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せいぼ活動報告 2016年11/12月
 
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せいぼをご支援くださる皆様へ,
新年あけましておめでとうございます。昨年はせいぼじゃぱんとして初めての一年でしたが、お腹がすいた子どもたちを、毎日14,000人も救うことができたことは、とてもうれしいことでした。それでもまだ、この世界の貧困は絶えることがないことも事実です。貧困は自然災害よりもむしろ、人工的に作られてしまったものです。裕福な人がいるこの世界には、一方で必ず貧困で苦しんでいる人がいます。そこに私たちは普段、目を向けることはあまりありません。今では、世界中の多くの国々で、幼い子供たちが生まれつき貧困、飢餓を抱えています。彼らは苦しんで、死んで行ってしまいます。私たちの働きが、少しでもこうした子供たちに力になれるように、今年も働いていきたいと思います。
2016年、最後の取り組み
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4校の小学校に給食を送り、カプータ地区は完了!
2016年4月からせいぼは、北マラウイのムジンバ、カプータ地区の学校の生徒たちに、給食を届けています。カゾンバ小学校でのJOCA(海外青年協力隊)の給食支援を引き継ぎ、寄付で日本から頂く米粉を、現地のものに変えることで、せいぼは近年、その隣接している小学校も、給食支援を必要としていることがわかりました。せいぼがすでに支援を始めた学校と同じ地区の学校も含めて、すべての学校の子どもたちが給食を得られるとなると、全部で12,262人もの子どもたちが温かい食事をとることができるということになります。これも、すべて皆さんのご支援のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。
カゼンゴ小学校
カレンゴは、アンドレア・ジェレ町にあるムジンバ市からだいたい6キロ程度離れたところに位置しています。この地区には、2,880人の生徒と34人の先生が登録されているため、とても広い地区だと言えます。
現在この学校は、今ある8つの部屋に加えて、3つの教室を増設しているところです。さらには、学校の校庭から水を引いた28箇所のトイレも作っています。



学校給食の取り組みは、11月29日に始まりました。ロケットストーブの使い方、食べ物の調理法、衛生管理等を含め、オリエンテーションがあり、40人のボランティアも参加しました。
村長と校長先生のお話があり、給食支援事業は始まりました。マラウイにいるせいぼの職員は、現地語に翻訳した説明書を提供し、校長、村長を中心に、読んでおくように伝えました。これから、うまく活用されていくといいです。
カプータ地区の継続状況
カプータ小学校
カプータ地区の他の大きな小学校が、カフォタカ・ムクワンドワイヤの町にあります。その学校は、他の20の町に囲まれていて、それらの町は大きな教育管轄地区となっています。2469人の子どもたちと、40人の先生がその地区には登録されて学校ですが、そこに毎日使い方を教える必要のない、給食事業を行うためのロケットストーブが導入されました。
実際の給食支援は、10月30日から始まりました。マラウイにいるせいぼの職員と、現地の人々、そして日本のキャンドゥー(Can Do )の皆さんとともに、開始を迎えることとなりました。


6年生のアグネス・チサンビさんが、せいぼがすべての子どもたちが学校に通え、飢餓のせいで現地を離れなくてはいけないという状況から救われたことに感謝を述べた後、詩を読んでくれました。
 
   11月、12月の出来事
11月は、8,997人の子どもたちがせいぼに加わりました。北マラウイのカプータ地区の4つの小学校に、彼らは行くことになります。
2016年終わりまでに、せいぼは計12,261校もの小学校に給食を配布しました。さらに、1,538人もの子どもたちが保育園に通うようになりました。
   
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現地の声
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「せいぼの皆さん、給食の提供をありがとう。おかげで子どもたちは学校で一生懸命勉強できています。そして力もどんどんついています。皆さん、このプロジェクトのために、一緒に頑張りましょう!」

カネンゴ小学校 副校長 
ハミルトン・ジョナサン・
ブランダより
メッセージ
 現地の親御さんたちの言葉
現地のせいぼに子どもを預けているハッピー・フィリーさんは、このせいぼのプロジェクトが、子どもたちの空腹を改善し、食べ物を探しに、彼らが学校から逃げ出してしまわないようにしていると語っています。また、3人の子どものいるスぺキレ・ヌビレンダさんは、他の学校の子どもたちにも、たくさんの給食が食べれる機会を提供してほしいと、せいぼに語っています。

 先生たちから
ムジンバの小学校の校長であるモヨさんは、生徒たちのモチベーションアップだけではなく、保護者の皆さんにも、せいぼの活動は元気を与えていることに感謝をしています。

せいぼとして未来を担う
せいぼの活動は、今のマラウイの学校の支援だけではなく、それを通して、彼らの未来と向き合うことで、大きな影響を与えているといえます。その活動の姿は、現地の人々に希望、勇気を与え、その生活をもっと充実したものにしています。ご飯をちゃんと食べることから始まる、こうした現地の開発は、大きな意味を持っていることが実感できます。こうした現地の言葉に支えられて、せいぼはこれからも歩んでいきたいと思います。

 
デイヴィ小学校



ムジンバ地区の北東2キロのところにある小学校が、デイヴィ小学校です。618人の学生と、24人の先生がいます。そのうちの16人は、student teacherといい、学生ですが、先生として勉強を教えることができる人です。デイヴィ小学校は、小さな学校とされているのでしょうか。こうした制度がとられているのですね。

11月28日の給食事業の開始以前に、デイヴィ小学校にせいぼは、以下のものを提供しました。
ロケットストーブ(120L) 2台
マグカップ618個
手洗い用バケツ(20L)3台
洗面器4つ
調理用棒3本
料理提供用マグカップ6個
ヘゼキア・ムワザさん(上記の写真)は、毎日温かい食事がことは、夢のようなことであると、彼の町のコミュニティーを代表してスピーチをしました。
ムジンバのLEA(Local Education Authority)の小学校での様子
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ムジンバのLEAの小学校のキッチンは、私たちが給食事業を開始する際、まだ完成しておらず、はじめは外で料理を開始しました。しかし、うれしいことに、12月1日の開始日には、地元のボランティアが寄付をしてくれ、学校のキッチンもすぐ完成しました。上記の写真は、伝統的な衣装を身にまとい、せいぼのメンバーと一緒にキッチンの完成、給食事業の開始をお祝いしてくれたときのものです。
せいぼの給食提供の事業は、マラウイの次の世代のためにも、大きな影響力を持っています。そして、その影響は世代を越えて、連綿と続いていきます。そして、まさに今も、その努力は続いています。どうかこれからも私たちの活動を支えてくだされば幸いです。
ありがとうございました。
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