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せいぼ活動報告 2016年9月
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マラウイニュース
 
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 せいぼをご支援くださる皆様へ,
せいぼのウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。皆様のご支援のおかげで、せいぼは世界の最貧国のひとつマラウイ国で給食プロジェクトを実施することができます。マラウイ国におけるせいぼの9月の活動の様子をどうぞご覧ください。

マラウイ国チリモニ地域                                                                               
マラウイのチリモニ地区での給食プロジェクト開始から7ヶ月。支援対象である40の保育園で、園児数が合計1,600人を超えました。プロジェクトによって貧困家庭から無償で保育園に通えるようになったいわゆる「せいぼキッズ」も50人に増えました。

マラウイ国ムジンバ県
ムジンバ県における給食支援対象小学校が2校増えました。今年12月末までにカプタ教育地区内の12の小学校、約1万2千人の生徒を対象に給食プロジェクトを拡大する予定です。
保育園給食プロジェクトの進捗状況
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せいぼキッズ

せいぼキッズ2児の母親グレースは、以下のように感謝の言葉を述べています。
「私は生活のために畑仕事に出かけなければならず、また上の子2人は小学校に通わせなければなりません。その間、下の子2人はこれまでいつも自宅で留守番をしていましたが、今はせいぼの給食プロジェクトのおかげで2人とも保育園に通うことができ、安心して畑仕事ができます。ありがとうございます。」

 
給食支援活動小学校に追加
チャングルベ小学校

チャングルベ小学校は、ムジンバ県を通る幹線道路から8kmほど山奥に入ったところにあります。生徒は約310人、教師は7名。生徒は圏内の9つの村から通学しています。教室には机、椅子、黒板があり、校舎も手入れが行き届いています。また校庭には深井戸があり、校舎の裏にトイレも設置されています。

給食プロジェクト
チャングルベ小学校の給食プロジェクトは、圏内9つの村のPTAが運営しています。PTAが調理キッチンを建設し、給食の材料であるリクニパラの保管倉庫を整備、さらにプロジェクト開始後は調理担当ボランティアを提供します。
せいぼは、調理用鍋、手洗い用の水タンク、給食のポリッジを入れるマグカップ、リクニパラ等を提供しました。マグカップは全生徒に配られ、給食の後自分でカップを洗ってから自宅に持ち帰り、翌日また持参します。

 給食の準備が整えば、この鐘を鳴らして知らせます。
 
                  9月の出来事
9月12日、せいぼの職員がチャングルベ小学校およびマテウ小学校へ出向き、給食開始の準備作業を行いました。
せいぼキッズはなんと50人にも増えました!
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メッセージ
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給食プロジェクト開始式
9月13日、チャングルベ小学校校庭にて給食の開始式が行われました。9つの村の村長、教育省ムジンバ県事務所、PTA、せいぼからの代表者が出席しました。
教育省ムジンバ県事務所給食プロジェクト担当マイティ・カヨヨ氏は、スピーチの中で次のように述べました。「せいぼの給食支援は非常に良いタイミングで開始されました。今年のメイズ(マラウイ人の主食)の収穫は天候不順により予想を大幅に下回ったため食糧不足が避けられない状況となっており、せいぼの給食プロジェクト拡大は、大変ありがたい支援です。また、今年度より教育省は小学校の終業時間を、昨年までの午後12時から午後2時に変更しました。学校で食事を摂れることで、生徒たちはエネルギーを維持し終業時間まで授業に集中できるようになります。」
 
8年生の女子生徒モデスター・コッサは、自作の詩を披露しました。「せいぼ、私たちを助けてくれてありがとう。私たちは空腹のために授業に十分集中できなかった。でもせいぼが給食をもってきてくれた。これで私たちの問題は解決される。授業に集中することができる。」
3児の母親リンダ・ムサレは、「干ばつのために、今年は特に子どもたちがお腹をすかせています。せいぼの給食支援は、地域の子どもたちの健康と教育に大きく貢献することでしょう。」と感謝の意を表しました。
またチャングルベ小学校校長からは、悲しい報告とともにせいぼへの感謝の言葉がありました。「今年2月、2名の生徒が栄養不良が原因で命を落としました。せいぼの給食支援により、2度と同じことが起きないですむでしょう。せいぼの支援に感謝します。」

 
マテウ小学校
マテウ小学校は、ムジンバ県の幹線道路から4kmほど山奥に入ったところにあります。生徒数は195名、教員は7名です。生徒は圏内の5つの村から登校してきます。
深井戸は学校の敷地内にはなく、約2km離れたところにあります。
現在、教室は4つしかなく、晴天の時は半数の生徒が教室を利用し、残りの半数は屋外で事業を受けます。雨天の時は、ひとつの教室を他の学年の生徒と共有しなければなりません。
給食プロジェクト
給食プロジェクトは、学校域内9つの村のPTAが運営しています。チャングルベ小学校と同様、PTAが調理キッチンを設置し、リクニパラの保管庫を整備、さらに調理担当ボランティアを提供します。
せいぼは、調理用鍋、手洗い用水タンク、マグカップ、リクニパラ等を寄付しました。マグカップは、マテウ小学校でも、生徒が使用後自分で洗い、自宅に持ち帰り、翌日また持参するようにします。

給食プロジェクト開始式
9月13日、チャングルベ小学校に引き続き、圏内5つの村の村長、教育省ムジンバ県事務所、PTA、せいぼ代表者の参加の下、給食開始式が行われました。
開会式では、学校長より「せいぼの給食支援に感謝します。これで生徒の欠席率は減少するでしょう。」との感謝の表明がありました。また教育省ムジンバ事務所のラング(Lungu)氏は、式典に出席した保護者へ「せいぼの支援のおかげで今日から給食が支給されます。子ども達を学校に通わせ、必ず小学校を卒業させてください。」とのメッセージを送りました。
 
これまでの成果と今後の課題
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給食摂取時間の確保
15分、20分または30分間を確保していますが、低学年児はそれ以上の時間がかかり、授業の妨げとなってしまいます。また全学年が同時に給食を摂取すると、最低1時間かかってしまいます。今後、生徒数2千5百人以上のマンモス校で給食を開始する予定があるため、調理、配膳方法の検討が求められます。 
支援の拡大
チャングルベ小学校では、給食開始後生徒数が増え、リクニパラとマグカップが不足する事態が起きています。今後、他校でも同様の問題が発生すると思われます。これは喜ばしいことであり、早急に支援を増やす必要があります。

 わずか15円で、マラウイのこどもひとりの給食一回分をまかなうことができます。せいぼの給食プロジェクトにご賛同くださる方は、ぜひ募金をご検討ください。10月の報告書では、ますます広がるせいぼの給食プロジェクト*についてご報告します。こちらもぜひご覧ください。
 
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