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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2025年10月活動レポート
公開日:2025.11.18


2025年の活動レポートが、現地から送られてきました。
今回も、北部の小学校、南部の幼稚園、CBCCの様子をお伝えいたします。

1.ムジンバ地区
①Kaphuta(カプータ)小学校
グループワークの時間、児童たち(生徒たち)が一冊の本の周りに集まり、その顔は好奇心と興奮で輝いています。
学校給食プログラムのおかげで、この子どもたちはエネルギーに満ちた状態で登校し、学ぶ準備が整っています。このような光景は、ささやかな食事が心と体の両方にいかに活力を与え、生徒たちが学習に熱心に取り組み、熱意をもって新しいアイデアを探求することを可能にしているかを示しています。


グループワークで新しいアイデアを探求し、目を輝かせているカプータ小学校の児童たち(2025年 10月1日)

学校給食プログラムは、栄養価の高いポリッジ(お粥)を提供するだけにとどまらず、適切な衛生管理のような健康的な習慣も奨励しています。これらは、子どもたちが学校で安全かつ健康に過ごすために不可欠なことです。
このような光景は、せいぼの取り組みが、子どもたちが健康で幸せに、そして学ぶ意欲をもって成長できるよう、心と体の両方を育んでいることを浮き彫りにしています。


嬉しそうに手を洗うカプータ小学校の児童(2025年10月6日)

明るい月曜の朝、きちんとした身なりの児童たちが、ポリッジ(お粥)の入ったカップを空に掲げ、新しい一週間が始まることへの感謝と興奮を表していました。

このように栄養価の高い食事を共にすることは、前向きなスタートを切るための雰囲気を作り出し、子どもたちの心と体の両方に活力を与えます。

このような光景は、学校給食プログラムが子どもたちに栄養を与えるだけでなく、熱意やモチベーション、そして毎日学校に来ることを楽しみに思う気持ちを育んでいることを映し出しています。

元気いっぱいに一週間をスタートする、カプータ小学校の児童たち
(2025年10月13日)

②Kazengo(カゼンゴ)小学校
1年生の生徒たちは、初めて登校した日、緊張のあまり泣いてしまうほどでした。
しかし、学校給食プログラムのおかげで、今では毎朝早く登校し、これから始まる一日を楽しみにしています。学校は楽しいかと尋ねられると、二人は「ポリッジ(お粥)が大好き!」と元気に答えてくれました。
このささやかな食事が、彼らの体に栄養を与えただけでなく、新しい学校環境で歓迎されている、安全だと感じさせ、熱心に学ぶ意欲を持つのにも役立っているのです。

食事を楽しむ生徒たち(2025年10月2日)

③Kazomba(カゾンバ)小学校
よく晴れた金曜日、カゾンバ小学校では、児童たちがポリッジ(お粥)のカップを手に集まり、笑い声と歓声が響き渡っていました。
週末を前にしたワクワク感がすでに漂っていましたが、学校給食が皆を一つにし、幸せを分かち合うひとときを生み出していました。
この光景は、学校給食プログラムが、子どもたちに栄養を与えるだけでなく、学校生活の中にコミュニティ意識、友情、そして喜びをいかに育んでいるかを映し出しています。


カゾンバ小学校で給食を嬉しそうに受け取る生徒たち(2025年10月3日)


金曜日の喜びに満たされたカゾンバ小学校の児童たち (2025年10月3日)

④Kabuku(カブク)小学校
10月16日、私たちの学校給食管理者は、カブク小学校において、ポリッジ(お粥)調理におけるベストプラクティスを徹底し、標準作業手順書に従うための実践的な調理実演を行いました。
このセッションは、薪の準備、水汲み、鍋の加熱といったゼロの状態から始まり、ボランティアの調理員の方々もすべての工程に熱心に参加しました。

これらの研修は、学校給食の質と安全性を高めるだけでなく、地域の調理員の能力向上にもつながり、すべての子どもたちが栄養価の高い、適切に調理されたポリッジを確実に受け取れるようにするものです。


火の準備


使用準備のできたかまど


水の分量についての指導


粉が投入され、笑顔が広がっている様子


せいぼのスタッフも、ボランティアの調理員と一緒にお粥(ポリッジ)をかき混ぜました。


私たちの手から、彼らの心へ。


セッションの最後は、集合写真で締めくくりました。

⑤食器の配布
私たちは、1年生用のカップ、石鹸、そしてボランティア調理員向けの保護具(帽子、エプロン、手袋)といった、プログラムを補完する物品を各学校に配布しました。これは、私たちのプログラムにおける衛生管理、安全性、そして全体的な有効性をサポートするものです。


Kanyerere(カニェレレ)小学校


Kazengo(カゼンゴ)小学校



Kaphuta(カプータ)小学校

今回のレポートは、二つの記事に分けてお届けします。
後半は、日本のスタッフの訪問の様子も併せて、お伝えします。
記事は、こちらになります。

給食支援データ(10月)
合計支援給食数:429,950食
北部ムジンバ地区:373,444食
南部ブランタイヤ地区:56,506食