです。
せいぼの「インパクトレッスン」やデジタル事業では、AIをマニュアル作成や研修サポートに活用しつつも、サービス提供の中心には常に「現地マラウイの若者たち」を据えています。

「デジタルインフラやアルゴリズムの力が、本当に人々の参加と責任を促しているか、脆弱な人々を保護しているか、機会への公平なアクセスを保証しているか、そしてすべての人の善に向けられているかを評価することが求められている。」(第96項)

テクノロジーで人間を代替するのではなく、人間自身の能力を高め、労働の尊厳と持続可能な雇用(召命の発揮)を守るための「生きたケーススタディ」を提供しています。

2. 『インパクトレッスン』で深めるカトリック社会教説の意義と実践

50分間のオンライングループレッスンや、25分・45分の個人のレッスンでは、現地マラウイ人スタッフとの英会話やチェワ語(現地語)を通じた交流を行います。
単なる語学学習にとどまらず、文化交流の側面を感じて頂きつつ、以下のカトリック社会教説の意義にも繋がるものになっています。

・人間の尊厳:効率やコストに還元されない、一人ひとりの固有の価値を尊重します。

・連帯:国境を越えた直接対話を通じて、抽象的な学習を超えた「真の人間同士の出会い」を創出します。

・補完性:現地の若者が主役となり、AIの支援を受けながら自立的にサービスを運営します。

・貧しい人々への優先的選択:レッスンの収益は、現地の子どもたちへの給食提供(2026年5月実績:月間340,565食)と直接的な雇用創出に還元されます。

3. 宗教教育・学びを「具体的なアクション」へ
せいぼでは、レッスンや講演会で得たインプットを「自ら考え、行動する実践知」へと繋げる取り組みをサポートしています。

①生徒主体のソーシャルビジネス体験:学園祭や地域イベントでマラウイ産コーヒー・紅茶を自らブランディングして販売し、給食費を創出。
②探究学習・研究発表:AI・労働の尊厳・学校給食・貧困などのテーマで主体的な探究を展開。

※主な実践校例:サレジオ学院、光塩女子学院、聖ウルスラ学院英智、上智大学など多数。
(全国のネットワークはこちら

4.世界市民としてマラウイを通して未来を考える

インパクトレッスンを提供するBeehiveは、NPO法人せいぼの事業パートナーで、給食支援を乳幼児、小学校~中高生までに提供し、栄養と安定した教育体制を提供すると同時に、その後の倫理的、安定的な職業を提供するための職業訓練センターになっています。
農業が8割を占めるマラウイでは、未来の人材のためにデジタル技術がとても重要になります。

さらには、英語をはなすことができ、今まで戦争を一度も経験していない温かい心を持っているマラウイの人材は、今後労働人口が増え続けるアフリカ大陸において、とても重要な役割を持ちます。
その人々に倫理的なAI利用、デジタルツールを導入していくことは、社会の共通善としても大事な側面を持ちます。

このマラウイの人材を、インパクトレッスンでは日本のカトリック学校を中心に世界と繋げ、文化交流や英会話を始め、マラウイ人が生き生きと世界と繋がる時間を創出しています。
こうした機会を増やしていくことで、マラウイが貧しい国ではなく、一緒に未来を作っていく協働者としてみることができます。

5.具体的な授業の組み方

①課外活動や授業の一部など、どのような形で導入を考えていらっしゃるかについてご相談
②日本人によるNPO法人せいぼ、Beehiveの社会的意義、生徒の皆さんの活動への関わり方についてのお話の時間を設定
③マラウイの人との交流の時間を設定し、インパクトレッスンを実施
④学校ごとの活動の成果の出し方についてご相談

カトリック教育における共同の歩みを目指して教会の教えや学校の建学の精神を、マラウイの人々との「顔の見える出会い」を通して具体的なアクションに変えてみませんか?
授業や探究活動、宗教科のカリキュラムへの導入について、どうぞお気軽にお問い合わせください。
(お問い合わせはこちら

NPO法人せいぼは、マラウイの給食支援とそれに繋がる若者の育成、カトリック教育への貢献において、バチカンとも定期的な繫がりを持っています。
今後も、活動を展開する上で、グローバル課題に対してどのようなアプローチが必要かについて、様々な意見を取り入れつつ、考えていければと思います。
こちらから、バチカンや関係機関に提出している提案書についても、是非ご覧ください。